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auユーザーが月に3,000円節約できる乗り換えを解説

スマホ代

auは日本を代表する通信事業者KDDIのメインプランとして、長年通信マーケットを引っ張ってきていて多くのユーザーがあり、通信品質などの満足度は極めて高いと言えます。

 

しかし、2025年には既存プランの値上げにも踏み込んだため、もう少し安い費用でスマホが維持できないのか?疑問に感じているauユーザーも増えています。

 

auユーザーが、月に3,000円節約できる乗り換えについて解説していきます。

 

 

auのスマホプランのコスパは?

 

auのスマホプランは、大きく分けて無制限プランと小容量プランの2つです。

 

3大キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)共通のスマホプラン傾向として、メインプランである無制限プランを契約者に勧めます。それほど利用しないから・・・というユーザーに対しては、1GB未満の利用時には自動的に大きな割引(1,650円)が適用されますし、いざという時に安心して利用することができる唯一のプランですよ?というセールストークが用いられます。

 

割引金額が大きいのも、3大キャリアの特徴です。家族で利用すれば「家族割」が適用され、特定の自宅Wi-Fi回線を併用すると、「セット割」が適用されます。auの場合はスマートバリューと呼ばれている制度です。

 

「セット割」と「家族割」は併用が可能で、併せた割引額はスマホ1台につき2,310円にもなりますから、家族4人で利用した場合では2,310円×4人=9,240円という高額な割引額になり、これはお得だ!と判断するユーザーが多くなっています。

 

しかし、これだけの割引が可能ということは、元の価格が高く設定されているとも言えます。割引制度を活用した場合の、実際に支払い額と利用できるデータのギガ容量をシビアに算出して、費用対効果を探っていきましょう。

 

無制限プラン

改定された無制限プランの料金は、以下の通りです。

 

使い放題MAX+ 5G/4Gプラン
容量 1GB未満 無制限
基本月額 6,138円 7,788円
家族割
(2回線)
660円 660円
家族割
(3回線以上)
1,210円 1,210円
セット割 1,100円 1,100円
単身利用
セット割
5,038円 6,688円
家族割2人
セット割1台当り
4,378円 6,028円
家族割3人以上
セット割1台当り
3,828円 5,478円

 

新しく、Pontaポイントが優遇されるPontaパスが付帯するプランも出ています。

 

auバリューリンクプラン
容量 1GB未満 無制限
基本月額 6,358円 8,008円
家族割
(2回線)
660円 660円
家族割
(3回線以上)
1,210円 1,210円
セット割 1,100円 1,100円
単身利用
セット割
5,258円 6,908円
家族割2人
セット割1台当り
4,598円 6,248円
家族割3人以上
セット割1台当り
4,048円 5,698円

 

純粋にコスパを追求するなら、「使い放題MAX+ 5G/4Gプラン」を土俵に上げて、以下話を進めていきます。

 

最もコスパが悪いのは1GB超過ユーザー

auの無制限プランは基本月額料金7,788円ですが、各種割引によって5,478円に下がります。これは、家族3人以上で利用して、指定の自宅用Wi-Fi回線を併用している場合の料金です。

 

100GB以上をコンスタントに利用しているユーザーは、他の3大キャリアに乗り換えても料金が大きく値下がりする旨みはありません。

 

最も損しているのは、無制限プランを契約している1GB超のユーザーです。auの無制限プランの低容量のしきい値は1GBと低く、2GBなど極めて低容量を利用している場合は、数百GBを利用しているユーザーと同じ月額料金になります。いくら割引額が大きくても、2GBの利用で基本7,788円・最安値5,478円は、極めてコスパが悪いと言えます。

 

もっとも、1GB未満のユーザーでも、月額料金が最も安い場合でも3,828円というのは、極めてコスパが悪いのは同様です。

 

 

小容量プラン

改定された小容量プランの料金は、以下の通りです。

 

au スマホミニプラン+ 5G/4G
容量 ~1GB ~3GB ~5GB
基本月額 4,928円 6,578円 8,228円
家族割
(2回線)
660円 660円 660円
家族割
(3回線以上)
1,210円 1,210円 1,210円
セット割 1,100円 1,100円 1,100円
単身利用
セット割
3,828円 5,478円 7,128円
家族割2人
セット割1台当り
3,168円 4,818円 6,468円
家族割3人以上
セット割1台当り
2,618円 4,268円 5,918円

 

auの小容量プランは、利用容量によって支払金額が変わる従量制プランです。

「家族割」「セット割」も同様に適用されます。

 

全般的にコスパは良くない

auの小容量プランは、「とりあえず小容量プランも取り扱っています」感を出すため以外の意味を見出すことが難しいと言えます。

 

無制限プランユーザーで最も損をしている3GBから4GB程度の利用者が、小容量プランへの変更を考えても、割引最大で比較すれば無制限プラン5,478円に対して、小容量プランでは5,918円とむしろ高額になります。

 

割引無しで考えても同様で、小容量プランで5GB未満の場合の月額8,228円は、無制限プランの7,788円よりも高額になっています。

 

できればauのユーザーには基本的に無制限プランを利用して欲しい、KDDI側の思惑が透けて見えます。

 

 

容量別の3,000円以上節約できる乗り換え先は?

 

auユーザーが月に3,000円節約できる、具体的な乗り換え先を容量別に見ていきましょう。

 

100GB以上など無制限が必要なユーザー 「楽天モバイル」

楽天モバイル最強プラン

 

(出典:楽天モバイル

 

楽天モバイルの「最強プラン」は、無制限利用を月額3,278円で利用できる従量制プランです。

 

容量 料金
3GBまで 1,078円
20GBまで 2,170円
20GB以上無制限 3,278円

 

2人以上の家族で利用する場合は、月額110円が割引されます。

 

容量 料金 家族割適用
3GBまで 1,078円 968円
20GBまで 2,170円 2,060円
20GB以上無制限 3,278円 3,168円

 

無制限利用時の基本料金で比較すると、au7,788円に対して楽天モバイル3,278円ですから、乗り換えによって優に3,000円以上の節約が可能です。

 

膨大なギガ消費を毎月しているユーザーは、自宅でWi-Fiを利用していないケースが多く、家族割適用だけの料金で比較すれば、全て楽天モバイルに乗り換えて月に3,000円の節約が可能になります。家族4人で利用している場合なら、月に12,000円以上の節約が可能になりますね。

 

 

2GB以上10GB程度を利用しているユーザー 「IIJmio」

iijimo

 

(出典:IIJmio

 

格安SIM「IIJmio」は、格安SIMのマーケットを引っ張ってきた歴史があり、1,700以上の事業者が鎬を削ると言われている格安SIMのマーケットで、常にトップクラスのシェアを持つ人気のMVNOです。格安SIMでは珍しい、2人(2回線)以上で利用する場合に毎月100円の「家族割」が適用されます。

 

容量 料金 2回線以上
家族割
2GB 850円 750円
5GB 950円 850円
10GB 1,400円 1,300円
15GB 1,800円 1,700円
25GB 2,000円 1,900円
35GB 2,400円 2,300円
45GB 3,300円 3,200円
55GB 3,900円 3,800円

 

スマホユーザーの75%程度は10GB未満の利用であり、利用者が極めて多い容量帯です。この容量帯のauユーザーが、「IIJmio」に乗り換えて3,000円以上節約できるケースを計算してみましょう。

 

単身利用者の場合の節約額

auのスマホプラン単身利用者の場合、適用される割引はauスマートバリュー適用の「セット割」だけです。

 

iijmio 使い放題MAX+ 5G/4Gプランから
乗り換え時の節約額
スマホミニプラン+ 5G/4Gから
乗り換え時の節約額
容量 料金 割引無し セット割あり 割引無し セット割あり
2GB 850円 6,938円 5,838円 5,728円 4,628円
5GB 950円 6,838円 5,738円 7,278円 6,178円
10GB 1,400円 6,388円 5,288円
15GB 1,800円 5,988円 4,888円
25GB 2,000円 5,788円 4,688円
35GB 2,400円 5,388円 4,288円
45GB 3,300円 4,488円 3,388円
55GB 3,900円 3,888円 2,788円

 

太字になっているのが、月に3,000円以上の節約ができるケースです。格安SIMは元々小容量プランの料金に強みがありますが、昨今では大きなプラン容量も提供しています。一覧で確認すれば、10GB未満なら全て5,000円以上の節約が可能になっていて、45GB未満では全て3,000円以上の節約が可能になっています。

 

 

家族利用者の場合の節約額

auのスマホプランでは3人以上の家族利用で満額の1,210円の割引が適用されます。3人以上の家族で利用する前提で、計算をしてみます。

 

iijmio 使い放題MAX+ 5G/4Gプランから
乗り換え時の節約額
スマホミニプラン+ 5G/4Gから
乗り換え時の節約額
容量 料金 2回線以上
家族割
家族割あり
セット割なし
家族割あり
セット割あり
家族割あり
セット割なし
家族割あり
セット割あり
2GB 850円 750円 5,828円 4,728円 4,618円 3,518円
5GB 950円 850円 5,728円 4,628円 4,518円 3,418円
10GB 1,400円 1,300円 5,278円 4,178円
15GB 1,800円 1,700円 4,878円 3,778円
25GB 2,000円 1,900円 4,678円 3,578円
35GB 2,400円 2,300円 4,278円 3,178円
45GB 3,300円 3,200円 3,378円 2,278円
55GB 3,900円 3,800円 2,778円 1,678円

 

太字になっているのが、月に3,000円以上の節約ができるケースです。10GB未満の利用の場合、いずれのケースでも3,000円以上の節約が可能になっています。最も分が悪い55GBを割引フル活用のケースでも、月に1,678円の節約が可能になっています。

 

これらの金額はあくまでスマホ1台あたりの節約できる金額なので、最も分が悪いケースでも家族で利用している場合は、節約できる金額は軽く月に3,000円を超えますね。

 

 

1GB未満のユーザー 「HISモバイル」「NUROモバイル」

1GB未満しか利用していないユーザーは容量帯別では最も多く、全体の3割弱程度を占めています。スマホ利用は電話通話が中心で、インターネット利用はそれほどしないユーザーと、自宅ではWi-Fiが利用できる環境があるため、外出時に使うギガ容量としては1GB未満程度にしかならないユーザーが中心です。

 

そんなauユーザーが、月に3,000円の節約ができるスマホプランをご紹介しましょう。

 

1GB未満なら「HISモバイル」

HISモバイル

 

(出典:HISモバイル

 

格安SIMの「HISモバイル」は、小容量に極めてコスパの良いプランを提供しています。

 

容量 料金
100MB 280円
1GB 550円
3GB 770円
10GB 1,340円
20GB 2,090円
30GB 2,970円

 

1GB未満のユーザーの場合、auの無制限プランでは基本6,138円から割引活用時3,828円ですが、HISモバイルなら月額550円ですから、どちらも軽く3,000円以上の節約が可能です。

 

auの小容量プランの場合、基本4,928円ですから月に3,000円以上の節約が可能です。割引制度をフル活用した場合は2,618円なので3,000円の節約はそもそも不可能ですが、2,000円以上の節約が可能になります。

 

電話通話の料金もHISモバイルは9円/30秒と安く(auは22円/30秒)、かけ放題オプションも、1通話6分までかけ放題が500円・国内かけ放題が1,480円(auは5分まで880円・かけ放題1,980円)で用意されているため、電話通話を頻繁に使うauユーザーなら、3,000円以上の節約も視界に入ってきます。

 

 

電話通話中心なら「NUROモバイル」

NUROモバイル

 

(出典:NUROモバイル

 

電話通話が中心のユーザーには、格安SIMの「NUROモバイル」が提供している「かけ放題ジャスト」がおすすめです。

 

容量 料金
3GB 792円 バリュープラス
5GB 990円
10GB 1,485円
15GB 1,790円
1GB 930円 5分かけ放題
かけ放題ジャスト
1GB 1,320円 10分かけ放題
かけ放題ジャスト
1GB 1,870円 無制限かけ放題
かけ放題ジャスト
35GB 2,699円 NEOプラン
55GB 3,980円 NEOプランW

 

auの小容量プランで1GB未満のユーザーが、5分かけ放題オプション(880円)を利用している場合、4,928円+880円=5,808円になりますが、NUROモバイルなら930円で利用が可能で、月に節約できる金額は4,878円になります。無制限プランで1GB未満利用ユーザーは、さらに節約できる金額が大きくなります。

 

無制限プランで1GB未満利用ユーザーが国内かけ放題オプション(1,980円)を加えた場合、6,138円+1,980円=8,118円になりますが、NUROモバイルでは1,870円で提供されていて、節約できるのは月に6,248円になります。

 

小容量プランで「家族割」(3回線以上)+「セット割」を適用しているユーザーが、国内かけ放題オプションを利用している場合では、節約できる金額は3,000円に届きませんが、月に2,728円を節約することができます。

 

 

 

 

 

 

 

 

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