イベルメクチン は日の目を見るのか

北里大学の大村教授が40年前に開発したイベルメクチンが注目を集めています。大村教授は2015年にノーベル生理学・医学賞を受賞しています。ゴールデンウィークの最中に安倍首相は非常に高い期待感を示し、間髪入れずに西村新型コロナ担当大臣が北里研究所を視察しました。

イベルメクチンとは

それほど古い薬が何故、注目を集めているかというと、新型コロナウイルスに有効である症例報告が出てきているからです。

アメリカからの報告

アメリカのユタ大学を中心とした研究チームがまとめたところによると、アメリカ・ヨーロッパ・アジアの169の医療機関で新型コロナウイルス患者1400人を調査し死亡率を比較。イベルメクチンを投与していない患者の死亡率は8%だったのに対し、投与した患者の死亡率はおよそ1%だった。人工呼吸器が必要な重症患者に限ると、前者は21%だったのに対し、後者は7%だった。

オーストラリアからの報告

オーストラリアのビクトリア感染研究所の研究グループが培養研究の中で、数々の医薬品を試す中で、イベルメクチンが新型コロナウイルスの増殖を抑え、ウイルス数を大幅に減少させる可能性を発表しました。それは、24時間後には93%の減少・48時間後には99.98%減少という、驚くべき効果でした。

アビガンとレムデシビル

新型コロナウイルスの特効薬は現状ありません。現状はアビガンとレムデシビルが有効とされています。アビガンもレムデシビルも新型コロナウイルスの特効薬として開発された薬ではなく、SARSやエボラ熱に開発されたものです。一概に単純比較は出来ませんが、レムデシビルで出ているデータを見ると、標準治療の死亡率が11.6%の時に投与した患者の死亡率は8%に減っています。腎障害や肝機能障害という副作用の懸念もあります。

イベルメクチンの過去と今

イベルメクチンは前述の様に目新しい薬ではありません。元々家畜の寄生虫感染症対策の薬として開発されました。その後に発展途上国の寄生虫感染症にも効果があることがわかり、ヒト用のイベルメクチンが開発されました。熱帯亜熱帯エリア途上国の人を多数救ってきた実績があります。アメリカFDAにも認証されていて、特に副作用も認められず、特許も切れて(大村教授は特許を放棄しています)います。日本で虫下しのニーズは動物が主で、獣医さんの手元には多数在庫が有る、ありきたりの薬で単価は100円ほど。つまり、安全性が担保されていて在庫も大量にあり、生産手段もすでに確保されていると言うことです。

フランスからの感謝状

日本ではPCR検査数が少ないことが、内外から指摘されています。医療崩壊を防ぐために、むやみに検査数を増やさない事を国が大事にする方針だった事もあるでしょう。厚生労働大臣の、国民の勘違い発言が問題になっています。基準が変わったことで、PCR検査希望者の保健所への電話が鳴り止まないそうです。

個人的には、検査すればいい!という考え方には反対です。しかし、絶対数があまりに少ないと、日常に戻るための数値指針も意味があるとは思えません。検査数を増やすために、大学の活用や唾液検査の確立など意見は多様にありますが、今は検査を増やすフューズに入っています。

千葉県松戸市にあるプレシジョン・システム・サイエンスと言う会社がフランスから感謝状を贈られました。全自動PCR検査システムと試薬キットが新型コロナウイルスの検出に大きな役割を果たしているということです。

同社と東京農工大学は「ウイルス拡散を防ぐにはPCR検査診断と接触の最小限化が不可欠」として3月10日に核酸抽出からリアルタイムPCRまでを全自動化したgeneLEADシステムを活用し、新型コロナウイルスの迅速診断技術を発表しました。

沢山の感染者を出したイタリアで検査に活躍するエリテック社の全自動検査機は、この会社のOEMです。人手を介せず全自動で検査できるノウハウは日本にあったのです。検査技師の手作業によるPCR検査は12時間掛かるのに対して、2時間で機械が終わらせるそうです。厚生労働省はPCR検査が進まな理由として、専門の人手が無いことを繰り返し述べています。東京農工大学が絡んでいるから、文部省の管轄でしょうか?技術を輸出しているから経産省の管轄でしょうか?

イベルメクチンを認めたくない勢力

世界で立ち向かうという言葉を鵜呑みにしてはイケないのでしょうか?まず出来る事を迅速にやってみることは駄目なんでしょうか?

アメリカFDA

アメリカFDA獣医学センター所長のDr. Steven Solomonは4月10日に発表した声明で、イベルメクチンを新型コロナウイルスに投与することを、やんわりと否定しています。

April 10, 2020

Dear Stakeholder,

The FDA’s Center for Veterinary Medicine has recently become aware of increased public visibility of the antiparasitic drug ivermectin after the announcement of a research article that described the effect of ivermectin on SARS-CoV-2 in a laboratory setting. The Antiviral Research pre-publication paper, “The FDA-approved drug ivermectin inhibits the replication of SARS-CoV-2 in vitroExternal Link Disclaimer,”  documents how SARS-CoV-2 (the virus that causes COVID-19) responded to ivermectin when exposed in a petri dish. This type of study is commonly used in the early stages of drug development. Ivermectin was not given to people or animals in this study. Additional testing is needed to determine whether ivermectin might be safe or effective to prevent or treat coronavirus or COVID-19.

Ivermectin tablets are approved for use in people for the treatment of some parasitic worms (intestinal strongyloidiasis and onchocerciasis) and ivermectin topical formulations are approved for human use by prescription-only for the treatment of external parasites such as headlice and skin conditions such as rosacea.  Ivermectin is FDA-approved for use in animals for prevention of heartworm disease in some small animal species, and for treatment of certain internal and external parasites in various animal species. 

FDA is concerned about the health of consumers who may self-medicate by taking ivermectin products intended for animals, thinking they can be a substitute for ivermectin intended for humans. People should never take animal drugs, as the FDA has only evaluated their safety and effectiveness in the particular animal species for which they are labeled. These animal drugs can cause serious harm in people. People should not take any form of ivermectin unless it has been prescribed to them by a licensed health care provider and is obtained through a legitimate source.

Ivermectin is an important part of a parasite control program for certain species and should only be given to animals for approved uses or as prescribed by a veterinarian in compliance with the requirements for extra-label drug use. Due to potentially elevated interest in ivermectin following the new research, some products may not be available. If you are having difficulty locating a particular ivermectin product for your animal(s), the FDA recommends that you consult with your veterinarian. 

The FDA has established a cross-agency task force dedicated to closely monitoring for fraudulent COVID-19 products that reaches out to major retailers to ask for their help in monitoring online marketplaces. Products that claim to prevent, diagnose, treat, or cure COVID-19 are subject to FDA investigation and potential enforcement action if they have not demonstrated safety and effectiveness for that intended use. The task force has already worked with retailers to remove dozens of these types of product listings online. 

Please help us protect public health by alerting FDA of anyone claiming to have a product to prevent or cure COVID-19 and to help safeguard human and animal health by reporting any of these products to FDA-COVID-19-Fraudulent-Products@fda.hhs.gov or 1-888-InfoFDA (1-888-463-6332).

We recognize this is a challenging time and urge you to continue practicing social distancing by sharing this information electronically.

Thank you for your support. Please stay safe and healthy.

Dr. Steven Solomon
Director of FDA’s Center for Veterinary Medicine

韓国 中央防疫対策本部長

やり手と評判の韓国のチョン・ウンギョン疾病管理本部中央防疫対策本部長は定例会見で、イベルメクチンは臨床適用には非常に無理があり、限界があると述べています。

日本 厚生労働省

安倍首相の意思を受けてノーベル賞受賞者の大村先生を訪ねたのは、厚生労働大臣ではなく、西村コロナ担当大臣でした。

平時には解らないことが、色々解りました

今回、国の対応力で差が出たのはITへの対応力が大きかったと思います。日本のIT担当大臣を見ていると悲しくなります。

日本だけで見ても、オールジャパンで立ち向かうというのは号令だけです。相変わらずの縦割り行政による弊害が顕著に出てきています。

知事の能力も、あぶり出されました。平時には目立つことが無かった知事の、誰が本当に仕事が出来て、誰がポンコツなのかがよく見えてきました。

既得権益・利権の思惑があるのは、日本だけではないです。1錠100円で解決してしまったら、困る人が確実にいます。しかし、感謝する人の方が天文学的に多い事は間違いありません。新型コロナウイルスと直接関係はありませんが、検察庁の定年延長法改正にTwitterで470万人以上が抗議の署名をしています。これを機会に立ち止まって考えることで、未来はきっと変わります。

次の選挙が楽しみです

イタリアの新型コロナウイルス感染拡大から考える 合理化の先にあるもの

2020年3月29日現在、新型コロナウイルス(新型コロナウイルスはどこから)の感染による死者は世界で3万人を超えました。トルドー首相も感染した英国が1,000人を超え、イランやフランスでも2,500人を数え、その中で一番多いのがイタリアで1万人を超えています。イタリアがここまでの状況になったのは何故でしょう?

無駄は悪ですか?

世界中がグローバル化を正義とし、競争力の為に無駄を排除する動きが止まりません。どんどん合理化されるからこその恩恵も確かにあるでしょう。安価な労働力を求めて世界の裏側まで行くことを厭わない愚直な仕事に対する成果として、高価だったモノが手の届く値段になる。素晴らしいことです。よく車のハンドルに例えられますが、遊びのない操舵は危なくて乗られないと言われます。

遊びとか無駄で成り立ってる筆頭はファッションかもしれません。「纏う」という事に遊びや無駄が無くなったら、それは人民服です。大事な部分を隠し保温機能があればいい。合理化とか無駄を排除していったら、結局そうなるでしょう。しかし、苦境に喘ぐ洋服業界は、すでにそんな動きに飲み込まれつつあります。一部のアパレルを除いて、デザイナー・パタンナーなどの専門職を置かない会社が増えています。(詳細は洋服業界流通の裏側をご覧下さい)合理化の名の下に無駄を削減して大切なものを失うのは、日本だけの話では無いようです。職人技が冴えていたイタリアも例外ではありません。それに変わって出てきたのは、元々守るものが少なかった国から出現した合理化に振り切ったファストファッション企業達です。

現場は戦争だ

医療崩壊

日本でPCR検査が遅々として進まない事に非難がありました。感染者数で、北海道と愛知県が先行しました。どう冷静に考えても、海外からの往来が盛んで人口も多い東京や、観光客の多い京都・大阪などの関西エリアの数字が低いのはおかしいです。陽性が出たら隔離して対処療法を迫られる現実を考えて、医療崩壊を避けるためにだったと思いたいところです。東京の感染者が東京オリンピック延期と同時に一気に増えたのは疑問ですが・・・。

イタリアでの死者や感染者が多くなった原因の一つに、医療崩壊があると言われています。数年前からユーロ圏内でのポジションを守るために財政健全化を推し進めて、医療の縮小化・合理化を一気に進めてきたことが今回裏目に出ました。

日本でも公立病院を中心に、医療現場最前線の合理化削減が盛んに言われていましたが、考え直すことになると思います。平時の無駄が無くなることの怖さを思い知りました。

イタリアと中国の関係性

医療崩壊が感染者増加に輪をかけた事は理解出来ます。話し好きで飛沫を飛ばし、ハグやキスの文化で広がったことも確かにあるでしょう。でもウイルスがどこから来たのか元々を考えると、中国との関係性無くして語れません。

イタリアは中国の巨大経済圏構想「一帯一路」 にヨーロッパ圏でいち早く参加し、年間の中国人観光客が600万人と爆発的に増加しています。公式の発表では1月末にイタリア初の感染確認は湖北省武漢市から来た中国人旅行者でした。

中国からの観光客と新型コロナウイルスとの因果関係はオフィシャルには語られていません。それはイタリア全土で40万人の達する(合法的に30万人以上とされる)とされる中国系住民がいることと無縁ではないでしょう。

街角にある小洒落たエスプレッソを出す店のオーナーが中国人であることは、決して珍しくありません。移民二世が働ける年齢になり、ビジネス規模は拡大の一途です。

永年の権力掌握者が最初にやったこと

習近平がやったこと

習近平が権力を掌握し、力をいれて行ったことのひとつに、偽物ブランドの排除があります。粗悪なブランドコピー商品の製造工場は先進国と戦っていくのに、不都合な真実だったからです。その工場が集中的にあったのが、 今回のウイルス感染が深刻な浙江省だったのです。工場の経営者達の多くは中国の工場を引き払ってイタリアに渡りました。メードインイタリアを求めて。

プラートという街

イタリアのトスカーナ州にあるプラートという街は、洋服業界でイタリアと少しでも関わりのある人間で知らない人はいないでしょう。12世紀頃から織物で有名で、その職人技が戦後の復興に一役買ったとこは間違いありません。ゼニアロロピアーナなど上質な織物を供給するエリアには、それを使って最終商品にするブランド工場も集まります。

丁寧な仕事を信条としていたプラートにも合理化の波が押し寄せます。1990年頃から、安い労働力で生産された中国製の生地に顧客を奪われていきます。

職人技は合理化に殺される

高級ブランドの工場も例外ではありません。職人の腕を必要としない簡単な作業、たとえばファスナーやボタン付けなどを現地に住む中国人労働者に任せる様になりました。下準備が出来た後はイタリアの職人の手によって高級ブランドの完成品になっていました。これがきっかけで、より合理化を考える様になります。中国人労働者に完成品まで全部縫わせてしまえば大幅に原価が下がる。誰が縫ったって、メイドインイタリーじゃないか。

織物は2000年に入ると、その衰退ぶりが顕著になってきます。2010年を過ぎる頃にはプラートの繊維企業は半減する事になります。そこに前述の習近平による偽物ブランドの排除がピッタリと重なってきます。

33万人の帰国者

中国を追われた経営者達は、閉鎖された工場を次々にノウハウごと買い取ります。中国から輸入した生地を使ってイタリアンスタイルの商品を製造します。これは偽ブランドではありません。買い取ったブランドか、独自のブランドで正当なメイドインイタリーになります。洋服や服飾雑貨などで、効いたことないブランドだけど、イタリア製なのに随分安いなぁ~って商品を見たことありませんか?そのためにはイタリアの地で安い労働力で製造する必要があります。

今回の新型コロナウイルス騒動で、イタリアから中国に帰国した人数は現地からの情報で33万人になります。合法にイタリアに在住する中国人が大挙して帰ってきたワケではありませんから、大半の帰国した人たちは違法滞在だと思われます。数ヶ月のビザで平時は多くのイタリアと中国の行き来があったと考えるのが自然でしょう。 中国人は知り合い・ファミリーをとても大切にする国民性です。同じ中国人でも身近でない人の事は簡単に信用しません。それ故に、 新型コロナウイルスが流行重点地域である浙江省界隈の多くの人たちがイタリアと行き来していたのです。

プラートの人口は18万人ほどで、今ではそのうちの5万人が中国人になりました。

ヨーロッパ在住の日本人が東洋人と言うだけで、その国から一歩も出ていない人まで不当な差別があるというのは絶対に間違っています。それは中国人に関しても同様です。人種だけで元凶の様な扱いはナンセンスです。

この試練から何を得るのか

何を学ぶか

昨今の未曾有の経験は暗い話題やニュースばかりで、気の滅入る毎日です。そんな中で敢えて何かを学ぼうと思ったら、一度立ち止まって考える機会を与えられたということでしょうか。

併せて「新型コロナウイルス 発生を時間軸から考察する」もご覧頂ければ幸いです。

追記

安倍総理が議長を務める未来投資会議において、問題として明確に製造業の中国への依存度が高い事に触れました。今回のコロナ渦でマスクの不足が中国依存が高かったことは明快です。それをきっかけとして、製造拠点全般を大きく見直す方向に国が向くことは画期的です。民主主義国家は相互依存で成り立っている中に、異質の国が入る事のリスクが、あぶり出される形になりました。

EUの欧州委員会副院長Vera Jourovaは、新型コロナウイルス感染拡大により、EUが医療物資調達において中国やインドに病的に依存している実態が吐露したのと述べ、根本的な変革が必要だと話しました。

行き過ぎた自国主義は問題もありますが、ただ価格・経済的なメリットだけでの行動は危ないことを世界は痛感しました。

武漢からチャーター便で帰国した数百人の多くは技術者で半数は自動車・半数は半導体関連。どちらも日本の基幹産業です。

個人的には、ある意味でトランプ大統領が就任当時から言っていたことに合致する部分も多いと思います。この件に関して彼が評価される話は聞いていませんが。

新型コロナウイルス 発生を時間軸から考察する

COVID-19(新型コロナウイルス感染症)新型コロナウイルスはどこから来た?

はじめに

まず、最初にお断りしておきますが、個人的に私は中国人のことが嫌いではありません。中国人の友人が何人もいますし、中国在住の日本人とも日々コンスタントにコンタクトをとっています。憶測や噂の類いで中傷することは彼らとの友情にもひびが入ることになりますし、事実と現実をしっかり見つめたいのが本意です。日々のリアルな情報落差も気になることが多いのですが、それはまた別の機会にして今回は新型コロナウイルスがどこから来たのかについて考察したいともいます。

風邪薬が消えた

日本ではマスクがなくなり、アルコール消毒も店頭から姿を消しました。中国ではアルコール消毒をする習慣がほとんど無く、手洗いが一番大切だと毎日のように専門家が連呼する日本とはちょっと事情が違い、マスクが一番大事だとの認識が強いようです。それ故にマスク不足は日本以上です。マスクは需要に対して品不足であることは間違いないのですが、中国の店頭で風邪薬が姿を消していることは日本では殆ど報道されていません。

中国で風邪薬が薬局店頭から姿を消しているのは、需要過多による品不足から来るモノではありません。中国政府が販売を禁止しているからです。風邪薬と一口に言いますが、感冒薬や解熱剤など色々ありますが全部発売禁止です。

では何故、風邪薬が政府によって禁止になっているのか?

それは、新型コロナウイルスに感染した人間を早くあぶり出す為です。手段を選ばず、どんな手を使ってでもという必死さが、人権を上回っているということです。およそ日本で同じ事が出来るとは思えません。

迅速に対応する意味は

迅速に対応するということ

中国政府が武漢を封鎖したのは2020年1月23日のことでした。当時の死者は17人。日本人にはそれまであまり馴染みの無かった武漢という都市ですが、公式発表の人口は1100万人で実際は1300万人以上とも、中国人の方に聞いたことあります。ほとんど東京都に匹敵する規模です。たしかに未知のウイルスで17人が死亡するのは恐怖ですが、同じ事が日本で起こっても東京都や大阪府を政府が封鎖することは、あり得ないと思います。規模だけで無く、交通の要所という側面から見ても当時はそこまでやるのか!と驚きました。それと同時に疑問が沸いてきました。17人で国が本当に1000万都市を封鎖に踏み切ることを躊躇無く出来るモノか?

憶測はどうかと思いますが、事実の数字が本当は出てきていないと考えるのが自然かと考えました。実際は0が一つ・・・もしかしたら二つ分ほど桁数を矮小化しているのではないか?

では現地中国での報道は当時どうだったのか?

日本を含め世界中で報道されていた数字は、殆ど報道されていませんでした。中国の数字発表が世界に追いついてきたのは少なくとも2月に入ってからです。 そんなところからも、発表される数字に疑念を持ったわけです。そう考えなければつじつまが合わない。2月の中旬頃まではそう思っていました。

武漢華南海鮮卸売市場 は発生源なのか?

中国の街角で 武漢の市場ではありません

国営放送が報道したこと

2月17日に中国中央電視台において、直訳すると 生物の安全を確保!科学技術省は実験室、特にウイルスの管理を強化することを要求した との報道がありました。中国中央電視台は国営の中国共産党の為の機関といってもいいところです。中国政府がウイルス等の実験施設を管理強化するぞ!と中国全土に報道したワケなんです。

この報道がどうしても引っかかって、まさか・・・と思いながら武漢出身の中国人に、「武漢にウイルスだとか細菌の研究所ってあるの?」と聞いてみたところ、「聞いたこと無いなぁ・・・なんで?」との反応でした。中国現地とのやりとりは、全てが盗聴されている前提で行っていますので、それ以上の事は何も友人には伝えませんでした。

その話を聞いて、流石にそれは無いよな!ってちょっと安堵してました。ところが翌日になって、その友人から連絡があったんです。「調べてみたら、どうもあるようだ」

武漢病毒研究所は1956年に創設された、最高クラスの生物実験室を備える国内最高峰の病毒学の研究所。今回やり玉に挙がっている華南海鮮市場からの距離は12強km程度。

今回の新型コロナウイルスで犯人にされているのは、コウモリ。珍味の文化がある中国では市場で売買されているのは解る。ここで時系列を確認してみよう。

武漢が封鎖されたのは1月23日。 華南海鮮市場 が封鎖されたのは1月1日。

事の最初は2019年の12月8日、武漢市で一人の患者が地元の医院で原因不明の肺炎と診断されたことに始まる。

それから二週間以上が経過した12月26日に湖北省にある中西医結合医院で呼吸器内科主任である張継先の診断において4人の異常な肺炎患者が発生した事態を事は重大と判断され、疾病予防コントロールセンターに伝わった。

12月30日に武漢市内の医療機関に原因不明の新型肺炎患者が多数受診していると伝え報告をあげる様に通達が出た。

12月31日に中央政府から専門家チームが武漢に派遣された。間髪を入れずに発表された情報の中で初めて華南海鮮市場と何らかの関連性を持つとの情報が出た。この時点でまだ 華南海鮮市場 は通常営業している。華南海鮮市場が閉鎖されたのは年が明けた1月1日。武漢の中国軍が動いたのは1月2日。

専門誌の発表内容-中国の研究者 その1

医学界で最初の症例として発表されたのは1月24日の医学雑誌ランセットだった。武漢肺炎で最初に収容された41の症例の内容を武漢市の医師黄朝林と臨床医師や多数の研究機関のスタッフで共同研究したものだった。

1.武漢肺炎の症状が出たのは12月1日。このときに出た症例は華南海鮮市場との関連性は認められなかった上に、呼吸器の障害症状や発熱も家族には無かった。

これは武漢市政府の発表である12月8日よりも1週間早い。

2.その後、12月10日に発病が3例出た。そのうち2例は華南海鮮市場とは何の慣例性も無かった。 12月15日以降になって華南海鮮市場との関連性が疑われる症例が一気に出てきた。12月15日以降の病例と最初の病例には疫学的に関係性は見つからなかった。

3.41例中の27例は華南海鮮市場との関連性があった。残りの14例は何の関連性も無かった。

しかし、前述の通り12月31日に武漢市衛生健康委員会の発表から始まった華南海鮮市場が発生源という誘導が一本化されている。日本のメディアも何の疑問も持たず、そのまま報道した。

専門誌の発表内容-中国の研究者 その2

2月17日には中国広東省広州にある華南理工大学の肖波涛教授が学術サイトであるリサーチゲートに論文を発表している。論文は現在は削除されている上に、当該教授は行方不明になっている。

1.新型コロナウイルスはコウモリから中間宿主を経て人に感染した可能性よりも、湖北省武漢の実験室2カ所から流出した可能性を提起した。 武漢病毒研究所 よりも武漢疾病予防管理センターが震源地である可能性を主張した。 武漢病毒研究所は華南海鮮市場から12kmほど離れているのに対して、武漢疾病予防管理センターはその距離僅か280mにすぎないからだ。

2.実験室からの流出と考える理由については、新型コロナウイルスの天然宿主であるキクガラシコウモリは武漢から900km以上離れた雲南省などに生息していることと、食用としては特に中国で使われていないことを挙げている。しかも武漢市政府による報告書や武漢市民の証言を照らしても華南海鮮市場では、このようなコウモリは扱われていなかった。

3.武漢疾病予防管理センターは、解っている2017年と2019年に実験用に多くのコウモリを捕獲していることが解っている。2017年には600匹のコウモリを捕まえている中でSARSウイルスを持つとされるキクガシラコウモリも含まれていることが解っている。同センターではコウモリの細胞組織を分離させる研究を行っていて、そこで出た汚染されたゴミがウイルスの温床になった。初期に感染した患者が行った場所として協和がん病院は同センターと道を一つ挟んだだけのところにある、と主張した。

専門誌の発表内容-台湾の研究者

2月22日に台湾大公共衛生学院の方啓泰教授が、新型コロナウイルスについて台湾公共衛生学会で学術的にはと断った上で、人工的に作られた可能性があるとの発表をした。

1.中国の武漢ウイルス研究所には危険性の高いウイルスが保管されていることが解っていて、管理状況について欧米の学者が前々から疑問を抱いていた。

2.コウモリの体に見られるコロナウイルスと96%一致することがこれまでの研究で判明しているが、学問の観点から見れば99%以上でなければ一致とは見なせない。

3.他のコロナウイルスには存在しない4つのアミノ酸残基が含まれていることを、フランスの研究チームが発見した。通常の進化における突然変異でこのような状態になる確率は非常に考えにくく、実験室の中で人為的に加えられた可能性が考えられる。

人類の未来は

結論は出せないが

人類の歴史は、未知のウイルスとの戦いでもありました。今回のウィルスも遠くない将来に、人類は克服すると信じています。台湾の教授が仰るには、もしもウイルスが人工的に作られた場合は、自然界で存続することは難しく、全ての患者の治癒が完了すれば消失すると述べています。

学術的な見解や状況証拠だけで、明確に証拠が無い限りは疑わしきは罰せずでしょう。日本のメディアではこの件に関して殆ど触れないか、仮に触れたとしても詳細を検証せずに陰謀論・デマの類いとして扱われている現状があります。何故?17人の死亡で1000万人の都市を迅速に躊躇無く封鎖に踏み切ったのか?反面で、何故1月1日に閉鎖するまで市場をそのままにしておいたのか?ここまで書いてきた中でも何故?のネタは尽きません。それ故に時系列に沿って、このテーマの検証を純粋にしたくなっただけのことで、政治的な背景は一切ありません。私は今回の件で40年近く前にベストセラーになった、森村誠一氏の731部隊を思い出しました。新型コロナウイルスがどこから来たのか?私なりの結論は出ていますが、敢えてここには書きません。微力ながら読んでいただいた皆さんの、考えるきっかけになれば幸いです。

追記 その後の動き

3月13日に香港にある英字紙サウスチャイナ・モーニングポスト電子版が、中国政府の未公開資料で、新型コロナウイルスは政府が公式に発表している2019年12月8日以前に感染があったと報道した。

その資料によると、湖北省の55歳住民が2019年11月17日に感染していることが確認された。2019年11月17日より以前にも感染者がいた可能性も併せて指摘している。

何故、発症日時に差が出てくるのか?

3月12日に中国外務省の女性報道官が自身のSNSを通じて

「アメリカ軍が武漢に新型コロナウイルス感染症をうつした可能性がある」

と主張しています。それだけでも・・・なんだそれ?ですが

「アメリカ軍は資料を公開してこれについて透明性をもって明らかにするように」「アメリカ軍は我々に説明する義務がある」

と続きます。詳細を調べてみると、2019年10月18日から27日まで世界軍人体育大会が開かれてアメリカを含む105カ国の軍人が参加するイベントがあり、そこでアメリカ軍がウイルスを拡散させた可能性というのですが・・・・・何の科学的根拠もありません。

この大会に参加した軍人が中国国内を自由に動けるはずは無く、ばら撒くなら他国を含めた軍人達に感染するのが自然だと思いますけど。この話をまともに受け取って「そうだったのか!」と納得する人がいるとは思えません。

このイベントの期間に、最初の感染者が出た時期が近すぎると、練り上げた理屈が通らなくなるから12月8日を動かしたくないのでしょう。

しかし、中国国内では事情が違うようです。複数の中国人から事実である前提で、アメリカ軍が中国に新型ウィルスを持ち込んだと耳打ちされました。あらためて情報統制の凄さと洗脳の深さに愕然としました。自国からウイルスを拡散させたこと、初期対応・情報公開に問題があったことも全て棚上げして、全力で国を挙げて動く今の中国は、今後どこへ向かうのでしょうか。

追記 その後の動き2

2020年4月14日ワシントンポスト紙は、米国務省の公電がコウモリウイルスを研究する武漢研究所の安全問題を警告した事を掲載した。同月15日呼応する様にトランプ大統領は、それまで主張してきた中国責任論から一歩踏み込んで、新型コロナウイルスは中国の研究所由来であると述べた。徹底的に調べると断言した。

フランスでもノーベル生理学医学賞を受賞したリュック・アントワーヌ・モンタニエ博士が数学者達と新型コロナウイルスを分析した結果、人工的に手が加えられたウイルスであると断言した。またこのウイルスは武漢ウイルス研究所から事故で漏洩した可能性が高いと述べている。

追記 その後の動き3

2020年4月23日にNHKの通常ニュースの中で、新型コロナウイルスの発生源について真相究明を求める声が世界で広がっていると報じました。

アメリカ・オーストラリア・ドイツ・フランスなどの各国首脳が透明性のある武漢への調査が必要である旨を異口同音に発言しています。ニュースの中では武漢ウイルス研究所などの施設も具体的に触れました。

中国の報道官はアメリカの国務長官が武漢の研究施設等を調査のために公開することを求めたのに対し「アメリカの政治家はみずからの失敗をよそのせいにして責任を逃れようとしているが、アメリカ国内の感染状況の改善や国際協力に役立たない」と述べています。

ウイルス収束後の世界のバランスは、大きく変わっていくかもしれません。

追記 その後の動き4

フランスで2019年の12月27日に採取し保存してあった冷凍検体を調査したところ、40代の肺炎患者の男性から新型コロナウイルスに感染していたことが解ったと発表がありました。救急外来の責任者が述べているので信憑性は極めて高いです。詳細は解りませんが、全部の患者の検体を冷凍保存しているとは考えにくく、現場の医師が症状から何かおかしい!と判断して保存していたと考えられます。素晴らしい判断です。

フランスで最初の感染者が見つかったのは1月24日とされていますから、1ヶ月前・潜伏期間を考えると、もっと前に感染していたことになります。男性に中国への渡航歴はありませんが、男性の奥様が空港近くが勤務先で中国人との接点が認められます。奥様に症状は出てきませんが、子供はインフルエンザのような症状がありました。

アメリカのPennsylvania州Pittsburgh大学医学部助教授・劉兵さんが自宅で殺害されました。犯人は現場からほど近い車中で自殺している中国人男性が見つかりました。大学によると、劉助教授は新型コロナウイルスの感染メカニズム・合併症の研究を進め、非常に重要な発見をする段階に近づいていました。劉助教授の近隣住民は事件当日に銃声などは無かったと語っています。

事態はますます混沌としてきました。

予言の書ではないけれど、驚くくらいリアルです

2010年に発刊された 高嶋哲夫さんの首都感染 (講談社文庫) が話題になっています。予言の書かどうかは別にして、私も一気に読みました。以下、Amazonの紹介文です。

二〇××年、中国でサッカー・ワールドカップが開催された。しかし、スタジアムから遠く離れた雲南省で致死率六〇%の強毒性インフルエンザが出現! 中国当局の封じ込めも破綻し、恐怖のウイルスがついに日本へと向かった。検疫が破られ都内にも患者が発生。生き残りを賭け、空前絶後の“東京封鎖”作戦が始まった。