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「光回線」と「ホームルーター」の併用は あり?なし?

疑問のある女性 通信

「光回線」は有線の光ファイバーケーブルを使うインターネット回線で、「ホームルーター」は無線を使うインターネット回線です。どちらも家族で利用ができるWi-Fi用の回線であり、一般的には「光回線」と「ホームルーター」の両方の回線を、一つの家庭で併用する意味はありません。端的にお答えするなら併用は「なし」です。

 

しかし、先日友人から相談を受けたことで、そういうこともあるのか!と思いました。その友人は郊外の一軒家が住まいで光回線を導入しているのですが、同じ敷地内にある別棟の離れの建物で利用する、インターネットの通信環境に悩んでいました。本宅と別棟の建物の距離は数mでそれほど離れていませんが、本宅にあるWi-Fiの電波が不安定でインターネット利用に常に問題があるそうです。

 

別の友人宅で「ホームルーター」を目にとめて、置いてコンセントに挿すだけで快適にインターネット利用できる方法があったのだ!と喜んで、別棟にホームルーターを早速導入するつもりだけれど何が良いかなぁ?という相談内容でした。

 

そんな場合なら、「光回線」と「ホームルーター」の併用はありなのか?それでも無しなのか?解説していきます。

 

 

結論:「光回線」と「ホームルーター」の併用はなし

顔の前で×をつくる女性

 

結論から先に申し上げると、そんな状況下でも「光回線」と「ホームルーター」の併用はなしです。

 

全く別のインターネット回線を導入するわけですから、通信費トータル費用は増えます。

 

ホームルーターの導入で毎月増加する費用負担

ホームルーターは通信キャリア4社から提供されています。毎月どれくらいの費用負担が必要なのか?見てみましょう。

 

提供企業 ドコモ KDDI ソフトバンク 楽天モバイル
サービス名 ドコモ home 5G
HR02
HOME 5G L13 ソフトバンクエアー
Airターミナル6
楽天モバイル
Rakuten Turbo5G
基本月額 1年目 5,280円 4,433円 4,950円 5,706円
基本月額 2年目 5,280円 4,433円 4,950円 5,706円
基本月額 3年目 5,280円 4,928円 5,368円 3,974円
機種代 0円 0円 0円 0円
3年間合計金額 190,080円 165,528円 183,216円 184,644円
キャッシュバック 15,000円 11,500円 50,000円 0円
3年間実質合計 175,080円 154,028円 133,216円 184,644円
実質月額料金 4,863円 4,279円 3,700円 5,129円
*ドコモのキャッシュバック(dポイント)はオンラインショップ限定
*ドコモの機種代分割回数は36回で実質無料
*HOME 5G L13のキャッシュバッククーポンコードはRGZ
*ソフトバンクのキャッシュバックは代理店
*ソフトバンクの機種代分割回数は48回で実質無料
*楽天モバイルの機種代は48回×866円の値引きありで実質無料
*楽天モバイルの機種代支払は1,732円×24回
*楽天モバイルの基本月額は4,840円(49ヶ月目以降)
2026年3月12日現在

 

3年間の利用で実質支払い額が一番安いのは、「ソフトバンクエアー」の月額実質3,700円です。

 

別棟にホームルーターを導入すれば、母屋とは完全に別のインターネット回線でWi-Fiが利用できるようになるので、簡単に快適なインターネット環境が構築できる可能性は高いと言えます。しかし、そのために毎月ホームルーターの費用負担を、通信費の支出に加えるのは積極的におすすめできません。

 

光回線を母屋には導入しているのですから、別棟にも届くようにWi-Fiの到達距離を伸ばすことで、費用負担は初期投資費用だけに抑えることができます。

 

具体的に、Wi-Fiの距離を伸ばす方策を考えてみましょう。

 

 

母屋の光回線のWi-Fiの到達距離を伸ばす方法

スマホを持つ女性

 

敷地内にある別棟で、母屋に導入されている光回線のWi-Fiを快適に利用することができる、Wi-Fiの到達距離を伸ばす方法から考えてみましょう。

 

中継器の導入

Wi-Fiの到達距離を伸ばす方法として最も簡単なのは、Wi-Fiエクステンダーと呼ばれる中継器の導入です。これは今あるWi-Fiの電波を受け取って伸ばす機器で、Wi-Fiの到達距離が広がります。

 

母屋のWi-Fiルーター →(電波)→ 中継器 →(電波)→ 別棟で利用するスマホ・PC

 

のイメージで利用します。

 

中継器は母屋に置いた方が良い場合と、別宅に置いた方が良い場合があり、利用環境によって検証する必要があります。

 

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■無線LANインターフェース【準拠規格】IEEE802.11ac / IEEE802.11n / IEEE802.11a / IEEE802.11g / IEEE802.11b / ARIB STD-T71(5GHz帯小電力データ通信システ...

 

 

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メリット

数千円程度から導入することが可能で、気軽にWi-Fiの到達距離を伸ばすことができます。

 

デメリット

母屋と別棟の距離がある場合、Wi-Fiは安定しません。また、母屋と別棟の2つの外壁を隔てて利用する場合、ほとんど役に立たない可能性があります。

 

母屋と別棟が隣接していて双方の窓を通して利用できる場合や、通路などの外壁の影響を受けない通り道がある場合に限って有効になる手段であり、効果は限定的です。

 

 

メッシュWi-Fiの導入

もう一歩進んだ方法として、メッシュWi-Fiの導入があります。複数の親機を置くことで、親機同士が互いに協力して敷地内を一つの大きなWi-Fiが利用できる単位にする点で、中継器とは大きく異なっています。

 

母屋のルーター(親) ←→ サテライト1 ←→ サテライト2 ←→ 別棟で利用するスマホ

 

メッシュWi-Fiは、最適な経路を双方向通行で行うイメージです。

 

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Deco X50/A が3ユニット入っています

 

 

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メリット

速度低下が少なく安定したWi-Fiを、離れた場所でも利用することができます。また、敷地内を移動しても、自動的に最適なアクセスポイントに切り替わって快適に利用できます。複数台の接続でも安定して利用できます。

 

デメリット

中継器よりも初期投資が高くなります。適切な効果が出る置き場所が無ければ、正常に機能しません。離れた外壁2枚が阻む場合や距離がある場合、利用することが困難なケースがあります。

 

広い家ならメッシュWi-Fiの導入で、どこでも安定してインターネット利用ができますが、別棟に利用する場合は難しいケースも想定できます。単純にWi-Fiの到達距離を伸ばすだけではなく、もっと根本的に別棟で快適に利用できる方法を考えてみましょう。

 

LANケーブルで接続する

LANケーブルを母屋のWi-Fiルーターから、別棟にLANケーブルを伸ばして別のWi-Fiルーターを用意して、ブリッジモードで別棟のアクセスポイントとすれば、母屋での利用と変わらない通信環境でインターネット利用ができます。

 

母屋のルーター ←LANケーブル→ 別棟のアクセスポイント ←→ 別棟で利用するスマホ

 

LANケーブルは長いものもあり、通信速度の劣化も最小限にすることができます。

 

Amazon.co.jp: Lanケーブル 30m
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メリット

LANケーブルは安価で、長さも比較的自由に選ぶことができます。安定した通信環境を別棟でも利用できる最適な方法だと言えます。

 

デメリット

ケーブルを別棟に届ける施工が必要になります。

 

 

面倒な施工をしないで快適に利用ができる、別の方法も考えてみましょう。

 

 

コンセントLAN(PLC)の導入

PLCはPower Line Communicationsの略で、母屋のWi-FiルーターからLANケーブルでPLCアダプターに差し込んだ状態でコンセントに挿して、家庭内の電力線を利用して別棟のコンセントに挿してあるPLCアダプターに別のWi-Fiルーターの接続を行い、インターネット利用する方法です。

 

電力線を介してデータを送るため新たな工事が必要無く、別棟でインターネット利用が可能です。

 

母屋のルーター ←LANケーブル→ PCLアダプターをコンセントに挿す  ←電力線→ 別棟でPCLアダプターをコンセントに挿す ←→ 別棟のアクセスポイント ←→別棟で利用するスマホ

 

Tenda AV1000 1ポートギガビット電力線アダプタ、最大1000Mbps(PH3)
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*単品なので利用には2つ購入する必要があります

 

 

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メリット

工事が不要で安定した有線接続ができる。

 

デメリット

母屋と別棟が同じ電力系統で同じメーターで管理されていない場合は、利用することができません。配電盤が古い場合、期待する通信速度が出ない可能性があります。

 

 

もっと安定した、利用可能な手段も探ってみましょう。

 

 

屋外用Wi-Fiブリッジの導入

別棟で快適にインターネット利用をする、汎用性が高くある意味究極の方法が屋外用Wi-Fiブリッジの導入です。

 

母屋に屋外に設置ができるWi-Fiブリッジのアクセスポイントを導入して、強力な無線で別棟の屋外に設置した子機を結ぶことで、快適なインターネット環境を構築できます。無線の到達距離は数百メートル離れていても安定していて悪天候にも強く、別棟にも母屋と同じインターネット環境で結びます。

 

母屋のルーター ←LANケーブル→ Wi-Fiブリッジの親機  ←無線→ 別棟でWi-Fiブリッジの子機 ←→ 別棟のアクセスポイント ←→別棟で利用するスマホ

 

 

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CPEは2台を組み合わせて使用する事で長距離間の通信を可能としますが、単体で使用する場合は長距離での通信は出来ません(通常の短距離は可能)。 2台を組み合わせた場合でも無線で端末を接続する場合は別途アクセスポイントを設置する必要があります。...

*単品なので利用には2つ購入する必要があります

 

 

メリット

安定して強力な電波を対で利用するため、母屋と同じ通信環境を長期間ノートラブルで利用ができる。見通しが良ければ母屋と別棟の窓際の屋内に設置しても、快適に利用することができます。

 

現実的に最も快適な別棟のインターネット環境を実現できます。

 

デメリット

販売されている機種が少なく、情報もそれほど多くないことがデメリットです。

 

 

【まとめ】最後に

 

冒頭に書いたとおり、光回線とホームルーターの併用は毎月費用がかかるためおすすめはしません。初期費用だけに出費を抑えて、快適に利用する方法を構築した方が賢明です。

 

同じ敷地内にある母屋と別棟で、快適な通信環境を利用するなら最後にご案内した「屋外用Wi-Fiブリッジ」の導入です。

 

他の方法では建物の構造や位置関係、ルーターや窓の位置などによって大きく左右されて、施工が必要になることもあります。

 

別棟の問題だけでなく、大きな家にお住まいの方でWi-Fiが安定しないケースでも、快適利用のご参考になれば幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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