塾に通い始めたり進学したりを機にして、お子様にスマホをそろそろ持たせるか・・・とご思案している方や、近所の友達がスマホを持ち始めたことで自分のスマホが欲しい!とおねだりをされていて、どうしようなかぁ・・・と検討中の親御さんも多いと思います。
子どもにいつからスマホを持たせるのか?考え方には色々あって正解はないのですが、一般的に多いのは中学校に上がるタイミングや高校に進学するタイミング、小学校高学年で習い事や塾に通うなど行動範囲が広がるタイミングになっています。ネットリテラシーに親しませる・連絡をいつでもとれる手段になることが、スマホを子どもに持たせる理由になっています。
スマホプランの契約を一つ増やすことは、毎月支払う通信費トータル費用の増加を意味します。
最もスマホプランの利用者が多いドコモユーザーのお子様に、はじめて持たせるスマホはどうするのがお得なのか?解説していきます。
「irumo」が契約できるのは2025年6月4日まで
(出典:ドコモ)
一般的に親御さんがドコモユーザーの場合、子どもが新たに利用するスマホプランとしてドコモを選択するのが一般的になっています。
ドコモのスマホプランには、無制限プランの「eximo」と小容量プランの「irumo」があります。ドコモの無制限プラン「ギガホプレミアプラン」をご利用中のユーザーも多いと思いますが、2年前のプラン改定によってこの2つのプランになり、「eximo」は「ギガホプレミアプラン」の後継プランで月額料金も同じです。
子どもに無制限プランは不要
ご夫婦でドコモの無制限プランを長年利用しているユーザーは、子どもがスマホを持つようになって同じプラン契約を増やすケースが少なくありませんが、子どもさんに無制限プランはおすすめしません。
お子様の性格にも依りますが、無制限に自由にできるインターネット環境を与えることで、無限にインターネットの世界に嵌まる子どもも多く、その弊害は枚挙に暇がありません。
子どもにはギガの制限を設けてあげる方が、むしろ愛情だと思います。かかる費用も安く済みますしね。
ドコモプランでは「irumo」がベスト

お子様に最適なスマホプランをドコモのプランの中から選択するなら、ドコモの小容量プラン「irumo」が最適です。
irumo | ||||
容量 | 0.5GB | 3GB | 6GB | 9GB |
基本月額料金 | 550円 | 2,167円 | 2,827円 | 3,377円 |
電話連絡用がメインと割り切って、「irumo」の0.5GB/月プランなら月額550円でスマホプランを与えることができます。
0.5GBの容量は直ぐ使い切ってしまいますので、現実的には3GBの2,167円を検討しても良いと思います。ドコモの無制限プランの月額料金は7,315円で、各種割引制度をフル活用しても月額5,000円を超えますから、大幅に安いと言えます。
しかし、「irumo」は2025年6月4日で新規契約の終了を発表しています。お考えの方はお急ぎください
「ドコモ mini」
(出典:ドコモ)
2025年6月5日以降に契約することができるドコモの小容量プランは、「ドコモ mini」が後継プランとして役割を担います。
ドコモ mini | ||
容量 | 4GB | 10GB |
基本月額 | 2,750円 | 3,850円 |
「irumo」と比較すると、「ドコモ mini」のプラン構成のコスパは積極的におすすめできません。
コスパ良く使うなら「LIBMO」がおすすめ
(出典:LIBMO)
子どもの初めてのスマホプランには、格安SIMがおすすめです。
「LIBMO」はドコモ回線を使う格安SIMで、利用するアンテナ基地局もドコモのスマホプランと全く同じで繋がりやすさも変わりません。
データ容量 | 通常料金 |
3GBプラン | 980円 |
8GBプラン | 1,518円 |
20GBプラン | 1,991円 |
30GBプラン | 2,728円 |
ドコモのスマホプランと比較して大幅に安く、3GB/月のプランを980円で利用することができます。
格安SIMについての詳細は、以下をご参照ください。

子どものスマホ本体機種はどうする?
スマホプランの契約をしても、スマホ本体機種が無ければ利用することができません。
「LIBMO」は新規契約時に1円でスマホ購入可能
「LIBMO」は新規契約時にスマホを購入することで、大幅なキャンペーン値引きが受けられて、最新スマホが実質1円で購入できます。
ドコモユーザーのお古スマホも利用可能
「LIBMO」はドコモと同じ電波(周波数帯)を使う格安SIMなので、ドコモユーザーの両親のお古があればスマホの再利用が可能です。
iPhoneが欲しいと言われたら?
「LIBMO」の新規契約で安価に購入できるスマホには、iPhoneはありません。全てAndroidの機種です。
特に女の子の場合は、どうしてもiPhoneでなければイヤだ!というケースも多くなります。そうはいってもiPhoneは高額で、ドコモで安価なプログラムでiPhone16eを購入した場合でも負担額は83,930円になり、機種によっては10万円を超えることも珍しくありません。
たまたま両親が使わなくなったiPhoneがあれば再利用という手段もありますが、あまりに古い場合は電池持ちが悪く、セキュリティ上も問題が出る場合があります。
そんな場合におすすめするのは、中古のiPhoneです。
たとえば、Amazonでは整備済み品の扱いが数多くあり、万が一不具合が出れば返品できる良さがあります。
第2世代のiPhone SEは17,800円程度でありますし、iPhone12でも35,000円前後で販売されています。
家族で「LIBMO」に乗り換えれば通信費トータル費用の節約が可能
そんなに「LIBMO」のコスパが良くて、今ドコモで使っているスマホがそのまま使えるなら、いっそのこと家族全員で乗り換えちゃおうかなぁ~と閃いたあなた、それ大いにアリです。家族でドコモから「LIBMO」に乗り換えれば、毎月の通信費の支払いを大幅に節約することができます。使っている電話番号は、乗り換え後も当然そのまま継続して利用することができます。
無制限プランの無い「LIBMO」での対応方法は?
「LIBMO」は格安SIMとしては珍しい、30GBまでの容量プランに対応していますが、ドコモの無制限プランをご利用中のユーザーには、それでも不足するケースがあります。その場合は乗り換えを諦めざるを得ないのか?と言えば、そんなことはありません。
スマホのギガ消費は自宅が多くWi-Fiが利用できれば小容量プランでOK
(出典:ソフトバンク)
上のグラフは、ソフトバンクが発表している全国1,200人に聞く、スマホの通信利用に関する実態調査からの引用で、インターネットの利用場所として、自宅が94.6%になっています。
スマホを利用する場所としては自宅が圧倒的に多く、腰を落ち着けて動画視聴など効率良く大量のギガを消費するのも自宅が多くなります。
この自宅利用のインターネット回線を、光回線を導入してWi-Fiを利用することでスマホプランのギガ容量は大幅に少なくすることが可能で、多くのスマホユーザーは月に3GB程度で賄うことができます。
組み合わせる光回線は「@TCOMヒカリ」が最適
(出典:@TCOMヒカリ)
「LIBMO」と自宅で併用する光回線は、「@TCOMヒカリ」がおすすめです。
@TCOMは、ドコモ光の月額料金が高いタイプBのプロバイダとしても提供されていて、ドコモ光も@TCOMヒカリも同じ光回線「フレッツ光」を利用しているので、その場合の通信品質は全く同じになります。ドコモ光のタイプBの月額料金はマンション4,620円(2年定期契約)・戸建て5,940円(同)ですが、@TCOMヒカリはマンションタイプ4,180円、戸建てタイプで5,610円と安価です。
「@TCOMヒカリ」と格安SIMの「LIBMO」を併用することで、安価な料金設定の「LIBMO」に「セット割」が適用されて、毎月の支払い額をさらに節約することができます。
LIBMO セット割適用後の実質料金 | |||
データ容量 | 通常料金 | @T COMヒカリ 「セット割」月額割引額 |
実質料金 |
3GBプラン | 980円 | 1回線 220円/月割引 | 760円 |
8GBプラン | 1,518円 | 1回線 220円/月割引 | 1,298円 |
20GBプラン | 1,991円 | 1回線 220円/月割引 | 1,771円 |
30GBプラン | 2,728円 | 1回線 220円/月割引 | 2,508円 |
家族4人で利用した場合の、通信費トータル費用を計算してみましょう。
@TCOMヒカリ | LIBMO 3GB | 家族 | 合計 | |
マンション | 4,180円 | 760円 | 4人 | 7,220円 |
戸建て | 5,610円 | 760円 | 4人 | 8,650円 |
家族4人分のスマホ代と光回線を合計した通信費トータル費用は、マンション利用7,220円・戸建て利用8,650円になります。ドコモのスマホプランで無制限プランを使っている場合よりも、大幅に安くなりますよね。
キャッシュバックキャンペーン
(出典:@TCOMヒカリ申し込み)
@TCOMヒカリを新規契約すると、35,000円のキャッシュバックが受け取れるキャンペーンが開催されています。
工事費実質無料
(出典:@TCOMヒカリ申し込み)
光回線を利用するためには、導入工事が必要になります。
@TCOMヒカリでは22,000円の工事費がかかりますが、分割払にすることで毎月の分割費用と同額の割引が受けられるため、工事費は実質無料で利用することができます。
月額料金から12ヶ月割引
(出典:@TCOMヒカリ申し込み)
@TCOMヒカリを新規契約すると、月額料金から戸建てで合計5,280円(440円×12ヶ月)・マンションで合計3,960円(330円×12ヶ月)の割引が受けられます。
ドコモ光を利用しているユーザーも簡単な手続きだけで乗り換えが可能
(出典:NTT東日本公式)
既にドコモ光を自宅でご利用の方も、同じ光回線フレッツ光を使っている「@TCOMヒカリ」になら、新たな工事不要の「事業者変更」という簡単な手続きだけで、お得な「@TCOMヒカリ」に乗り換えることが可能です。
1.利用中の光コラボであるドコモ光から事業者変更承認番号を取得
ドコモ光に、事業者変更承諾番号を請求します。
電話 0120-800-000 (9:00~20:00 年中無休)
ドコモショップでもwebでも手続きが可能です。
事業者変更承認番号には、発行日から15日間の有効期限があります。
この有効期限は、乗り換え先への申し込みに15日間の猶予があるということではなく、申し込み先が手続きを行う期間も入っているので、事業者変更承諾番号を入手したら、速やかに乗り換え先の光コラボへの申し込みをおすすめします。
2.乗り換え先の光コラボに申込み
「@TCOMヒカリ」の申込時には新規契約ではなく「事業者変更」で、ドコモから入手している事業者変更承諾番号を申し込み先に伝えてください。
3.切り替え日が来ると自動的に新しい光コラボが利用できる
「GMO光アクセス」から、切り替え日の連絡が入ります。
連絡のあった切り替え日に、自動的にドコモ光から「@TCOMヒカリ」に光回線が切り替わり、ドコモ光は自動的に解約されます。
電話番号を継続利用して格安SIM「LIBMO」に乗り換える方法
(出典:総務省)
現在ドコモで利用している電話番号は、「MNP(Mobile Number Portability)」と言う制度で、格安SIM「LIBMO」に乗り換え後も継続して利用することができます。
MNPでスマホプランを乗り換えるには、原則として「MNP予約番号」を現在利用中の通信会社から入手する必要があります。
MNP予約番号の入手先
ドコモでMNP予約番号収得します。
MNP予約受付窓口 | 受付時間 | |
携帯電話 | [ドコモの携帯電話から] 151(無料) | 9:00~20:00 |
一般電話 | 0120-800-000 | 9:00~20:00 |
Web | My docomo → 契約内容・手続き → よく利用される項目 → ドコモオンライン手続き | 9:00~21:30 |
店頭 | ドコモショップ | 店舗によって異なる |
MNP予約番号は10桁の数字で、15日間の有効期限があり、LIBMOに乗り換える場合は
10日以上残っている状態で手続きを行ってください。
「LIBMO」の契約時に入手した予約番号を伝えることで、電話番号を継続利用することができるMNPでの格安SIM乗り換えが完了します。