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コスパ重視ならUQモバイルはやめておけ!

スマホ代

「UQモバイル」はauを擁するKDDIが提供しているauのサブブランドであり、メインプランのauに料金で不満のある小容量から中容量利用のユーザーの受け皿として機能してきました。

 

auと同じ通信環境を安価に利用ができるスマホプランとして、筆者も利用していた経験がありますし、周りにも積極的に勧めてきました。ただ、最近のUQモバイルについては色々と疑問があり、現在ではおすすめすることはありません。

 

新しいプランの発表で料金は割高になり、プラン内容も使いにくくなって小さな容量は割愛されて、既存プラン利用者についても2025年11月から一斉に値上げがされました。現在はおすすめしない、UQモバイルはやめておけ!という理由について解説します。

 

 

現在のUQモバイルのプラン内容

 

2025年6月3日から改定されている、「UQモバイル」のプラン内容から確認していきましょう。

 

プラン名 トクトクプラン2 コミコミプランバリュー
容量 5GB未満 30GB 35GB
基本月額 2,948円 4,048円 3,828円
家族割 0円 0円 0円
セット割 1,100円 1,100円 0円
割引後 1,848円 2,948円 3,828円

 

それまでは3つあったプランが、2つに集約されました。

 

トクトクプラン2

トクトクプラン2は、月に5GB未満の利用に留まった場合は基本の月額料金は2,948円で、5GBを超過した場合の月額料金は4,048円になり、30GBまで利用ができるプランです。

 

指定された自宅のWi-Fi用回線を併用することで「セット割」が適用されて、月額1,100円の割引がされます。割引後は5GB未満の場合は月額1,848円で、5GBを超過した場合は30GBまで月額2,948円になります。

 

auの公式HPの料金紹介では、au PAYカードを支払い方法に設定した場合は220円の加算がされる形で記述されています。しかし、これは単身利用の場合なら単純に月額料金から引き算をしても良いのですが家族出利用する場合、この指定カードによる支払いはあくまで1回の支払いについての割引額なので事情が変わってきます。そのため、今回掲載した表ではカード割引は考慮していません。別のカードで支払う方も多いですしね。

 

 

コミコミプランバリュー

コミコミプランバリューは、ドコモのオンライン専用プラン「ahamo」に対抗するプランだと言えます。そのため、「セット割」などの割引制度の適用は基本的に無く、電話通話のかけ放題(1通話10分まで)も付帯しています。

 

しかし内容は「ahamo」と差別化が図られており、月に利用ができる容量は35GBとahamoよりも多く(ahamoは30GB)、1回に電話通話で使える時間が10分と長く(ahamoは5分)、その分だけ月額料金はahamoよりも3,828円と高くなっています。(ahamoは2,970円)

 

 

 

 

UQモバイルをおすすめしない理由

 

UQモバイルの最近の動きをつぶさに見ていると、近いうちに大きな買い物(企業買収など)を考えていてキャッシュが必要なのか?や、UQモバイル自体が収益に貢献することが見込めず、いずれはプラン集約をして廃止したいのか?などの穿った(うがった)見方をしたくなります。それこそが、UQモバイルをおすすめしない理由です。

 

割高でコスパが悪い

UQモバイルをおすすめしない最たる理由は、コスパが悪いからです。auをご利用中のユーザーで、スマホの支払い料金を節約したいというニーズなら、別の選択肢をおすすめします。

 

5GBを少しでも超過すると一気に料金が上がる

今回のトクトクプラン2の一番の問題点は、5GBを少しでも超過すると一気に支払い料金が上昇する従量制プランであることです。別の言い方をするなら、5GBを利用するユーザーも、30GB分の料金を毎月支払う必要があるということです。

 

利用者が多い小容量利用ユーザーは割高な支払いを強いられる

スマホプランで消費している月間通信量

 

もっと少ない容量利用者にも、トクトクプラン2は問題があります。

 

このグラフは、MM総研が発表している「携帯電話の月額利用料金とサービス利用実態」(2025年7月調査)を可視化したものです。ギガ消費容量別に見ると、最も多いのは月に1GB未満であることが解ります。

 

半数以上を越えるスマホユーザーが利用しているギガ容量は月に3GB未満で、4人のうち3人は月に10GB未満であることを表しています。

 

旧プランでは存在していたミニミニプランは、基準になる3GBよりも1GBの余裕がある4GBのしきい値で、従量制ではなく容量が決められたプランで安心して利用することができました。月額料金もリーズナブルで、基本料金は2,365円・「セット割」を適用すると1,265円になり、積極的におすすめすることができました。これが無くなっていることが大きな問題点です。

 

また、スマホユーザーの1/4を占める月に1GB未満のユーザーの受け皿として、旧トクトクプランでは1GB未満のしきい値が存在していて、基本料金2,277円・「セット割」を適用すると1,177円で利用することができました。プラン改定でこちらも無くなっています。

 

つまり、半数を超える3GB未満のスマホユーザーは5GB分の料金を毎月支払うことになり、20数%が存在する10ギガ未満のスマホユーザーは、毎月30GB分の料金を支払う羽目になるということです。

 

値上げのエクスキューズに魅力が無い

単純に月額料金の値上げをすると、ユーザー離脱を招く恐れがあると考えたのではないか?と推察されますが、値上げだけではないエクスキューズを入れ込んでいます。

 

新プラン(トクトクプラン2・コミコミプランバリュー)では、スマートフォンと衛星が直接通信サービスの「au Starlink Direct」が、月額550円のオプション料金で利用ができるようになりました。これはau以外のユーザーが利用する場合の月額料金1,650円よりも大幅に安いですが、利用ができる機種はiPhone(13以上)・pixel(現状は9以上)とauで販売した機種の一部に限られます。また、それに加えて使える内容はメッセージアプリで文字の送受信ができるなど限定的でしかなく、一般的なインターネットの利用はできないため、恩恵として感じるユーザーがどれほど居るのかについては甚だ疑問です。

 

コミコミプランバリューでは、ローソン買い物時のポイントアップや割引サービスの提供、TOHOシネマズでの割引などに利用ができる、月額548円で提供されている「Pontaパス」が無料で利用できることが加わりました。こちらも普段からローソンで買い物するユーザーなどにはメリットがありますが、全てのユーザーが嬉しい特典とは言えません。

 

これらは総じて魅力に乏しいと言えます。

 

既存プランは今後も値上げの可能性がある!?

スマホプランは、本来ユーザーと通信事業者の契約によって成り立っています。そのため通信事業者による一方的なプラン内容の変更は、行われないことが一般的です。期間限定と最初から謳っている料金が通常に戻る(つまり値上げです)ということはあっても、契約しているプラン内容が一方的に変更されて料金が上がるというのは、ユーザーの信用を著しく傷つけるため、過去には楽天モバイルの0円廃止くらいしか記憶にありません。

 

楽天モバイルのケースは、サービス開始にあたって提供したお試し要素が強い特殊(無料ですから)な事例ですが、それよりもユーザー数が遙かに多いKDDIのスマホプラン「au」「UQモバイル」において、既存の契約者プランの料金まで値上げに踏み切ったのは驚きです。

 

 

 

 

 

国が行う消費税もそうですが、一旦導入という山を踏み越えれば、その後は事情によって税率を上げてきたのはご存じの通りです。禁断の策に手を付けたKDDIは、今後も会社の事情によっては既存プランの値上げをする可能性があると言えます。税と違うのは、消費者として選択の自由があるということです。そのため、積極的にUQモバイルはおすすめしません。

 

 

auの通信環境をコスパ良く使うなら「povo」がおすすめ

 

(出典:povo

 

スマホ代を節約したいauユーザーにおすすめしたいスマホプランは、UQモバイル以外に色々ありますが、auの通信環境を変えたくないならば、全く同じ通信速度や電波を使う、KDDIが提供しているオンライン専用プランの「povo」がおすすめです。

 

「povo」は従来のスマホプランの概念を根底から覆す、基本月額料が無料であり、必要なデータ量を「トッピング」と呼ばれる手段で追加します。UQモバイルよりも無駄なく、大幅にコスパ良く利用することができます。

 

通常トッピングのバリエーション

「povo」のトッピングは、容量と有効期間で料金が異なります。容量が大きく使える有効期間が長ければ高くなり、容量が小さく有効期間が短くなれば安くなっています。通常のスマホプラン容量は、基本的に1ヵ月に使うギガ容量だけを考えますが、使う月と使わない月で変動があるユーザーにはとても合理的に利用できます。

 

データ容量トッピング

有効期間

容量

料金

365日 60GB 120GB 360GB
13,200円 21,600円 26,400円
180日 1GB 150GB 180GB
1,260円 12,980円 14,880円
90日 60GB 90GB 300GB
6,490円 7,980円 9,834円
30日 3GB 5GB 30GB
990円 1,380円 2,780円
7日 1GB
390円

 

365日の有効期間があるタイプは、1年間のギガ容量を前払いする使い方であり、前払いの分だけ割安な料金が設定されています。

 

7日の有効期限で1GBという一見すると不思議なトッピングは、主にサブ回線として2枚のSIMが使えるデュアルSIM対応のスマホで、メイン回線の容量だけでギガ容量が足りた場合のpovoの請求は0円であり、月末近くにギガ不足になったら390円で1GBをコスパ良く利用するという使い方などが考えられます。

 

敢えてサブ回線用だと言い切れるのは、povoユーザーが利用するには割高になるからです。たとえば、3GBのトッピングを利用しているユーザーが30日以内でギガを使い切ってしまった場合、7日間で1GBのトッピングをするよりも、3GBのトッピングをする方が合理的だからです。25日に使い切ったらギガ不足に苦しむのではなく、前倒しで新たに3GBの容量がスタートするという考え方です。

 

180日の有効期限で1GBのトッピングも、同様にサブ回線で利用することを想定して提供されていると推察できます。普段はメイン回線を利用していても、通信障害で使えなくなることもありますし、場所によってはメイン回線がどうしても繋がらないケースなども考えられますよね。そんな時にpovoをサブ回線用としてスマホにSIMを設定しておけば、緊急回避の回線として普段の基本料無料で備えることができます。(メイン回線がau以外で有効な手段でauやUQモバイルでは意味がありません)

 

 

限定使い放題トッピングも合理的

3大キャリアで使い放題を利用すると、基本月額で7,000円から8,000円程度になりますが、生活の中でずっと無制限で利用し続けるユーザーは現実には考えにくいですよね。たとえば、休みの日だけ存分に利用がしたいだけなのに、殆ど利用しない平日も無制限状態を維持する(つまりその分の料金も支払っている)のは合理的ではありません。

 

今までのスマホプランでは不可能だったことも、povoなら可能です。

 

使い放題トッピング

有効期間 回数 料金
7日 12回分 9,834円
24時間 1回分 330円
6時間 1回分 250円

 

通常トッピングを利用しながらでも、使い放題トッピングは優先して利用することができます。たとえば、3GBのトッピングをしているユーザーが休日に存分に使いたいと24時間の使い放題トッピングを330円で行えば、その日に利用するギガは3GBの通常トッピングの容量には手を付けず、無制限利用が可能になります。

 

 

トッピング不要のオートチャージもある

「povo」の最大の利点は自由に使いたいときに使いたい分だけ、自分の都合でトッピングができることにあります。しかし、月が変わると自動的に新しいギガ容量がスタートする、手間の無い一般的なスマホプランと比較すると、「povo」のトッピングをしないと利用できない使い方を煩わしいと思う方もいらっしゃいますよね?

 

先のデータからも解るように、スマホユーザーの中心値である3GBの容量を、トッピングせずに利用ができるオートチャージトッピングがあります。(対象は3GBトッピングのみ)

 

オートチャージトッピング

有効期間 容量
料金
30日 3GB
990円

データ容量が残り少なくなったとき
有効期限が切れたとき
自動的に再チャージ

 

povoアプリにある、オートチャージのOFF/ON切り替えでONにすれば、30日が経過すると自動的に3GBの容量がスタートします。一般的なスマホプランとpovoが異なるのは、1ヵ月間が経過する前にギガ容量を使い切った場合、ギガ不足に悩むのではなく自動的に3GBの容量が再チャージされることです。

 

 

UQモバイルよりも大幅にコスパ良く利用できる方法

スマホを持つ女性

 

auの高額料金に悩んでいるユーザーは、格安SIMに乗り換えればUQモバイルよりも大幅にコスパ良く利用することができます。

 

「BB.exciteモバイル」なら3GB未満のユーザーは月額690円

 

(出典:BB.exciteモバイル

 

格安SIMの「エキサイトモバイル」は、au回線を選択すればauで購入したスマホが問題無く利用することができますし、同じアンテナ基地局を利用するので繋がりやすさも変わりません。

 

「Fitプラン」は使った容量に応じて料金が変わる従量制プランで、3GBまでなら月額料金は690円で利用できます。

 

容量 料金
3GB 690円
7GB 1,430円
12GB 1,980円
17GB 2,750円
25GB 3,278円

 

毎月3GB未満程度の容量利用しかしていないUQモバイルユーザーは、旧プランでは2025年11月1日以降の料金改定後2,475円(セット割適用で1,375円)の支払い額になりますし、新プランでは2,948円(セット割適用で1,848円)ですが、エキサイトモバイルなら月額690円で3GB未満を利用するスマホが利用できます。

 

2025年10月より契約時にかかっていた、初期契約手数料と新規SIM発行手数料が無料になりました。乗り換えても月額料金以外の費用がかからないのも、嬉しいポイントです。

 

 

「IIJmio」なら5GBが850円

iijimo

 

(出典:IIJmio

 

格安SIMの「iijimo」もau回線を選択することができます。2回線以上の家族で利用する場合は月額100円の割引がされるのでさらにお得です。

 

容量 料金 2回線以上
家族割
2GB 850円 750円
5GB 950円 850円
10GB 1,400円 1,300円
15GB 1,800円 1,700円
25GB 2,000円 1,900円
35GB 2,400円 2,300円
45GB 3,300円 3,200円
55GB 3,900円 3,800円

 

IIJmioなら5GBプランを家族利用する場合、月額850円で利用できます。UQモバイルで同じ5GB未満程度を利用する場合、セット割が無い場合では1/3程度の月額料金、セット割がある場合と比較しても半額以下で利用することができます。

 

 

コミコミプランバリューを検討しているなら「ahamo」

 

(出典:ahamo

 

UQモバイルのコミコミプランバリューへの乗り換えを検討しているなら、よりコスパに優れている「ahamo」をおすすめします。

 

「ahamo」の料金はとてもシンプルなワンプランで、月に30GBの容量が基本月額料金2,970円で利用ができます。この料金には5分かけ放題も含んでいて、テザリング利用も容量内なら自由に使うことができます。

 

30GBの容量で足らないユーザーには、月額1,980円で80GBの容量を大盛オプションで加えることができます。110GBの容量があれば、殆どのユーザーにとって無制限プランと同様に利用することができると言えるので、auで無制限プランをご利用中の方にもおすすめです。

 

容量 30GB 110GB
基本月額 2,970円 4,950円

 

基本のギガ容量はahamoが5GB少ないですが、月額料金はUQモバイルのコミコミプランバリューが3,828円なのに対して、2,970円と大幅に安くなっています。

 

実際の通話時間は5分以内で終了することが多く、仕事で利用する場合は逆に10分でも足りないことが多くなります。ahamoでは国内通話時間無制限のオプションが1,100円で用意されていますので、月額4,070円で無制限の電話通話と30GBが利用できるスマホプランになります。10分電話通話無料のUQモバイルコミコミプランバリューとの差額は、月額242円ですから、ahamoのコスパは抜群です。

 

新規契約の事務手数料も無料(UQモバイルは契約事務手数料3,850円が必要)で、1年経過後は解約金も発生しません。(1年以内の解約金は1,100円が発生)

 

それ以外にも、UQモバイルコミコミプランバリューより優れているポイントをご紹介しましょう。

 

海外でも別料金不要で利用ができる

 

(出典:ahamo

 

日本人の渡航先の約98%カバーするエリアで特別な手続きが必要無く、いつも使っているスマホでインターネット利用が海外で30GBまでできます。追加料金も不要で、スマホの設定からデータローミングを現地でONにするだけです。(滞在日数15日以内の制限があります)訪問国で禁止している事情が無ければ、LINEやSNSも利用することができますし、メールの送受信も可能です。

 

UQモバイルコミコミプランバリューでは利用する場所によりますが、最低でも24時間800円の別料金がかかります。

 

 

他社からMNP乗り換えなら20,000ポイント(2万円相当)ゲット

 

(出典:ahamo

 

ドコモ以外のスマホプランをご利用中のユーザーが、MNP(電話番号を持って乗り換え)でahamoを契約すると、dポイント20,000ポイント(20,000円分)がプレゼントされます。

 

以下、ポイントゲットの主な注意点です。

 

新規契約は適用外

乗り換えでは無く新規の電話番号を発行する新規契約は、ポイントプレゼントの対象外です。

 

ドコモからの乗り換えは対象外

ahamoはドコモのスマホプランなので、ドコモユーザーの乗り換えではポイントプレゼントの対象外です。

 

OCNモバイルONEからの乗り換えは対象

格安SIMの「OCNモバイルONE」は現在ドコモ傘下にありますが、OCNモバイルONEからahamoへの乗り換えは、ポイントプレゼントの対象になります。

 

スマホ同時購入は対象外

ahamoにMNPをするときにスマホをお得に同時購入できますが、ポイントプレゼントの対象になります。

 

要エントリー

ポイントプレゼントを受け取るには、エントリー(ページ中央よりやや下)をする必要があります。エントリーにはdアカウントが必要(無料で作成できます)で、そのdアカウントでahamoを契約する必要があります。

 

 

お得に最新のiPhone17同時購入も可能

 

(出典:ahamo

 

「ahamo」へ乗り換えと同時に、最新スマホがお得に購入できます。(先のポイントプレゼントは対象外になります)

 

UQモバイルでもiPhoneは取り扱っていますが旧型のみで、最新のiPhoneは購入することができません。

 

 

 

 

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