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auの格安スマホとは?

スマホ代

auをご利用中のユーザーは、通信速度や繋がりやすさなどの環境については満足していることが多いのですが、月額料金については不満に感じている方も少なくありません。

 

そんな中、auは2025年になって新プランを発表すると共に、既存プランも値上げをすることを発表しました。8月利用分から既に利用料金は値上げがされています。

 

今まで以上の負担額になる現実を見て、長年auを利用してきたユーザーの中には、より安いスマホプランへの乗り換えを検討する方が増えています。

 

よく解らない・・・という方にも解るように、auの格安スマホとは何か?解説していきます。

 

 

「格安SIM」と「格安スマホ」はどう違う?

 

格安スマホと良く似たものに、「格安SIM」があります。AIにこの違いについて尋ねてみると・・・

 

  • 「格安SIM」SIM単体のこと、通信サービス。毎月のスマホ代を安くする手段
  • 「格安スマホ」スマホ本体のこと、端末。端末代金を安く抑える手段

 

という回答が出てきます。間違ってはいませんが、本来の趣旨とは微妙にずれている感が否めません。人間が同じ質問に回答するなら、以下になります。

 

格安SIMとは?

MNOとMVNOの関係

 

(出典:総務省

 

スマホプランを提供している事業者には、総務省から認可を受けた上で、自社で回線やアンテナ基地局を敷設整備している移動体通信事業者(Mobile Network Operator)のMNOと、自社では設備に大きな資本投下を行っておらずに、MNOの回線の一部を借りて運営している移動体通信事業者(Mobile Network Operator)のMVNOの2種類があります。

 

MNOにはドコモ・KDDI・ソフトバンク・楽天モバイルの4事業者があり、「通信キャリア」と呼ばれています。

 

MVNOは参入しやすいことから1,890の事業者があり、「格安SIM」と呼ばれています。

 

通信キャリア「MNO」と、主な格安SIM「MVNO」は以下の通りです。

 

通信キャリア「MNO」 格安SIM「MVNO」
ドコモ ドコモ IIJmio
NUROモバイル
mineo
BB.exciteモバイル
HISモバイル
LIBMO
ロケットモバイル
など
ahamo
KDDI au
povo
UQモバイル
ソフトバンク ソフトバンク
LINEMO
ワイモバイル
楽天モバイル 楽天モバイル

 

KDDIが提供しているスマホプランは、au以外にもオンライン専用プラン「povo」と、サブブランド「UQモバイル」がありますが、どちらも通信キャリア(MNO)であるKDDIが提供しているスマホプランであり、auよりも安価な料金が設定されていますが格安SIMではありません。

 

格安SIM(MVNO)では大きな資本投下の必要が無いため、安価なスマホプランを提供することができます。またそれに加えて、MNOと比較して宣伝広告費やリアル店舗の有無など必要な経費を抑えることも、MVNOが安価な料金で提供できる理由です。

 

 

 

格安スマホとは?

格安SIMという言葉と比較して、一般的に安価に利用ができるスマホプランも含めて、格安スマホという意味で使われることも少なくありません。

 

多く使われているニュアンスとしては、安価なスマホプランをコスパが良く安いスマートフォンで利用するということでしょうか。

 

しかし、安いという尺度は人によって異なります。スマホ本体の価格が3万円を高いと判断する方もいらっしゃいますし、最新のiPhone17が軽く10万円を超えていて、高いモノでは20万円を超えることと比較すれば、3万円のスマホ本体価格はとても安いという判断をする方もいらっしゃいます。

 

スマホプランの月額料金も同様で、3GB/月の容量が3,000円なのを安い!という判断の方もいれば、高い!という方もいらっしゃいます。

 

このように、格安スマホは格安SIMと比べて物差しがハッキリとせず、これが格安スマホだ!という決定版をお示しすることは難しいのですが、「auの格安スマホ」ということなら、ある程度ハッキリしてきます。広義の意味でauユーザーが今よりも安価にスマホを利用できるということになるからです。

 

 

auの格安スマホ 定番は「UQモバイル」

 

(出典:UQモバイル

 

先にご説明したように、auのサブブランドである「UQモバイル」はMNOであり格安SIMではありませんが、auと全く同じ通信環境を安価にコスパ良く利用することができます。

 

UQモバイルの料金プラン

UQモバイルのプランは、最大容量30GB/月で5GB未満の利用時には安くなる「トクトクプラン2」と、最大容量35GB/月で10分までの掛け放題が付帯する「コミコミプランバリュー」の2つがあります。

 

プラン名 トクトクプラン2 コミコミプランバリュー
容量 5GB未満 30GB 35GB
基本月額 2,948円 4,048円 3,828円

 

「トクトクプラン2」はauのスマホプランの様に、家族で利用した場合の「家族割」・指定の自宅Wi-Fi回線と併用することで適用される「セット割」の割引制度がありますが、auではできる両方の割引併用がUQモバイルではできず、どちらか一方の割引になります。

 

「コミコミプランバリュー」は、他社のオンライン専用プラン「ahamo」「LINEMO」の対抗プランであり、割引制度の適用はできません。

 

家族割適用の料金

auでは2人の場合と3人以上で「家族割」の割引料金が異なりますが、UQモバイルでは同じです。

 

プラン名 トクトクプラン2 コミコミプランバリュー
容量 5GB未満 30GB 35GB
基本月額 2,948円 4,048円 3,828円
家族割 550円 550円 0円
割引後スマホ1台 2,398円 3,498円 3,828円

 

auの料金プランと比較してみましょう。

 

使い放題MAX+ 5G/4Gプラン
容量 1GB未満 無制限
基本月額 6,138円 7,788円
家族割
(2回線)
660円 660円
家族割
(3回線以上)
1,210円 1,210円
家族割2人
1台当り
5,478円 7,128円
家族割3人以上
1台当り
4,928円 6,578円

 

ミニフィットプラン+ 現行プラン
容量 ~1GB ~2GB ~3GB
基本月額 3,278円 4,378円 5,478円
家族割
(2回線)
0円 0円 0円
家族割
(3回線以上)
0円 0円 0円
家族2人
1台当り
3,278円 4,378円 5,478円
家族3人以上
1台当り
3,278円 4,378円 5,478円

 

月に5GB未満程度を利用するユーザーが、auでは最安でも6,578円になるのに対して、UQモバイルなら月額2,398円で利用することができます。

 

月に3GB未満程度を利用するユーザーが、auでは最安でも5,478円になるのに対して、UQモバイルなら月額2,398円で利用することができます。

 

月に1GB未満程度を利用するユーザーが、auでは最安でも3,278円になるのに対して、UQモバイルなら月額2,398円で利用することができます。

 

auで無制限プランを契約していても、月に30GB未満のユーザーはUQモバイルに乗り換えた方が、支払い費用は大幅に安くなります

 

セット割適用の料金

プラン名 トクトクプラン2 コミコミプランバリュー
容量 5GB未満 30GB 35GB
基本月額 2,948円 4,048円 3,828円
セット割 1,100円 1,100円 0円
割引後スマホ1台 1,848円 2,948円 3,828円

 

auが指定する自宅のWi-Fi回線を併用している場合、さらにUQモバイルはお得に利用ができます。auで無制限プランを利用していても、5GB未満のユーザーはUQモバイルなら指定のWi-Fi回線を併用していれば月額1,848円で利用できます。auで指定しているWi-Fi回線とUQモバイルの指定は基本的に同じですから、auでセット割の「auスマートバリュー」を適用している方は、こちらの料金でお得に利用することができます。

 

「セット割」が適用される光回線は、以下の通りです。

 

マンション
光回線 月額料金 対象エリア 光回線系列
auひかり 4,180円 近畿・東海以外の全国 KDDI系
auひかり ちゅら 4,719円 沖縄 KDDI系
eo光 5,447円 近畿 電力系
コミュファ光 4,070円 東海 電力系
ピカラ光 3,740円 四国 電力系
BBIQ光 4,510円 九州 電力系
メガエッグ光 4,070円 中国 電力系
So-net光プラス M 4,895円 全国 フレッツ光系
光コラボ
ビッグローブ光 4,378円 全国 フレッツ光系
光コラボ
@nifty光 4,378円 全国 フレッツ光系
光コラボ
エディオンネット 4,455円 全国 フレッツ光系
光コラボ
@T COMヒカリ 4,180円 静岡県以外の全国 フレッツ光系
光コラボ
ひかりゆいまーる 4,180円 沖縄 フレッツ光系
光コラボ

 

戸建て
光回線 月額料金 対象エリア 光回線系列
auひかり 5,610円 近畿・東海以外の全国 KDDI系
auひかり ちゅら 6,039円 沖縄 KDDI系
eo光 5,448円 近畿 電力系
コミュファ光 5,170円 東海 電力系
ピカラ光 4,950円 四国 電力系
BBIQ光 5,830円 九州 電力系
メガエッグ光 5,710円 中国 電力系
So-net光プラス M 5,995円 全国 フレッツ光系
光コラボ
ビッグローブ光 5,478円 全国 フレッツ光系
光コラボ
@nifty光 5,720円 全国 フレッツ光系
光コラボ
エディオンネット 5,610円 全国 フレッツ光系
光コラボ
@T COMヒカリ 5,610円 静岡県以外の全国 フレッツ光系
光コラボ
ひかりゆいまーる 5,720円 沖縄 フレッツ光系
光コラボ

 

 

スマホを安く手に入れる

 

(出典:UQモバイル

 

今回のテーマは格安スマホですから、スマホを安く手に入れる方法も考えてみましょう。

 

UQモバイルで「スマホトクするプログラム」を利用する

高価な機種を安く手に入れるには、UQモバイルに乗り換えるのに併せて「スマホトクするプログラム」を利用する手があります。

 

たとえば、XPERIA 10Ⅵが実質39,790円で入手できます。

 

「スマホトクするプログラム」は、簡単に説明するならスマホ版の「残クレ」であり、2年で返却する代わりに安く使えるという制度です。2年ごとに新しいスマホを利用したいユーザーには最適ですが、長期的に利用する腹積もりのユーザーには向いていません。

 

UQモバイルで購入する

自分のモノにはならず、気を遣って利用する必要がある「残クレ」での入手に抵抗がある方は、乗り換え時にお得に購入する手段があります。

 

たとえば、Redmi Note 13Proなら36,400円で購入することができます。

 

しかし、この価格はau以外からの乗り換えと比較するとメリットが薄いと言えます。KDDIのスマホプラン以外から、使っている電話番号を持って乗り換えるMNPをUQモバイルに行い、併せて同じRedmi Note 13Proを購入した場合は14,400円で入手できます。

 

これは、どこの通信事業でも行っていることで、他社からの流入を優遇することで新規ユーザーの獲得を狙っているからです。その意味では、auからUQモバイルへの乗り換えは、同じKDDI内の移行ですから仕方が無いことですが、考え方を変えれば、auユーザーはKDDI以外のスマホプランにMNPで乗り換えるのに併せて購入すれば、安価にスマホ本体を入手できるということになります。

 

*MNPについては、以下も併せて是非ご覧ください。

 

 

 

KDDI以外にMNPで乗り換えて購入するとお得

MNPでKDDI以外のスマホプランに申し込むと、安価にスマホ本体も手に入れられます。

 

ワイモバイル

 

(出典:ワイモバイル

 

ワイモバイルにauからMNPすれば、安価にスマホが入手できるだけでなく、月額料金もUQモバイルよりも安くなる可能性があります。

 

家族で利用する場合

ワイモバイルの家族割は2人目以降にのみ適用されます。

 

ワイモバイル シンプル3
プラン名 S M L
容量 5GB 30GB 35GB
基本月額料金 3,058円 4,158円 5,258円
家族割 2人目から1,100円の割引
家族割2人 5,016円 7,216円 9,416円
家族割3人 6,974円 10,274円 13,574円
家族割4人 8,932円 13,332円 17,732円

 

セット割を適用する場合

ワイモバイルもセット割と家族割の併用はできません。auでセット割を利用している場合は、ワイモバイルに乗り換えるとセット割は適用されません。しかし、「光コラボ」を利用中のユーザーは、「事業者変更」という簡単な手続きをするだけで、ワイモバイルが指定するソフトバンク光に工事不要で乗り換えることが可能です。

 

*事業者変更についての詳細は、以下も併せて是非ご覧ください。

 

 

 

ワイモバイル シンプル3
プラン名 S M L
容量 5GB 30GB 35GB
基本月額 3,058円 4,158円 5,258円
セット割 1,650円 1,650円 1,650円
割引後スマホ1台 1,408円 2,508円 3,608円

 

iPhoneも購入できる

最新のiPhone17は購入できませんが、iPhone16はもちろん新品で購入できます。

MNPでワイモバイルに乗り換える場合、iPhone16eが一括で75,096円、iPhone13なら一括52,800円から購入できます。

 

 

楽天モバイル

楽天モバイル最強プラン

 

(出典:楽天モバイル

 

楽天モバイルは、無制限プランを通信キャリア(MNO)の中で、最もコスパ良く利用することができます。

 

ドコモ au ソフトバンク 楽天モバイル
プラン ドコモMAX 使い放題MAX+ 5G/4Gプラン メリハリ無制限+プラン Rakuten最強プラン
容量 3GB~無制限 1GB~無制限 2GB~無制限 20GB~無制限
基本月額料金 8,448円 7,788円 7,425円 3,278円

 

月に20GB未満の場合は料金が2,178円になり、3GB未満の場合は1,078円になる従量制プランです。家族で利用する場合は、スマホ1台につき月額110円が割引されます。

 

MNPでauから乗り換えれば、スマホもお得に入手できます。

 

iPhoneトク得乗り換え!対象のiPhoneが最大36,000円相当おトク! | キャンペーン・特典 | 楽天モバイル
対象のiPhoneが最大36,000円相当おトクキャンペーン開催中!キャンペーン条件:要エントリー 対象iPhoneを一括または24回払いで購入 + 楽天モバイルを初めて申し込み + 他社から電話番号そのまま乗り換え(MNP)

 

 

スマホトク得乗り換え!Android製品が最大16,000ポイント還元! | キャンペーン・特典 | 楽天モバイル
要エントリー!楽天モバイルへ初めてお申し込み+他社から電話番号そのまま乗り換え+対象のAndroid製品をご購入いただくと最大16,000ポイント還元!他社から乗り換え以外の方でも最大13,000ポイント還元中

 

 

IIJmio

iijimo

 

(出典:IIJmio

 

格安SIMの「IIJmio」は、au回線を選ぶこともできます。安価なプランが提示されているだけでなく、家族で利用すると100円の割引が適用されます。

 

容量 料金 2回線以上
家族割
2GB 850円 750円
5GB 950円 850円
10GB 1,400円 1,300円
15GB 1,800円 1,700円
25GB 2,000円 1,900円
35GB 2,400円 2,300円
45GB 3,300円 3,200円
55GB 3,900円 3,800円

 

MNPでIIJmioに乗り換える時に、スマホ本体も購入すればお得です。

 

 

(出典:Amazon

 

たとえば、「OPPO A3 5G」は、リフレッシュレート120Hzの6.7インチディスプレイで、CPUにMediaTek Dimensity 6300を搭載する、普段使いにピッタリのちょうど良い新しいスマホで、おサイフケータイも搭載しています。Amazonでは29,800円で販売しています。

 

このスマホをIIJmioにMNPするのと併せて購入すると、月々534円の支払いで済みます。(534円×24回=12,816円)もちろん「残クレ」ではないので、スマホを返却する必要もありません。5GBの容量プランを家族で利用すれば月額850円です。

新しいスマホの代金とスマホプランの月額料金を合わせて、534円+850円=1,384円 になります。

 

格安スマホの金額に明確な基準はありませんが、機種代まで合わせたスマホ1台月額1,384円で利用ができるのは、多くの方に格安スマホと認めて頂けるのではないでしょうか?

 

 

毎月のスマホ代が高いと感じている方は、一歩踏み出すと随分安く利用することができます。

 

 

 

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