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ソフトバンクユーザーの「LINEMOへ乗り換え」はお得なのか?向いている人と向いていない人を解説

スマホ代

ソフトバンクは3大キャリアの一角を占める、スマホプランで大きなシェアを持っていて、PayPayとも親和性が高く長期間の継続利用をするユーザーも多くなっています。最も利用者が多いのは無制限プランで、便利にどこでもインターネットがどれだけでも使えますが、その月額料金は決してお安くありません。

 

同じソフトバンクが提供していて、安価なプランになっている「LINEMO」にご興味がある方も多いと思います。現在ソフトバンクのスマホプランを利用している方には、同じ通信環境を安価に利用ができる手段になりますが、乗り換えることがメリットの多いユーザーと、デメリットの方が多いユーザーが存在するのも確かです。

 

ソフトバンクをスマホプランに利用している方が、「LINEMOへの乗り換え」はお得になるのか?向いている人と向いていない人を解説していきます。

 

 

普段からソフトバンクショップを利用するユーザー 「向いていない」

 

ソフトバンクのショップは全国にあり、ずっと身近に存在してくれている安心感をお持ちの方も多いですよね。スマホを使っていて解らないことが発生したり、トラブル時に駆け込んだりすることができる場所として機能してくれるので、度々お世話になっているユーザーも多くなっています。

 

そんなユーザーは、「LINEMO」への乗り換えはおすすめしません。

 

LINEMOはオンライン専用プラン

「LINEMO」の成り立ちは、管政権時代の携帯料金を安くする!という政策によって誕生しています。

 

月額料金の高止まり批判を受けた3大キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)は、利益の源であるメインプランを値下げすることは長期的に大幅な減収に繋がることを危惧して、サブブランドを持つauとソフトバンクが、UQモバイルとワイモバイルの値下げでお茶を濁す手段に出ました。しかし、政権はその対応に激怒したと言われています。

 

auとソフトバンクが頭を抱えているところに、サブブランドを持っていないドコモが、新手のプランとして「ahamo」を発表します。ドコモの既存料金体系と比較して大幅に安く、一般のニュース番組でも広く取り上げられました。月額料金を安くするのと引き換えに、他のドコモプランとは大きく異なる部分があることも披露されました。

 

その違いは、家族で利用した場合の「家族割」・自宅で利用する特定の光回線などと併用することで割引が適用される「セット割」などの割引制度が一切無く、既存のドコモショップでは契約も契約後のフォローもできない点で、それ故にahamoは「オンライン専用プラン」と呼ばれています。

 

この新しいプランは政権や国民にも好評で、ソフトバンクは慌てて追従するオンライン専用プランとして「LINEMO」を発表しました。

 

「LINEMO」はオンライン専用プランであり、手厚い店舗での対面サポートが必要な方には、「LINEMO」への乗り換えは向いていません。

 

ショップの利用は契約時に訪れただけで、普段は全く利用していないソフトバンクユーザーに、「LINEMO」への乗り換えは向いていると言えます。

 

 

ソフトバンクのキャリアメール利用者 「あまり向いていない」

 

スマホでメールを利用するソフトバンクユーザーは、旧いユーザーほど利用するメールアドレスにキャリアメールである(××××@i.softbank.jp・××××@softbank.ne.jp)を利用している方が多い傾向にあります。

 

乗り換えで既存のキャリアメールアドレスは利用不可に

ソフトバンクユーザーが「LINEMO」に乗り換えた場合、このキャリアメールアドレスが利用できなくなります。継続して利用したい場合は、月額330円または年額3,300円を支払って、メール持ち運びサービスを利用する必要があります。

 

将来的なことも踏まえて、スマホプランを自由に乗り換えるためには、無料で提供されているgmailなどのフリーメールのアドレスを収得して、メインに利用するメールアドレスを移行することをおすすめします。

 

過去にキャリアメールを使って、何らかのID登録などをした覚えがあるなら、気がついたときに継続利用が可能なメールアドレスに変更をしておくのが最適です。

 

 

留守番電話・転送サービスを利用している方 「向いている」

LINEMOロゴ

 

(出典:ソフトバンク

 

以前と比較して電話回線を使った通話をする機会は減少していると言えますが、仕事上で利用頻度が高い方も少なくありません。留守番電話サービスを当たり前のように利用しているユーザーも多いと思います。また、スマホにかかってきた電話を、別の固定電話などに転送する、電話転送サービスをご利用中の方もいらっしゃいます。

 

他社のオンライン専用プランでは、メインプランで提供している留守番電話・転送サービスを提供していないケースが多いですが、「LINEMO」では月額220円の「留守番パック」で提供されています。

 

LINEMOの「留守番パック」

便利な留守番パックの内容について確認しておきましょう。

 

留守番電話サービス 伝言メッセージを30件まで、最大72時間お預かり
着信転送サービス かかってきた電話を、あらかじめ指定した「転送先」へ転送
着信お知らせ機能 圏外時や電源をOFFにしている時に着信があった場合
電波が届くようになり次第着信があったことをお知らせ
留守番電話に伝言メッセージが残った場合は、伝言メッセージがあることをお知らせ

 

LINEMOはビジネス利用でも、十分機能するオプションがあります。

 

 

スマホ代を安くしたい 「概ね向いていてお得」

LINEMOベストプラン

 

(出典:LINEMO

 

ソフトバンクユーザーで毎月のスマホ代を安価にしたいなら、多くのケースで「LINEMO」への乗り換えは概ね向いていると言えます。

 

長年ソフトバンクのスマホプランを継続利用している多くのユーザーは、家族で利用する「家族割」・ソフトバンク光やソフトバンクエアーと併用で適用される「セット割」の、大きな割引額が乗り換えを躊躇する一因になっていることが多いですが、それらの割引が無くなっても、「LINEMO」への乗り換えで安くなるケースが多くなります。

 

ソフトバンクのスマホプランと「LINEMO」の月額料金を比較

ソフトバンクユーザーが「LINEMO」に乗り換えることでお得になるのか?まずは単純に月額料金の比較をしてみましょう。

 

LINEMOの月額料金

LINEMOには2つのプランがあります。

 

LINEMOベストプラン
容量 3GB未満 10GB
基本月額料金 990円 2,090円

 

LINEMOは登場以来マイナーチェンジを重ねてきましたが、現在メインになっているのが「LINEMOベストプラン」です。

 

このプランは従量制で、3GB未満の利用時では月額990円、3GBを超過した場合は月額2,090円になります。

 

この3GBと10GBのしきい値は、データに基づいて設計されていると推察できます。MM総研による「携帯電話の月額利用料金とサービス利用実態」(2025年1月調査)では、スマホプランの1ヵ月の利用量の統計として、「1GB」24.9%・「2GB」10.4%・「3GB」17.8%になっていて、53.1%のユーザーは3GB以下の利用になっています。また、「10GB」までのユーザー割合は75.2%に上っています。

 

これは、半数以上のスマホユーザーは月に3GB未満の利用であり、4人に3人のスマホユーザーは月に10GB未満のであるということです。そのため、ソフトバンクのスマホユーザーも3/4は、このLINEMOベストプランで不便を感じることがないと言えます。

 

LINEMOベストプランV
LINEMOベストプランV
容量 30GB 5分かけ放題込み
基本月額料金 2,970円

 

もう一つの「LINEMOベストプランV」は、ライバルの「ahamo」をモロにトレースした対抗プランだと言えます。

 

月に30GBまでの利用が可能で、10GBでは不足する4人に1人のユーザーの受け皿になり、国内電話通話の5分かけ放題が付随します。ソフトバンクで無制限プランを利用しているユーザーの、10人に8人から9人程度は月に30GB未満の利用だと推察できます。

 

ソフトバンクのスマホプラン月額料金

ソフトバンクのスマホプランには、無制限プランと従量制の小容量プランがあります。

 

無制限プラン
メリハリ無制限+プラン
容量 2GB未満 無制限
基本月額料金 5,775円 7,425円

 

現在、ソフトバンクの「メリハリ無制限プラン+」を利用中で、毎月の利用が2GB未満のユーザーは月額5,775円ですが、「LINEMOベストプラン」に乗り換えれば月額990円になり、大幅にお得になります。

 

「メリハリ無制限プラン+」を利用中で、毎月の利用が10GB未満のユーザーは、月額7,425円の料金が、「LINEMOベストプラン」に乗り換えれば月額2,090円になり、30GB未満のユーザーは「LINEMOベストプランV」に乗り換えることで、月額料金は2,970円になり大幅にお得になります。5分かけ放題をソフトバンクで利用しているユーザーは「LINEMOベストプランV」に乗り換えることで、毎月のオプションとして支払っていた880円も不要になります。

 

小容量プラン
ミニフィットプラン+
容量 ~1GB ~2GB ~3GB
基本月額料金 3,278円 4,378円 5,478円

 

ソフトバンクの小容量プランは最大3GB/月までの従量制で、最小の1GB未満でも3,278円ですから、「LINEMOベストプラン」に乗り換えれば月額990円になるので大幅にお得になります。3GB未満で月額5,478円を支払っているユーザーは、更にお得になりますね。

 

ソフトバンクの各種割引制度を考慮したらどうなのか?

「LINEMO」では各種割引制度は適用外ですが、ソフトバンクのスマホプランでは各種割引制度の適用が受けられるので、月額料金の単純比較だけでは解らないユーザーも多いと思います。計算して比較してみましょう。

 

LINEMOベストプランを家族利用

LINEMOベストプラン
容量 3GB未満 10GB
基本月額料金 990円 2,090円
家族割2人総額 1,980円 4,180円
家族割3人総額 2,970円 6,270円
家族割4人総額 3,960円 8,360円

 

LINEMOは家族で利用しても、特定の自宅Wi-Fi回線と併用しても割引がなく、トータル費用は単純に人数分のかけ算になります。

 

家族4人で「LINEMOベストプラン」を利用した場合は、3GB未満の場合で3,960円・10GB未満の場合で8,360円が一ヶ月のトータル費用になります。

 

ソフトバンクを家族利用

ソフトバンクの無制限プランを、家族で利用した場合から計算してみます。

 

メリハリ無制限+プラン
容量 2GB未満 無制限
基本月額料金 5,775円 7,425円
家族割
(2回線)
660円 660円
家族割
(3回線以上)
1,210円 1,210円
単身利用 5,775円 7,425円
家族割2人総額 10,230円 13,530円
家族割3人総額 13,695円 18,645円
家族割4人総額 18,260円 24,860円

 

2GB未満の場合は家族4人で利用したトータル費用は月額18,260円・2GBを超過して利用している場合は24,860円になります。言うまでもなく、「LINEMOベストプラン」に乗り換えた方が大幅にお得です。

 

ソフトバンク光・ソフトバンクエアーと併用して、「セット割」を適用している場合も計算してみましょう。

 

メリハリ無制限+プラン
容量 2GB未満 無制限
基本月額料金 5,775円 7,425円
家族割
(2回線)
660円 660円
家族割
(3回線以上)
1,210円 1,210円
セット割 1,100円 1,100円
単身利用 4,675円 6,325円
家族割2人総額 8,030円 11,330円
家族割3人総額 10,395円 15,345円
家族割4人総額 13,860円 20,460円

 

この場合でも利用量に応じて、「LINEMOベストプラン」「LINEMOベストプランV」に乗り換えた方が、大幅にお得になります。

 

ソフトバンクの小容量プランでは、家族で利用しても家族割はなく、適用されるのは「セット割」だけになります。

 

ミニフィットプラン+
容量 ~1GB ~2GB ~3GB
基本月額料金 3,278円 4,378円 5,478円
家族割
(2回線)
0円 0円 0円
家族割
(3回線以上)
0円 0円 0円
セット割 1,100円 1,100円 1,100円
単身利用 2,178円 3,278円 4,378円
家族割2人総額 6,556円 8,756円 10,956円
家族割3人総額 9,834円 13,134円 16,434円
家族割4人総額 13,112円 17,512円 21,912円

 

家族4人で利用した場合の費用は、最低でも1万円を超過して最大で2万円を超えるので、「セット割」が無くなっても「LINEMOベストプラン」へ乗り換えた方が、大幅に支払費用を減額できてお得になります。

 

月に30GB以上を利用するユーザー 「向いていない」

LINEMOでは30GBまでしか容量プランの用意がなく、毎月30GBを超過しているユーザーに乗り換えは向いていません。

 

LINEMOベストプランV」では、30GBを超過しても45GBまでは1Mbpsの通信速度で利用することができます。(45GB超過時は128kbps)1Mbpsの通信速度が利用できれば、多くのことはこなすことができますが、動画視聴などデータ消費が激しい利用方法で快適に利用するのは難しいと言えます。

 

 

LINEMOに乗り換えたら「ソフトバンク光」を継続利用するメリットは無い

 

ソフトバンク光とソフトバンクのスマホプランを併用しているユーザーは、最もデータ消費が大きい自宅ではWi-Fiが利用できるので、スマホプランのギガを大量に消費するケースが少なくなり、月に2GB未満で収まっている場合は無制限プランを利用していても、割引が適用されてコスパ良く使えるメリットを感じていた方も多いと思います。

 

しかし、ここまで見てきたように、各種割引制度の適用を受けなくても「LINEMO」に乗り換えた方がお得になります。割引制度の適用が無いなら、敢えてソフトバンク光を継続して利用するメリットも無いと言えます。

 

より安価に使える光回線に乗り換えれば、さらに毎月の支払い費用を抑えることが可能でお得になります。

 

光コラボへの乗り換えは工事不要で可能

事業者変更説明

 

(出典:NTT東日本公式

 

スマホプランの乗り換えとは違って、光回線サービスの乗り換えは回線工事などの手間がかかることを躊躇する方が多いのですが、ソフトバンク光はNTT東西の光回線を使う、数多く存在している「光コラボ」の一つです。そのため、光コラボのソフトバンク光のユーザーが、他の光コラボに乗り換えても同じ光回線を利用するため、乗り換えに際して新たな回線導入工事が必要無く、インターネットが利用できない期間も生じません。

 

この光コラボから別の光コラボに簡単な手続きで乗り換えられることを、「事業者変更」と呼んでいます。

 

具体的な手続きとしては、利用中のソフトバンク光から「事業者変更承諾番号」を取得して、乗り換え先の光コラボに伝えて、事業者変更による契約をするだけです。固定電話やテレビ視聴のサービスをソフトバンク光でオプション利用していたものは、そのまま乗り換え先の光コラボで利用することができます。

 

おすすめの乗り換え先は「GMO光アクセス」

 

 

(出典:GMO光アクセス

 

ソフトバンク光から乗り換える光回線サービスとして、最もおすすめするのが光コラボの「GMO光アクセス」です。事業者変更で簡単乗り換えが可能です。

 

GMO光アクセスの月額料金は、マンション利用3,773円・戸建て利用4,818円です。

 

キャッシュバックキャンペーン

GMO光アクセスを新規契約すると、5,000円のキャッシュバック特典が受け取れます。

 

工事費無料

工事費に最大25,300円の費用がかりますが、36回の分割払にすることにより、毎月分割費用と同額の値引きが受けられるので、実質無料で導入することが可能です。

 

Wi-Fiルーターを無料レンタル

自宅に導入した光回線でWi-Fiを利用するためには、Wi-Fiルーターを別途購入して設置する必要があります。GMO光アクセスでは、高性能ルーターを無料でレンタルすることができます。3年以上継続して利用すると、レンタルしていたWi-Fiルーターはそのままプレゼントされます。

 

「LINEMOベストプラン」を家族4人で併用した費用は?

https://ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=3511725&pid=891677411

 

 

前述のように、自宅に光回線が利用できる環境があればWi-Fiが利用できるので、多くのスマホユーザーは月に3GB程度の容量プランで収まります。

 

自宅では高速無制限で快適な「GMO光アクセス」+スマホプランに「LINEMOベストプラン」を併用した場合の、家族4人の通信費トータル費用を計算してみましょう。

 

  GMO光アクセス LINEMOベストプラン3GB未満 指定オプション 家族 合計
マンション 3,773円 990円 0円 4人 7,733円
戸建て 4,818円 990円 0円 4人 8,778円

 

通信費トータル費用は、ソフトバンク光を併用していた場合と比較して大幅にお得になります。メリハリ無制限プラン+だけを利用していた場合と比較しても、大幅にお得です。

 

ソフトバンク光からGMO光アクセスへ乗り換える「事業者変更」の方法

ソフトバンク光を利用中のユーザーは、コスパの良い「GMO光アクセス」へ工事不要の「事業者変更」で簡単に乗り換えることができます。

 

その具体的な手順を見てみましょう。

 

1.利用中の光コラボであるドコモ光から事業者変更承認番号を取得

ソフトバンク光に、事業者変更承諾番号を請求します。

 

連絡先 ソフトバンク光

電話 0800-111-2009 (10:00~19:00 年中無休)

 

事業者変更承認番号には、発行日から15日間の有効期限があります。

 

この有効期限は、乗り換え先への申し込みに15日間の猶予があるということではなく、申し込み先が手続きを行う期間も入っているので、事業者変更承諾番号を入手したら、速やかに乗り換え先の光コラボへの申し込みをおすすめします。

 

2.乗り換え先の光コラボに申込み

GMO光アクセス」の申込時には新規契約ではなく「事業者変更」で、ドコモから入手している事業者変更承諾番号を申し込み先に伝えてください。

 

3.切り替え日が来ると自動的に新しい光コラボが利用できる

「GMO光アクセス」から、切り替え日の連絡が入ります。

連絡のあった切り替え日に、自動的にドコモ光から「GMO光アクセス」に光回線が切り替わり、ソフトバンク光は自動的に解約されます。

 

ソフトバンク光からレンタルしていた機材があれば、返却手続きをとってください。ソフトバンク専用のWi-Fiルーターをレンタルしているケースが多く、返却することによって毎月支払っていたレンタル料も無くなります。GMO光アクセスではWi-Fiルーターを無料レンタルできるので、申し込みをお忘れ無く!

 

NTTマークの付いているONUと呼ばれる筐体は、ソフトバンクからのレンタル品ではなく、NTT東西からのレンタル品で、GMO光アクセスに乗り換え後も利用するので、誤ってソフトバンク光に返却しないようにしてください。