オールドレンズ 超望遠 が格安で! New MD300mm F4.5

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rokkor lens series 5

お財布にも優しく軽量な、お手軽なズームレンズが増えました。ただ、単焦点300mmとなると選択肢はそんなにありません。あっても非常に高価です。オールドレンズなら気軽に試せます。

望遠レンズの区分け

フィルム時代の最初の一本は、以前にも書きましたが50mmが長い間君臨してきました。この50mmは使えば使うほど面白いのですが、やっぱり次の一本が欲しくなります。ここで広角レンズに行くのは、なかなかマニアックな方でした。多くの人は望遠レンズを物色します。

望遠レンズと呼ばれる中で、100mmくらいまでの85mmや100mmを中望遠、300mmくらいまでの135mmや200mmを望遠、それ以上を超望遠と区分けしています。この中で一番人気はダントツで望遠区分です。特に135mmは次の一本のニーズを汲み上げるべく、メーカーも力が入っていまして、F値を価格別に2通り用意している会社が多かったです。当時のミノルタ・ロッコールレンズでは、F3.5で定価が23,000円でF2.8で定価が35,000円でした。交換レンズとしては、非常に買いやすい価格を設定していたわけです。

中望遠は、そこそこの明るさで価格も3万円~4万円くらいでした。85mmF1.7なんてポートレートレンズって呼ばれてまして、今ならその良さは物凄く解ります。100mmも割と近い良さがありますが、標準レンズの50mmとの差がもっと欲しいのと、価格が魅力的というので135mmに軍配が上がります。

200mmもF値を2タイプ用意してました。F4は普及タイプで定価38,000円。F2.8だと9万円弱という価格でした。300mmになるとF4.5で62,500円。価格的に最初の一本にはやっぱりなりません。

テレプラスという飛び道具

お手軽に焦点距離を伸ばす選択肢として、「テレプラス」というボディーとレンズの間に挟む安価なお気軽レンズを売ってまして、コレを使えば焦点距離が倍になりますから、135mmでいいじゃん!という後押しになるわけです。当時の一番人気はケンコー社でした。今もレンズメーカーのトキナーと合併して存在しています。

ただ、そんなに上手い話は無いです。「テレプラス」は焦点距離が倍になるのと引き換えに、F値も倍になります。135mmF3.5に装着すると、焦点距離は確かに270mmと非日常の世界になるのですが、F7という開放値になります。暗いファインダーだと環境によっては撮影になりません・・・。画質もウンザリする様なものでした。

最初の一本

ちなみに筆者の最初の一本は、望遠ズームでした。本当に欲しかったのはロッコールの75-200mmf4.5だったんですが、お値段は10万円弱・・・当時の筆者には、とても手の届かないので、ふと横を見ると100mm-200mmF5.6がオイデ・オイデしてます。価格も43,000円と現実的です。ただ、格好がよろしくない。比較すると口径が小さく、望遠側にすると外観がニョッキり伸びる上に、押し出すと望遠というのが生理的に違う!

タムロン

ここに救世主が現れます。レンズ専業メーカーです。当時の双璧は、タムロンとシグマでした。タムロンは同タイプの望遠ズームを長さが変わらない、焦点距離はリングで回す、ピントリングは別という二重に別操作するタイプをリリースしていました。口径もそこそこ大きく、価格的にはロッコールの半額以下で魅力的です。ただ、当時のタムロンはカメラメーカー各種のマウントを別売して取り付けて使うシステムでした。ここに不安があったのと、ピントとズームが一体型で手前にぐっと引くと望遠になる事が諦めきれません・・・。

シグマ

シグマがやってくれました!憧れのピントとズームが同一で、ロッコールの75-200mmとほぼ同じデザインの80-200mmF4.5をやはり半額以下でリリースしてきたのです。外見も立派だし、ニーズにピッタリで飛びつきました。

最初はウキウキして使っていましたが・・・、使えば使うほど何か違う。立派なのは見かけだけで、どうにもこうにも満足いく画が得ることは出来ませんでした。一度手に入れたレンズを売り飛ばしたのは、後にも先にもこの一本だけです。

呪縛からの解放

随分と脱線しましたが、これが切っ掛けで望遠がトラウマになってしまいました。長いこと広角レンズ偏重の時間が続いてしまった訳です。この呪縛が解けたのはデジタルになってからです。望遠ズームの性能が飛躍的に良くなって、コンパクトになりました。さらに拍車をかけたのは、マイクロフォーサーズを使い始めたことです。当時は毛嫌いしていた望遠が、純正ロッコールの描写を知らなかったことと、明るさが変わらず焦点距離が倍になる!ことで楽しみが増えました。それで調子に乗って300mmを探して入手したわけです。

超望遠スナップ

300mmをマイクロフォーサーズで使用すると600mm換算になります。本来なら三脚を使ってじっくりと狙うのが正しい使い方だとおもいますが、ボディーの手ぶれ補正が効く機種なら手持ちでガンガン持ち出すのが楽しいと思います。ボディーも小さいので可能なんです。言うなら「超望遠スナップ」非日常の視点で思うがままに切り取る楽しさは邪道なんでしょうけど・・・面白いです。超望遠スナップの撮影例を見てみましょう。

撮影例 New MD 300mm F4.5

モデル

散歩してたら出会いました。初めてなので警戒されがちですが、距離をとれるので、こんな顔が撮れます。

おかあさん

子供達が夢中で遊ぶ姿を、距離をとって見守るお母さん。

夏の陽射し

散歩の途中に前を行くご婦人が、夏の日差しに包まれて。

やさしい目

優しく見守るお母さんの目は、人間を含めて生き物共通ですね

誰にも止められない 誰にも止められない

子供のエネルギーは、時折無尽蔵じゃないかと思います。

入り口はココかな

蓮の美しさの周りにもドラマがあります。

変わらない

もちろん、こんなのも。これは三脚使っています。

使い道はイロイロ

元々の販売本数が少ないからでしょうか、最近はあまり見かけなくなってきました。高価な超望遠単焦点レンズなら、雑に使うことは躊躇いますし、スナップに使うことなど考えてもみないでしょう。オールドレンズには、こんな楽しみ方もアリだと思います。

オールドレンズを使用するのには、マウントアダプターが必要です。

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カメラによって選べるマウントが各社から販売されています。
 
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マイクロフォーサーズでロッコールを使う一例です。価格の違いは精度の違い。筆者は2,000円代のタイプを使っていますが、不満はたいしてありません。

ロッコールレンズは超望遠以外にも、美味しいレンズが沢山有ります。
是非、こちらもご覧ください。

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投稿者: enblo

デジタル・流通・服飾 変わり種ライター集団です

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