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スマホの電話通話料金をなるべく安く利用したい!その方法は?

スマホを持って喜ぶ女性 スマホ代

以前と比較してスマホのプラン料金は、積極的にコスパの良いプランの選択をすることで、安価に利用する手立てがあると言えます。これは、管政権時代に携帯電話料金を下げる政策によって登場したプランなどに、積極的に乗り換えることで実現します。

 

しかし、この値下げ対象になったのは基本的にデータ容量プランであり、電話通話の料金に関しては対象になっておらず、同じ料金が継続しています。

 

固定電話の通話料金は2024年1月から改定されていて、以前は存在した距離によって変わる制度が廃止されて、携帯スマホの電話通話と同様に一律料金に変更されています。その料金は、固定電話への発信の場合で3分9.35円・携帯スマホへの発信の場合で1分17.6円です。

 

一方でスマホから発信した場合の、一般的な通信キャリアの電話通話料金は発信先(もちろん国内の固定・スマホです)を問わず30秒22円と高額で、3分に換算すると132円になり、固定電話からの発信と比較して数倍になる高水準の料金が維持されています。30分通話をした場合は1,320円・1時間で2,640円がスマホプランの料金に加算されますから、負担は大きいですよね。

 

スマホの電話通話料金を、なるべく安く利用したいユーザーに、その具体的な方法を解説します。

 

 

シンプルに通話料金が30秒単位で安いのはどこ?

それほど頻繁に電話通話をするわけではないけれど、今月はスマホ代高いなぁ・・・という時には、電話通話をうっかり長時間しているパターンのスマホユーザーは、シンプルに通話料金が安いところを探っていきましょう。

 

3大キャリア(ドコモ・au・SoftBank)の電話通話料金は横並びで、30秒22円になっています。各種割引制度を使って利用しているユーザーも多いと思いますが、通話料金は割引制度の対象外で、仮に割引制度をフルに使って月額料金が5,500円のプランなら、うっかり1時間の通話を1ヵ月でしてしまった場合は8,140円になり、2時間の長話をしてしまった時には、10,780円になり1万円を超えてしまいます。

 

3大キャリアのプランは割高な料金設定であり、コスパが良くないため今回の比較からは除外します。また、UQモバイルは料金プランの改定と共に既存プランユーザーも値上げすることを公表していますが、2025年5月29日現在で詳細が発表されていないため除外します。

 

主なスマホプランの、電話通話料金を見てみましょう。

 

30秒料金 1分料金
楽天モバイル 0円 0円 RakutenLinkアプリ利用時
22円 44円 電話回線利用
DTI SIM 11円 22円 標準電話アプリでOK
エキサイトモバイル 11円 22円 プレフィックス番号・アプリ必要
HISモバイル 9円 18円 標準電話アプリでOK
nuro mobile 11円 22円 標準電話アプリでOK
iijmio 11円 22円 標準電話アプリでOK
LIBMO 11円 22円 標準電話アプリでOK
mineo 22円 44円 標準電話アプリでOK
日本通信SIM 11円 22円 標準電話アプリでOK
ahamo 22円 44円 ドコモ オンライン専用プラン
LINEMO 22円 44円 SoftBank オンライン専用プラン
povo 22円 44円 KDDI オンライン専用プラン

 

 

最安値は「HISモバイル」

HISモバイル

 

(出典:HISモバイル

 

格安SIMでは、電話通話料が安くなっているケースがあります。その場合の多くは30秒11円で、通信キャリアの料金と比較して半額になっています。その中で「HISモバイル」は頭一つ抜けていて、30秒9円の電話通話料金が提示されています。

 

「HISモバイル」の電話通話料金は1分18円ですから、通信キャリアの1分44円と比較して大幅に安くなっているのでおすすめです。

 

プラン料金

容量 料金
100MB 280円
1GB 550円
3GB 770円
10GB 1,340円
20GB 2,090円
30GB 2,970円

 

スマホでインターネットの利用は殆どしない、電話通話ができればOKのユーザーにも、「HISモバイル」はメリットがあります。月に100MB以下しか利用しなかった場合は、月額280円で電話番号を維持することができます。電話を受けるだけなら月額280円で済みますし、発信する場合でも安価な30秒9円で利用できます。(この100MBまでの利用は、単独のプランとして用意されているわけではなく、1GBプランで100MB未満の利用で収まった場合の料金が、自動的に280円になるというものです。100MBを超過した場合は、自動的に月額支払いは550円になります)

 

 

アプリ利用なら通話料無料「楽天モバイル」

楽天モバイル最強プラン

 

(出典:楽天モバイル

 

一般的な電話回線ではなく、IP電話なので通話品質は劣りますが、楽天モバイルで「RakutenLink」アプリを利用した場合の電話通話発信は無料です。時間制限も特に設けられておらず発信先は固定電話でも他社の携帯電話でも国内通話は無料です。これは「かけ放題」とも言え、通話品質が異なるので一概に比較することはできませんが、通信キャリアでは2,000円近くのオプション料金がかかりますから、破格に安いと言えます。

 

プラン料金

容量 料金
3GBまで 1,078円
20GBまで 2,170円
20GB以上無制限 3,278円

 

楽天モバイルは自社でアンテナ基地局や回線を持ち、総務省から認可を受けている通信キャリアの一つですが最後発で参入したため、プラン内容も他の通信キャリアと比較して安価に設定がされています。

 

電話通話の料金はRakutenLinkアプリを利用すれば加算されませんから、3GB未満のデータ利用なら月額1,078円で利用することができます。

 

 

「かけ放題」で安いのはどこ?

コンスタントに電話通話を利用するユーザーは、「かけ放題」オプションを利用した方が安くなるケースがあります。「かけ放題」には1回の国内通話時間に制限のある通話時間限定かけ放題と、制限の無い無制限かけ放題があります。

 

時間制限のあるタイプは、その時間を経過した後には設定されている通話料が発生しますが、1回の通話が時間内なら何度通話を行っても新たな通話料は発生しません。無制限かけ放題の場合は120分などの長時間の継続通話時に、電話通話が終了されるケースがありますが、かけ直せば新たな費用負担無く利用ができます。

 

かけ放題でも海外への発信や、「104番号案内」「117時報」「177天気予報」「0170伝言ダイヤル」「0570ナビダイヤル」「0990ダイヤルQ2」「188消費者ホットライン」などは、対象外になって料金が発生します。

 

主なスマホプランのかけ放題で、容量とかけ放題オプションの料金を加算した支払い額を見てみましょう。

 

容量 5分かけ放題
支払い合計額
10分かけ放題
支払い合計額
無制限かけ放題
支払合計額
その他
楽天モバイル 3GB 1,078円 1,078円 1,078円 RakutenLinkアプリ利用時
2,178円(15分) 電話回線利用
DTI SIM 2GB 1,485円 標準電話アプリでOK
4GB 1,650円 標準電話アプリでOK
エキサイトモバイル ~3GB 1,449円(3分) Fitプラン(従量制)
3GB 1,969円(3分) Flatプラン(固定)
HISモバイル 100MB 780円(6分) 1,760円 標準電話アプリでOK
20GB 2,090円(6分) 標準電話アプリでOK
30GB 2,970円(6分) 標準電話アプリでOK
nuro mobile 1GB 930円 1,320円 1,870円 かけ放題ジャストプラン
5GB 1,480円 1,870円 2,420円 バリュープラスプラン
10GB 1,975円 2,365円 2,915円 バリュープラスプラン
iijmio 2GB 1,350円 1,550円 2,250円 標準電話アプリでOK
5GB 1,450円 1,650円 2,350円 標準電話アプリでOK
25GB 2,500円 2,700円 3,400円 標準電話アプリでOK
LIBMO 3GB 1,530円 1,750円 2,410円 標準電話アプリでOK
8GB 2,068円 2,288円 2,948円 標準電話アプリでOK
20GB 2,541円 2,761円 3,421円 標準電話アプリでOK
mineo 1GB 1,848円 2,508円 標準電話アプリでOK
5GB 2,068円 2,728円 標準電話アプリでOK
20GB 2,728円 3,388円 標準電話アプリでOK
日本通信SIM 1GB 680円 1,890円 シンプル290プラン
20GB 1,390円 2,990円 みんなのプラン
ahamo 30GB 2,970円 4,070円 通信キャリアプラン
110GB 4,950円 6,050円 通信キャリアプラン
LINEMO 3GB 1,540円 2,640円 ベストプラン
10GB 2,640円 3,740円 ベストプラン
30GB 2,970円 4,070円 ベストプランV
povo 0GB 550円 1,650円 電話通話専用

 

 

KDDIのオンライン専用プラン「povo」は他のスマホプランとは大きく異なり、月額基本料金が無く、トッピングオプションで自分が利用する分を都度購入する特殊な利用形態です。180日間にトッピング購入をしないと継続ができませんが、この利用形態に問題が無いなら、5分のかけ放題トッピングだけを毎月購入して電話通話に利用するだけなら、月額550円で電話番号の維持が可能になります。(インターネットの利用は基本的にできません 別途でデータ容量のトッピングが必要になります)

 

月のデータ利用量が1GB未満なら「日本通信SIM」のシンプル290プランに、5分かけ放題のオプション(390円)を加えても680円で利用できます。

 

5分前後のかけ放題利用でおすすめは?

5分前後のかけ放題の時間設定は、各社で異なっていて3分かけ放題から6分かけ放題まであります。

 

ほとんどインターネットを利用しないユーザーは「HISモバイル」

HISモバイル

 

(出典:HISモバイル

 

通話料金のところでも登場しましたが、「HISモバイル」はかけ放題でも独自路線をとっていて、かけ放題の時間が他社よりも長い6分かけ放題になっています。

 

100MBまでの利用なら6分かけ放題をつけても、月額料金は780円で済みます。

 

 

5GB程度の容量と5分かけ放題なら「iijimo」

iijimo

 

(出典:IIJmio

 

ネットも電話通話もそこそこ利用するユーザーには、バランスのとれた料金設定になっている「IIJmio」がおすすめです。月に5GBのデータ容量と5分かけ放題オプションを加えても、月額1,450円で利用することができます。

 

料金プラン
容量 料金 2回線以上
家族割
2GB 850円 750円
5GB 950円 850円
10GB 1,400円 1,300円
15GB 1,800円 1,700円
25GB 2,000円 1,900円
35GB 2,400円 2,300円
45GB 3,300円 3,200円
55GB 3,900円 3,800円

 

IIJmioは2回線以上を家族で利用すると、毎月100円の割引が受けられてお得です。前述の5GB+5分かけ放題は、割引が適用される場合に月額1,350円で利用することができます。

 

 

30GB程度の容量と5分かけ放題なら「ahamo」

ahamo

 

(出典:ahamo

 

データ利用もそれなりに多く、電話通話もそれなりに利用するユーザーには「ahamo」がおすすめです。ahamoはドコモのオンライン専用プランで、30GBの容量と5分かけ放題がついて月額2,970円で利用することができます。

 

ahamoなら、ドコモ回線を破格の安さで利用できます。

 

 

それほどデータ利用はしないが通信キャリアを安価に使いたいなら「LINEMO」

 

(出典:ソフトバンク

 

SoftBankのオンライン専用プランが「LINEMO」です。LINEMOベストプランは3GBまでの利用容量なら月額990円で利用が可能で、5分かけ放題オプションを加えても月額1,540円でコスパ良く利用できます。

 

LINEMOは通信キャリアのSoftBankの回線で、メインプランと同じです。

格安SIMでは同時刻に多くの契約者が利用する、お昼休みの利用では通信速度が遅くなる傾向が顕著ですが、通信キャリア回線のLINEMOなら快適に利用することができます。

 

 

10分程度のかけ放題利用でおすすめは?

1回5分程度の通話時間では足らないユーザーの選択肢は、10分かけ放題になります。

5分かけ放題と比較して、設定されているスマホプランは少なくなります。

 

1GBのデータ容量と10分かけ放題なら「NUROモバイル」

 

(出典:NUROmobile

 

「NUROモバイル」のかけ放題ジャストプランは、かけ放題を組み込んだスマホプランで、10分かけ放題と1GBのデータ容量が込みの月額1,320円で利用ができます。

 

プラン料金

容量 料金
5GB 990円 バリュプラス
10GB 1,485円
1GB 930円 5分かけ放題
かけ放題ジャスト
1GB 1,320円 10分かけ放題
かけ放題ジャスト
1GB 1,870円 無制限かけ放題
かけ放題ジャスト

 

1GBで不足するなら「DTI SIM」

 

(出典:DTI SIM

 

1GBの容量で不足するユーザーは、僅かな料金のプラスで倍の2GBが利用できる「DTI SIM」なら、10分のかけ放題込みの月額1,485円で利用できます。

 

 

無制限のかけ放題利用でおすすめは?

時間制限の無い無制限のかけ放題が必要なユーザーは、月額料金はそれなりにかかるので、本当に無制限が必要なのか?5分程度で何度もかける利用方法でもOKではないか?確認しておく必要があります。

 

RakutenLink利用で無制限通話が格安に可能「楽天モバイル」

楽天モバイルは専用アプリで国内通話無料

 

(出典:楽天モバイル

 

コスパを追求するかけ放題利用なら、断トツで「楽天モバイル」がおすすめです。

前述のように「RakutenLink」アプリで発信する必要がありますが、データ通信の料金だけで無制限かけ放題が利用できます。

 

3GB未満の利用なら月額1,078円でかけ放題が実現しますし、データも無制限利用ができて、電話もかけ放題の何でもありの通信環境が月額3,278円で利用できるのはコスパ抜群です。

 

楽天モバイルなら自分の電話の使い方を事前に気にせずに、無制限かけ放題の環境が利用できます。