一般的なスマホプランでは、大手通信キャリアが提供する、契約時に選んだ一定のデータ容量を使う形式が主流です。
しかし、スマホプランを提供する事業者は数百社以上存在しており、他社との差別化ができなければ新規顧客の獲得が難しく、事業の継続も困難になります。
今回は、すべての人に当てはまるわけではないものの、条件が合えば非常にお得になる、少しユニークで個性的なスマホプランを、デメリットも含めてご紹介します。
招待制モバイル「you me mobile」
(出典:you me mobile)
あまり馴染みの無い「招待制モバイル」という冠が付いていますが、文字通り既存のユーザーからの紹介が無いと利用することができないスマホプランが、ドコモ回線を使う格安SIM「you me mobile」です。(上のリンクから申し込みが可能です 紹介者番号211032800が表示されます)
2人招待で6年間無料!?
「you me mobile」の最大の特徴は招待制ですが、ユーザーにとって最もメリットがあるのは、2人招待すると基本料金が6年間は無料になることです。
月額料金
「you me mobile」の月額料金を見てみましょう。
| 容量 | 2人招待で | 通常料金 |
| 10GB | 0円 | 1,760円 |
| 30GB | 0円 | 2,398円 |
| 50GB | 0円 | 3,278円 |
| 120GB | 0円 | 5,346円 |
もちろん、招待制度を使わなくても通常料金での利用が可能で、10GBの容量を月額1,760円で利用することができます。
ちょっと・・怪しい!?
(出典:you me mobile)
だれかを招待してスマホ代が安くなるなんて・・・マルチ商法では?ちょっと怪しくないか?とご懸念の方もいらっしゃいますよね?
いやいや、そんなことはありません。たとえば、最も効率的でコスパ良く利用する方法の一つとして、ご家族で利用するのはどうでしょうか?
ご夫婦と3人のお子様がいる家族の場合、契約するお父様が家族の中でお二人(奥様と一人のお子様)を招待して、奥様が二人のお子様を招待した場合、月額料金が発生するのは3人のお子様だけになります。
ここでポイントになるのが、無料になる二人は利用するプラン容量に関わらず無料になる点です。招待したご夫婦がそれぞれ月額5,346円の120GBプランを利用しても、本来なら月額10,692円かかる料金が不要になります。
3人のお子様はそれぞれ10GBプランを利用しても、1,760円×3人分=5,280円の支払いに収まり、家族5人分の1ヶ月のスマホ代が5,280円になります。親はそれぞれ120GB・子供はそれぞれ10GBのプラン容量を利用しても、スマホ1台あたりの月額料金は1,056円とコスパ抜群です。
契約して最初の1年で3人招待すれば一生無料
契約して最初の1年以内に3人以上を招待すれば、基本料金が一生無料になります。
デメリットは?
「you me mobile」のデメリットも見ていきましょう。
紹介されたユーザーが継続利用しないと特典が無くなる
2人招待で6年間無料になる特典は、招待されたユーザーが継続利用をして月額料金を支払っている必要があります。2人招待しておいて1人でも解約をすると、特典は無効になり月額料金が発生するようになります。自分でコントロールができない家族以外を招待する場合は、安定して無料状態をキープするために3人以上の招待をしておいて、常に2人以上の利用者を確保しておく必要があります。
紹介初月は無料特典が利用できない
2人紹介で6年無料特典は、紹介したユーザーが月額料金を支払う必要があります。招待されたユーザーの特典内容は変わる予定がありますが、現在は登録初月料金が無料になっているので、支払が発生するまで無料特典は発動しません。
オプションは無料にならない
2人紹介して無料になるのは基本料金のみで、オプションの料金は支払う必要があります。
| 5分かけ放題 | 770円 |
| 15分かけ放題 | 1,375円 |
| かけ放題 | 2,035円 |
| 留守番電話 | 330円 |
| 割込通話 | 330円 |
| 郵送明細 | 550円 |
初期費用がちょっと高め
「you me mobile」の契約時にかかる費用は、SIM開通作業料 4,400円・SIMカード発行手数料 433円がかかります。
ギガの売買が可能!?「メルカリモバイル」
(出典:メルカリモバイル)
契約しているプランのギガが足らなくなったら、オプションでギガ容量を購入するのが一般的ですし、ギガが余ったら月末に消滅するか翌月に繰り越すのが一般的です。ドコモ回線を使う格安SIM「メルカリモバイル」は、ユーザー同士でギガの売買をすることができます。
「メルカリモバイル」は、オークションサイト「メルカリ」ユーザーのためのスマホプランだと言えます。利用をするにはメルカリのアプリをスマホにインストールしてある前提で、上記のリンクをタップすると、メルカリアプリがインストールされていないスマホでは、アプリのインストールサイトに案内されます。そのためパソコンでご覧いただいている場合、リンクが機能しません。
メルカリモバイルの申し込みから料金の支払い、通信料の管理などの全てをメルカリのアプリ内で完結できるため、メルカリユーザーとメルカリモバイルは、極めて親和性が高いと言えます。
ギガ容量の売買ができる
(出典:メルカリモバイル)
「メルカリモバイル」の他のスマホプランには無い特徴として、ギガ容量をメルカリで売買ができることです。メルカリ自体をご存じない方に簡単に説明すると、メルカリはフリーマーケットサイト(フリマと呼ばれる事が多いです)で、出品者としては不要の物の価格を自分で付けて出品すると、物と価格に納得したメルカリユーザーが購入できるサイトです。購入者としては、自分が欲しいものを個人売買でコスパ良く購入することができます。
そんなフリマの売買システムで、メルカリモバイルのギガ容量を同様に売買ができるということです。
売買価格は常に変わる
公式のギガ追加は、1ギガのチャージ料金として550円ですることができます。これに対してフリマでのギガ容量の売買は、需要と供給によって価格が決まるため価格が一定ではありません。
出品できる単位は1GB単位で、最低金額は200円になっていて、販売手数料として出品者は10%をメルカリに支払います。1ギガを200円で出品することが基本ですが、もし2ギガを200円の出品者がいれば、それが売れるまで売買が成立する可能性は低くなります。
価格は自由に付けられるので、たとえば20ギガを5,000円で出品することもできますが、売買成立する可能性は極めて低いと言えます。
購入したデータ容量を翌月に繰り越すことはできないので、月末近くになってくると値下げ合戦が発生しますが、データの容量不足解消のニーズも出てきます。
買う側から考えると、時期に応じて最適な価格を見極めて、公式よりもコスパ良く追加容量の購入ができるメリットが出ます。
メルカリと親和性が高くお得に利用できる
スマホプランを乗り換えたいと考えていても、その方法が良く解らないユーザーは多いですが、メルカリユーザーなら申し込み手続きから支払までメルカリアプリだけで完結できるため、乗り換えのハードルが低くなっています。電話番号を引き続き利用することができるワンストップ方式のMNPにメルカリモバイルは対応しているため、ドコモやauなどの通信キャリアを利用しているユーザーは、利用しているスマホプランの解約手続きをすることなく、メルカリモバイルへの申し込みだけで完結ができます。
それに加えて、普段からメルカリで売買しているユーザーが、メルカリモバイルを利用することによって得られる特典も用意されています。
| 容量 | 料金 | 買う特典 | 売る特典 販売手数料50%OFF クーポン |
| 4GB | 990円 | +5%上限200p | 1枚上限200円 |
| 10GB | 1,730円 | ||
| 20GB | 2,390円 | +5%上限400p | 2枚上限400円 |
| 40GB | 3,700円 | +5%上限600p | 3枚上限600円 |
*一般的なクレカ支払の場合 メルカリゴールドカードの場合は特典内容が向上します
メルカリモバイルは4つのプランが用意されていて、それぞれコスパも悪くありません。
買う特典は、メルカリで購入した場合にギガ容量によってメルカリポイントがアップします。メルカリポイントは1ポイント=1円で利用することができます。
売る特典は、メルカリで出品したものが売れた場合の通常10%の販売手数料が半額になるクーポンがもらえることです。
安価な格安SIMに簡単に乗り換えられて、利用するだけでお得にメルカリが使えるのは、メルカリモバイルの大きなメリットです。
デメリットは?
メルカリモバイルはサービスを開始してから日が浅く、アップデートに余念がありません。少し前まではeSIMしか利用することができない・支払にメルカリカードしか使えないデメリットがありましたが、現在では通常のSIMカードも利用できますし、メルカリカード以外の一般的なクレジットカードも利用することができるようになっています。
メルカリモバイルの最も大きなデメリットとしては、メルカリユーザー以外には利用するメリットが無いことです。
ギガ繰り越し無期限「y.u mobile」
(出典:y.u mobile)
余ったギガ容量は月末で消滅するか、翌月に持ち越せるスマホプランはありますが、持ち越せるのは次の月だけに限定されていて、次の月末が来ると繰り越したギガは消滅することが一般的です。「y.u mobile」の一番の特徴は、容量のギガを無期限に繰り越すことができることです。
ギガ無制限繰り越しのメリット
無制限に繰り越しができるメリットは、シンプルに考えれば余ったギガを無駄にしないことです。月によって利用するギガ容量が大きく変化するユーザーにとっては、他のスマホプランには無い大きなメリットになります。
特に長期間ユーザーは過去の余ったギガ容量が貯まっているので、使いたい時には豪快に使ってもOKになるということです。
ギガが足りなくなった場合、1GBを330円・10GBを1,200円で追加することができますが、この追加したギガも使い切れなかった場合は無制限繰り越しの対象なので無駄がありません。
U-NEXT別契約より大幅にお得!?
「y.u mobile」の料金プランは、シンプルに3つだけです。
| 容量 | 料金 | U-NEXT |
| 10GB | 1,070円 | × |
| 20GB | 2,970円 | 込み料金 |
| 40GB | 4,170円 | 込み料金 |
このページから申し込むことで、プラン容量が倍になるキャンペーンが開催中です。
本来は5GBが1,070円ですが、同じ料金で10GBが利用できるプランになります。
20GBと30GBのプランは、人気の動画サブスク「U-NEXT」の利用料金が込みになっています。U-NEXTの月額料金は2,189円なので、単純計算すると781円で20GBのプランが利用できることになります。
さらに、20GB・30GBプランではU-NEXTポイント1,200円分が毎月付与されます。このポイントで見放題作品以外の有料作品の視聴にも利用できますし、全額ポイントを追加ギガ購入に回せば10GBをチャージできます。つまり、30GBのプラン(10ギガを無料追加チャージした場合)と2,189円のU-NEXT料金を加えて、月額2,970円で利用できるということです。U-NEXTを単独で契約している・するつもりのユーザーなら、「y.u mobile」を利用した方がコスパは大幅に良くなります。
スマホ修理保険が無料付帯
「y.u mobile」ユーザーには、スマホ修理費用保険が無料で付いてきます。身近にある修理やさんに依頼することができて、年間に2回30,000円まで保証を受けることができます。
以下、保険の仕様と注意です。
| 対象となる損害 | 破損・水没・故障・全損(紛失・盗難・バッテリー劣化は対象外) |
| 対象機器の条件 | スマートフォン・タブレット端末・フィーチャーフォン(ガラホ)・モバイルルーター |
| 対象条件 | 発売から5年以内または購入から1年以内(音声通話SIMの利用開始日時点での年数が適用) |
| 補償期間 | 音声通話SIMの利用開始日から起算して30日が経過した日から解約日まで |
| 保険金の支払 | 申請から30日以内 |
「y.u mobile」ではスマホなどの端末を販売していませんが、他所のスマホプランではちょっと見かけない端末の無料保証が付いているのは大きなメリットです。
デメリットは?
デメリットとしてはプランが3つしか無いことですが・・・ギガの容量を無制限に繰り越しができることを考えれば無駄に支払う料金が発生しないとも考えられますし、他の格安SIMと比較しても10GBが月額1,070円は最安値級だと言えますので、デメリットとも言えません。
中容量を選択したいけれどU-NEXTを利用しないユーザーには、デメリットと言えばデメリットかもしれません。しかし、先に計算したように容量だけで計算しても割高とは言えず、この際にサブスクを楽しむ機会をもらったと思えばデメリットにはなりません。
強いて言うなら、初期費用に登録事務手数料の3,300円とSIM発行手数料に440円がかかることと、MNPでワンストップ方式に対応していないため、電話番号を継続利用するためには、乗り換えの手続きをする前に利用している通信事業者でMNP予約番号を入手する必要があるくらいです。
通信速度は問わない!「無制限利用」をとにかく安く

ギガ容量は無制限に使いたい!というニーズの場合、基本的に格安SIMでは提供されていません。3大キャリアで無制限プランを利用すると月額料金が高く、7,000円から8,000円程度に設定されています。
通信キャリア(MNO)でも楽天モバイルなら、月額料金3,278円で無制限利用がコスパ良く提供されています。
(出典:楽天モバイル)
しかし、楽天モバイルは変わり種ではなくメジャーブランドですから、通信速度は問わないから無制限プランを安価に利用したい!というニーズにピッタリの格安SIMをご紹介します。
「mineo」マイそく
(出典:mineo)
一般的な格安SIMプランとして容量別プラン「マイピタ」を提供している「mineo」ですが、通信速度の違いで無制限に利用ができる「マイそく」プランが用意されています。
ユーザーが集中する月曜~金曜の12時台は最大32kbps(プレミアムのみ最大200kbps)に通信速度の制限がありますが、特にお昼休みの時間が固定されていないユーザーにとっては、コスパ良く無制限利用ができます。
| プラン | 最大通信速度 | 月額料金 |
| プレミアム | 5Mbps | 2,200円 |
| スタンダード | 1.5Mbps | 990円 |
| ライト | 300kbps | 660円 |
| スーパーライト | 32kbps | 250円 |
他にも、3日間で10GBを越える利用で制限があります。
使い方がマッチすれば、とてもコスパ良く無制限プランが利用できます。
ロケットモバイル
(出典:ロケットモバイル)
格安SIMの「ロケットモバイル」では、通信キャリア(MNO)契約時に4社を自由に選択することができて、通信速度は遅くても安価な月額料金で無制限に利用ができる「神プラン」が提供されています。
| ドコモ回線 | au回線 | ソフトバンク回線 | 楽天回線 | |
| 通話プラン | 490円 | 490円 | 627円 | - |
| データプラン | 328円 | 328円 | 438円 | 328円 |
通信速度は200kbpsと遅いですが、無制限プランの月額料金としては最安値級です。
200kpbsでできること
通信速度200kbpsでできることは、以下の通りです。
- LINEやメールの送受信(文字のやり取り中心)
- LINE通話
- テキスト中心のweb閲覧やSNS利用
- 音楽ストリーミング再生
- MAP利用
などです。
他社で契約できないブラックユーザーもOKのスマホプラン

携帯料金の未払いがあるなど、巷で言うところのブラックリストのユーザーは、他社でもスマホプランの契約をすることが困難です。しかし、他の通信時業者から強制解約されたユーザーも、契約が可能なスマホプランが存在しています。
ごえんモバイル
(出典:ごえんモバイル)
「ごえんモバイル」は、審査不要で利用ができる格安SIMです。ごえんモバイルのメリットとして、一般的なスマホプランに極めて近い感覚で利用することができる点があります。
支払はクレジットカードが無くても口座振替が可能で、月末締め翌月28日の後払いで引き落としがされます。
審査なし
ブラックリスト入りで他社に断られた方や、未支払いのスマホ代が他社であっても、審査が行われないため直ぐにスマホが利用できるようになります。
最短1ヵ月から利用可能
最低1ヵ月から利用することができて、違約金もありません。短期間の利用をすることも可能です。
料金プラン
ごえんモバイルの月額料金は、一般的なスマホプランに近いシンプルな形態です。
| 容量 | 料金 |
| 3GB | 1,628円 |
| 20GB | 3,278円 |
| 50GB | 4,378円 |
審査不要のスマホプランの中では、とてもコスパの良い月額料金を実現しています。
かけ放題はオプションとして別に用意されているのも、一般的なスマホプランに近いと言えます。
| 国内通話かけ放題オプション | |
| 10分/1通話 | 1,100円 |
| 時間制限なし | 2,200円 |
インターネット利用をしないユーザー向けには、電話番号の付与と通話可能のみのプランも提供されています。
| データ容量なし通話のみ | 1,078円 |
国内通話かけ放題オプションを利用することも可能です。
スマホ本体も同時購入が可能
(出典:ごえんモバイル)
ごえんモバイルでは、スマホ本体の同時購入も可能になっています。中古スマホのiPhoneやAndroid本体がSIM契約と同時にリーズナブルに購入することができます。
デメリットは?
審査なしブラックOKのスマホプランとしては、シンプルなプラン構成でありながら、データのみプランや通話のみプランなど、かゆいところに手が届き、短期契約も可能であるためデメリットらしいデメリットはありません。
比較的短期間利用が多くなるのが、審査不要ブラックOKのスマホプランです。しかし、ごえんモバイルはコスパの良いプランを用意したことにより、長期間利用ユーザーを想定していて、2年以上の継続利用ユーザーには、Amazonのギフト券5,000円分を毎年プレゼントするキャンペーンを実施しています。
開始間もない意欲的な格安SIMなので、今後の展開にも期待ができます。
「だれでもモバイル」
(出典:だれでもモバイル)
審査なし
審査なしでスマホプランの契約ができるケースは、極めて限られていると言えます。
料金プラン
審査なしで利用することができる分、料金設定は一般的な格安SIMと比較すると割高になっています。
| 容量 | 料金 | |
| 1GB | 1,990円 | 10分電話通話 かけ放題 |
| 3GB | 3,700円 | |
| 5GB | 4,500円 | |
| 10GB | 6,100円 | |
| 20GB | 8,700円 |
| 容量 | 料金 | |
| 1GB | 3,300円 | 電話通話 かけ放題 |
| 3GB | 5,500円 | |
| 5GB | 6,160円 | |
| 7GB | 7,040円 | |
| 10GB | 7,810円 | |
| 20GB | 11,110円 |
大きく2つのプランがあり、どちらもかけ放題が付帯します。10分の国内電話通話かけ放題か、制限なく国内通話かけ放題かで料金が変わります。
デメリットは?
月額料金が割高なのは、審査なしで利用できることと天秤にかければ必ずしもデメリットにはなりません。10分国内通話かけ放題と1GBのデータ容量が、月額1,990円で利用することができるのは、ユーザーにとってはありがたいと感じるケースが少なくないと思われます。
契約期間は2年間になっていて、この契約期間を経過すると契約は自動更新されることがデメリットだと言えます。契約期間中に解約をした場合は、使っているプランの1ヵ月分の月額料金の違約金が発生します。2年ごとに訪れる更新月では、違約金が発生しません。















