スマートフォンには iPhone と Android の2種類があります。Android スマホは世界中の多くのメーカーから発売されていますが、iPhone はアメリカの Apple 社のみが製造・販売しています。そのため、Android は多くのライバルとの競争が激しく、低価格のモデルから高性能で高額なモデルまで幅広く展開されています。一方で、独占的に販売されている iPhone は、比較的高価格になりやすい傾向があります。
AndroidのスマホもiPhoneのスマホも、基本的にできることはそれほど変わらず、どちらを選んでも良いのですが、コスパ的には圧倒的にAndroidのスマホの方が優位です。しかし、10代の子どもにとってiPhoneでないことは大問題であり、安価なAndroidのスマホを買い与えても、友達はみんなiPhoneだからiPhoneに変えたい!や、最初にスマホを買うときもiPhoneじゃなきゃ嫌だ!など、「どうしてもiPhoneが欲しい!」切実とも言える訴える子どもたちが多いです。
Androidのスマホなら2万円から3万円程度で実用に耐えうる機種の購入が可能ですし、それなりのスペックを持つものでも5万円程度ですが、iPhoneは最も安い機種でも10万円であり、高額な機種だと20万円を大きく超えるため、子どもの持ち物の価格としては現実的では無い・・・と考える親御さんが圧倒的に多くなります。
そんな「どうしてもiPhoneが欲しい!」と訴えてくる子どもに対して、現実的な対処方法を考えてみましょう。
どうして10代の子どもは「iPhone」を欲しがるのか?

両親ともにAndroidのスマホを使っているご家庭ではなおさら、「なんでiPhoneでなければダメなの?」という疑問を感じますよね。まずは、彼ら彼女らの言い分に耳を傾けてみましょう。
友達はみんなiPhone
最初に言ってくるのは多くの場合、「周りの友達でAndroidのスマホを持っている子なんていない!みんなiPhoneだよ!」でしょうか。
もちろん、10代の子ども10割がiPhoneを持っていることはありえませんが、当たらずとも遠からずということはあります。以前に比べるとiPhoneの割合は減少傾向にありますが、東京都生活文化スポーツ局の調べでは、中学生では6割以上・高校生では7割以上がiPhoneを所有しているという統計もあります。
まだ狭い世界でしか生きていない10代の子どもたちは、見える範囲で周りと自分が違っていることを許容しづらいことに悩む思春期の価値観には、一定の理解も必要かとは思います。
ブランド力と排除の論理
子どもの世界は大人の価値観とは大きく異なり、Androidのスマホというだけで馬鹿にされたり、ダサいという扱いを受けたり、場合によってはイジメの原因にもなっているケースがあります。それだけiPhoneのブランド力は絶大ですが、何らかの明確な基準があるわけではなく、いわゆるムードと思い込み以外の何者でもないのですが・・・。
iPhoneが高額になっているのはブランド力だけでなく、殆どのユーザーにオーバースペックとも言えるハードになっているためです。もちろんスペックで対抗できるAndroidもあるのですが、子どもに与えるAndroidのスマホはコスパで選ばれるロースペックが多いことも関係していると推察できます。ロースペックのAndroidのスマホとiPhoneを比較すれば、動きが悪い・写真がきれいに撮れないという評価が固定します。
友達と同じアプリが使えない
イメージやムードだけでなく、実用面から「どうしてもiPhone」でなくては!の主張もあります。
AndroidのスマホとiPhoneのスマホはOS(オペレーションシステム スマホを動かしている基本ソフトです)が異なるため、アプリの基本設計も違ってくるため、どちらかのOSにしか存在していないアプリも存在しています。(iPhoneでしか利用できないアプリは昔よりも大幅に少なくなっていますが)
6割から7割がiPhoneを利用している日常の中で、「あのアプリって凄いよね!」とAndroidユーザーが言われても、利用することができないケースが出てきます。細かいところではAndroidとiPhoneでは使うフォントも異なるため、SNSの投稿画像などを見て「うわ!Android使っている!」という理不尽な反応が返ってくることもあるようです。
AirDropが使えない
「AirDrop」はiPhoneのOSに標準装備されていて、写真や動画を近くにいるiPhoneユーザーに契約している通信プランを介さずに共有するアプリです。AndroidのOSにも「Quick Share」という同様のアプリがあり、近年になって相互通行ができるようになっていますが、使うことができる機種が限定される上に、iPhone側の設定を変える必要があり、認知もされていません。
そのため、仲間内で盛り上がっているところでiPhoneユーザーの友人が、みんなに今からエアドロするよ!と言われても、Androidユーザーの自分のところには来ないことに、たまらない疎外感を覚えてしまうケースがあります。
Androidのスマホではケースが選べない
特に女の子に多いのが、「Androidのスマホでは可愛いケースがえらべない!」です。
スマホを裸で利用することは殆ど無く、何らかのケースを使います。機種の種類が限られていてユーザーが多いiPhoneは販売されているケースも多種多様で、世界中で共通のため幅広い選択肢があります。その一方Androidのスマホは同一機種の販売数が限られているため、どうしても選択肢が少なくなります。
子どもたちにとってスマホは自分を表現するツールとして重要なアイテムで、可愛いデザインのケースやキャラクターのケースなどが安価に数多くあることを考えれば、どうしてもiPhoneがいい!に繋がってきます。
「iPhone」ならOKという考え方で子どもと折り合う方法

合理的に考えれば、「なぜ未成年の子どもに高価な iPhone が必要なのか!?」という気持ちになるのは当然です。しかし、理屈だけで「どうしても iPhone が欲しい!」という要求を頭ごなしに否定してしまうと、話し合いがこじれてしまいます。折り合いがつけられる現実的な落とし所を探ってみましょう。
子どもたちの間では iPhone のシェアがそれなりに高いものの、最新機種を持っている子はごく少数です。多くは、iPhone を利用している両親からのお下がりを使っているケースが中心です。
つまり、「最新であること」よりも「iPhone であること」が、子どもたちにとっては重要という価値観です。高額で高性能な最新式の Androidスマホを買ってもらうよりも、古くても iPhone であることの方が優先だということです。
両親ともに Androidスマホユーザーで、子どもにiPhoneのお下がりが用意できない場合は、中古の iPhone を選ぶという手段があります。中古のiPhoneなら、子どもに与える現実的な価格帯で販売されている、新品のAndroid スマホと同程度の予算で購入できます。もちろん、発売から時間が経ったモデルほど価格は下がりますが、セキュリティ面を考えると、2022 年以降に発売された機種を選ぶのがおすすめです。
おすすめの中古iPhone
具体的におすすめの中古iPhoneを見ていきましょう。
iPhone SE(第3世代)
(出典:Amazon)
iPhoneSE(第3世代)は、3万5千円程度で整備済み品が購入できます。iOSのアップデートも受けられて、まだまだ現役として利用できます。記憶容量は小さいほど安いですが、128GBを選択した方が長く利用できます。
小型軽量になっているため、初めてのスマホとしてもおすすめです。
リーズナブルに利用することができるiPhoneとして人気が高く、販売ランキングでも上位にきています。

iPhone13
(出典:Amazon)
iPhoneSEのデザインが旧タイプになっているのに比較して、画面が大きく(iPhoneSE4.7インチに対して6.1インチ)最新のデザインに近くなっているiPhone13は、整備済み品を5万円強から5万5千円くらいで購入できます。記憶容量はこちらも128GBがおすすめです。予算さえ許せば子どもさんが喜ぶのは間違いなくこちらです。
先のiPhoneSE(第3世代)との違いは、超広角カメラでの撮影」「夜景が綺麗なナイトモード」「顔認証(Face ID)」「MagSafe充電」「狭額縁の有機ELディスプレイ」に対応している点で、あればいいのですが無くてもさほど困らないとも言えます。

通信キャリアの2年返却プランはどうか?
情報収集に長けた今の子どもたちは、「安くiPhoneが持てる方法があるよ!」と、2年返却プログラムを得意げに提案してくることがあります。しかし、この仕組みは一見お得に見えるだけで、実際にはデメリットも非常に多いサービスであり注意が必要です。
通信キャリア4社(ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイル)では名称こそ異なるものの、いずれも高額なスマホを“安く買えるように見せる”ための仕組みを提供しています。
その実態としては、スマホ本体の価格を4年間の分割払いに設定し、最初の2年間だけ月々の負担を軽く見せて、2年後に端末を返却させることで再び同じ契約を継続させるものです。
要は、利用者が常に端末を返却し続けることを前提としたループ型の契約縛りだと言えます。
再契約時には機種変更になりますので、初回ほどのメリットは望むべくもなく、乗り換えられる機種も限定されます。
この仕組みが“安く見える”のは、あくまで2年後に端末を返却することが条件だからで、分割費用とは別にサービス利用料(現状は最大22,000円)も支払う必要が出てきます。
常に最新のスマホを使いたい社会人ならまだしも、子どものスマホ購入方法としては極めて不向きだと言えます。
さらに大きな問題は、2年間でのスマホ本体の返却が前提であるため、スマホを自由に使えないことがあります。2年間の使用中に本体へキズがついたり、画面にひびが入ったりすると、返却時に査定されて修理費相当の追加料金を請求されます。つまり、実質的には借り物のスマホであり、子どもが扱うにはリスクが高すぎるということです。
教育的な観点から見ても、返却前提のスマホを“壊さないように怯えながら使わせる”より、自分の物として大切に扱い、長く使う経験の方がはるかに健全です。2年返却プログラムは、子どもに持たせるスマホとしては避けるべき選択肢だと言えます。
それに加えて、毎月の割高な通信キャリアの月額料金を負担する必要があります。3大キャリアをご両親が契約中の場合、何も考えずに子どものプラン契約を増やすことが多いのですが、子どもには安価な月額料金で使える格安SIMが最適です。
コスパ重視で「格安SIM+iPhone」がおすすめ

子どもに無制限プランは基本的に不要で、容量制限を設けてあげる方がむしろ良いです。
小容量プランを安価に利用するには、3大キャリアで割引制度をフル活用するよりも、格安SIMの方がコスパ良く利用できます。
格安SIMについては、以下も併せてご覧ください。

安価な中古iPhoneが購入できる格安SIMで、月々の費用を確認してみましょう。
HISモバイル
(出典:HISモバイル)
月に3GBまでなら、770円の月額料金で利用できます。
| 容量 | 料金 |
| 100MB | 280円 |
| 1GB | 550円 |
| 3GB | 770円 |
| 7GB | 990円 |
| 10GB | 1,340円 |
| 20GB | 2,090円 |
| 30GB | 2,970円 |
2026年4月6日10:00まで「春の半額祭り」キャンペーン開催中
〇はじめてのスマホキャンペーン
18歳未満の方の初回事務手数料が半額(3,300円 → 1,650円)
〇友達・家族紹介割キャンペーン
HISモバイルを紹介した方はAmazonギフト券1,000円分
HISモバイルを紹介された方は契約事務手数料が半額(3,300円 → 1,650円)
〇パカパカ携帯プレゼントキャンペーン
「自由自在2.0プラン+完全通話かけ放題」の契約で
(出典:HISモバイル)
AQUOS SH-01Jリユース品(通常価格11,000円)をプレゼント
「自由自在2.0プラン+端末」の契約で
(出典:HISモバイル)
DIGNO ケータイ2 701KC 未使用品(通常価格7,700円)が半額
「安心」「高品質」「安い」中古スマホ
(出典:HISモバイル)
程度の良い保証付き中古スマホも取り扱っています。
HISモバイルで購入するiPhoneは、「90日間の無償保証」「バッテリー80%以上」「ガラスフィルム付」などのメリットがあります。
HISモバイルで購入ができるiPhoneは、予算に合わせて端末状態のランクや容量、カラーが選べます。それぞれの金額について見てみましょう。
iPhoneSE(第3世代)HISモバイル認定スマホ
(出典:HISモバイル)
HISモバイルのスマホプランを契約してから購入すると、500円引きのクーポンが利用できます。
500円引きのクーポンは利用できませんが、HISモバイルのスマホプランを契約しなくても、iPhoneのみを購入することもできます。
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iPhoneSE 第3世代 |
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カラー |
端末状態 |
記憶容量 |
価格 |
プラン契約後 |
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スターライト |
Aランク |
64GB |
33,980円 |
33,480円 |
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ミッドナイト |
Aランク |
64GB |
33,980円 |
33,480円 |
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レッド |
Aランク |
64GB |
33,980円 |
33,480円 |
|
レッド |
Aランク |
128GB |
38,980円 |
38,480円 |
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スターライト |
Bランク |
64GB |
31,980円 |
31,480円 |
|
ミッドナイト |
Bランク |
64GB |
31,980円 |
31,480円 |
|
レッド |
Bランク |
64GB |
31,980円 |
31,480円 |
|
スターライト |
Bランク |
128GB |
36,980円 |
36,480円 |
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ミッドナイト |
Bランク |
128GB |
36,980円 |
36,480円 |
|
レッド |
Bランク |
128GB |
36,980円 |
36,480円 |
|
スターライト |
Cランク |
64GB |
29,980円 |
29,480円 |
|
ミッドナイト |
Cランク |
64GB |
29,980円 |
29,480円 |
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スターライト |
Cランク |
128GB |
34,980円 |
34,480円 |
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ミッドナイト |
Cランク |
128GB |
34,980円 |
34,480円 |
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レッド |
Cランク |
128GB |
34,980円 |
34,480円 |
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2026年3月15日現在 |
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iPhoneSE第3世代のiOSアップデートは、現在の予想として2028年から2029年程度までは継続すると考えられ、セキュリティ面でも安心して利用できます。
HISモバイルで取り扱っているiPhoneには、iPhone12シリーズもありますが、発売時期から考えれば早ければ2026年中、2027年にはiOSのアップデートが終了するため、セキュリティ面を考えると積極的にはおすすめしません。
既に3大キャリアのスマホプランを利用中でも同じ電話番号で乗り換え可能です

(出典:総務省)
「MNP」はMobile Number Portabilityの頭文字を省略した表記で、利用している通信会社から別の通信会社に乗り換えても、現在利用している電話番号を継続してりようできる制度です。
基本的なMNPの利用方法としては、現在契約している通信会社に対して「MNP予約番号」を請求して、乗り換え先の通信会社に入手したMNP予約番号を伝えて契約することで、乗り換え先のスマホプランでも同じ電話番号が利用できます。
現在利用している通信会社に解約手続きは必要が無く、新しい通信会社の開通手続きをすれば回線が切り替わり、自動的に使っていた通信会社は解約されます。
「MNP予約番号を請求するということは解約するということだから、請求したら引き留められたりするのかなぁ?」という懸念をお持ちの方、心配ご無用です。通信会社にとっては大事なユーザーが流出するわけですから、引き留め工作を講じるケースが無いとは言えません。しかし、ユーザーからMNP予約番号が請求されたら、通信事業者は拒んではいけないルールになっています。
MNP予約番号の入手先
現在契約している通信会社に請求するだけで、簡単にMNP予約番号は入手できます。一例として、通信キャリア(MNP)4社のMNP予約番号の入手先を以下に記します。
ドコモでMNP予約番号収得
| MNP予約受付窓口 | 受付時間 | |
| 携帯電話 | [ドコモの携帯電話から] 151(無料) | 9:00~20:00 |
| 一般電話 | 0120-800-000 | 9:00~20:00 |
| Web | My docomo → 契約内容・手続き → よく利用される項目 → ドコモオンライン手続き | 9:00~21:30 |
| 店頭 | ドコモショップ | 店舗によって異なる |
auでMNP予約番号収得
| MNP予約受付窓口 | 受付時間 | |
| 携帯電話・一般電話 | 0077-75470(無料) | 9:00~20:00 |
| Web | ■携帯電話 | 9:00~20:00 |
| Ezweb TOP → auお客様サポート → 申し込む/変更する → 携帯電話番号ポータビリティ(MNP) | ||
| ■スマートフォン・パソコン | 9:00~20:00 | |
| My au TOP → スマートフォン・携帯電話 → ご契約内容/手続き → お問い合わせ/お手続き → MNPご予約 | ||
| 店頭 | auショップ / トヨタ au取扱店(一部除く) | 店舗によって異なる |
ソフトバンクでMNP予約番号収得
| MNP予約受付窓口 | 受付時間 | |
| 携帯電話 | *5533 | 9:00~20:00 |
| 一般電話 | 0800-100-5533 | 9:00~20:00 |
| Yahoo!ケータイ | TOP → My Softbank → 各種変更手続き → MNP予約関連手続き | 9:00~20:00 |
| Web | My Softbank → モバイル → サポート → 料金・ご契約関連 → ご契約内容の確認・変更 | 9:00~20:00 |
| 店頭 | ソフトバンクショップ | 店舗によって異なる |
楽天モバイルでMNP予約番号収得
| MNP予約受付窓口 | 受付時間 | |
| Web | my 楽天モバイル→ 契約プラン → その他のお手続き → 各種手続きへ進む → 他社へのお乗り換え → MNP予約番号を発行する | 24時間 |












