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■オリジナルファブリックについて■

最近、新聞等マスコミで"デフレ"と言う言葉を聞かない目はありません。
効率的な大量生産をすることにより、
多くのモノは価格が下がる結果となっています。
消費者にとっては、悪いことばかりではありません。
同じモノが安く買えるのですから。
ですが、ファッションについては同一の尺度で考えて良いものでしょうか?
オリジナリティの欠如・薄っべらな、もの作りと同義語になる
危険性を孕んでいると言わざる得ません。

効率的な大量生産する生産基地ではオリジナルファブリック
を具現化することはかなり困難と言えるでしょう。
また、それ以外の生産基地の多くは淘汰されてきたのが現実です。

 織物の生産効率で一番劇的に変わったのは織機です。
1930年代〜1960年代を支えた織機は<ションヘル=カ織機〉と呼ばれるモノで
尾州地区には明治時代末期には導入されたとされています。
基本設計は当時と殆ど変わっていません。
この織機はこの時代以降、急速に姿を消していくことになります。
理由の一番としては効率的な大量生産という二一ズに
全く合致していないからです。
ションヘル以降にそれに取って代わった、
高速織機のレピア・スルザー・エアージェットなどと
比較すると、5倍〜10倍も時間がかかってしまう非効率さから、
時代から見捨てられていきました。

 毛織物は生産効率を手に入れる代わりに、本来の生地の風合いや、
しっかりとした目付け、素材の本来の特性を生かす事など、
こだわりを失うことになったわけです。
毛織物本来の良さを出すためには、高速で打ち込まれたモノでは
決して表現できません。
低速でしっかりと打ち込まれたウールのみが、
その本来の特性クリンプ(縮れ)を表現できる
唯一の手段です。
それを具現化する織機は<ションヘル=カ織機〉しかあり得ません
力織機
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