毎日毎日、物価高騰がニュースでは報じられています。円安や人手不足がその原因だと言われている論調は、値上げするのも致し方なしの空気感の醸成になっていることは間違いありません。
そんな中でスマホプランを提供している通信キャリアでも、ドコモやKDDIなどプラン改定に伴って値上げを打ち出し、ソフトバンクでも手数料の値上げや有料移行など枚挙に暇がありません。
でも、そんな値上げの時代に反攻して、ここがむしろチャンスとばかりに、ユーザーにとって魅力的な改定を行っているスマホプラン「mineo」があります。改定内容を含めてその魅力を徹底解説していきます。
「mineo」改定内容はデータ増量+制限速度アップ!
格安SIMの「mineo」は個性的なプラン内容と、3大キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)の電波を全て扱っていることから通信キャリアからコスパの良い乗り換え先として人気で、多くのユーザーが利用しています。
その人気に驕(おご)ること無く、ユーザーフレンドリーなプラン容量増量の改定を2025年11月26日から提供しています。しかも既存ユーザーも自動的にお得になり、現在は新規募集をしていない旧プランも自動的にお得な新コースに移行します。最近au・UQモバイルでは既存ユーザーの料金を自動的に値上げしたことの真逆で、乗り換え先としては申し分ありません。
さらに、2025年12月10日からは、データ量を使い切った後の通信速度を大幅に改善するオプションも、無料で提供することを発表しています。詳細を見ていきましょう。
料金そのままでデータ増量
(出典:mineo)
今回発表された改定の最大のトピックは、メインプランの「マイピタ」が月額料金はそのままでデータを大幅増量していることです。
| 2025年11月までの mineo 旧マイピタ |
|
| データ容量 | 月額料金 |
| 1GB | 1,298円 |
| 5GB | 1,518円 |
| 10GB | 1,958円 |
| 20GB | 2,178円 |
| 50GB | 2,947円 |
| 2025年12月からの mineo マイピタ |
|
| データ容量 | 月額料金 |
| 3GB | 1,298円 |
| 7GB | 1,518円 |
| 15GB | 1,958円 |
| 30GB | 2,178円 |
| 50GB | 2,948円 |
50GBプラン以外は、同じ月額料金でデータ容量がアップします。
| 旧容量 | 新容量 | |
| 1GB | → | 3GB |
| 5GB | → | 7GB |
| 10GB | → | 15GB |
| 20GB | → | 30GB |
特に1GBプランを契約していて容量不足を感じていたユーザーなら、料金据え置きで利用ができるデータ容量が3倍になるわけですから嬉しいです。20GBプランユーザーで、最近はちょっと不足していると感じていた方も、一気に10GBが増えて料金据え置きなのは拍手ものですよね。特別な手続きをすることなく、既存ユーザーは2025年12月からデータ容量増量の恩恵が受けられます。もちろん、これから新規で申し込む方にも魅力的なコスパになっています。
月額料金と容量だけを見れば、他の格安SIMのプラン内容と比較して特段図抜けたコスパを実現しているとは言えません。今回の改定でようやく平均値になったとも言えます。それでも「mineo」のコスパが良いと言えるのは、他の格安SIMには無い機能やオプションを有しているからです。後述しますが、使い方によっては破格の安さで事実上の無制限利用さえ実現できることにあります。
2021年2月以前の旧プランも自動移行
「マイピタ」が登場する以前の2021年2月以前のユーザーも、自動的にお得な新プラン容量に移行します。過去に容量増量の新プランを打ち出した例はありましたが、その多くは新プランに契約を切り替える必要があり、ユーザー側が動かなくては旧プランのままで新プランの恩恵は受けられないことが大半でしたので、これも画期的な事だと言えます。
| 2021年2月以前のmineoデュアルタイプ (電話通話+データ通信)旧プラン |
||||
| 旧プラン | 新プラン | |||
| 500MB | Dプラン | 1,540円 | 3GB | 1,298円 |
| Aプラン | 1,441円 | |||
| Sプラン | 1,925円 | |||
| 3GB | Dプラン | 1,760円 | 7GB | 1,518円 |
| Aプラン | 1,661円 | |||
| Sプラン | 2,145円 | |||
| 6GB | Dプラン | 2,508円 | 30GB | 2,178円 |
| Aプラン | 2,409円 | |||
| Sプラン | 2,893円 | |||
マイピタ以前のプラン内容は、利用する通信キャリアによって料金が変わっていましたが、すっきりと同じお得な新料金に一本化されました。取れるところから取ってやろう!という発想の事業者が多い中で、mineoの実直な姿勢に好感が持てます。
もう一つの嬉しい改定「パケット放題」
スマホプランで契約している規定のデータ容量を使い切ると、月末まで事実上は使い物にならない通信速度の最大128kbpsや200kbps程度に制限されることが一般的です。月額料金が高額になる通信キャリア(MNO)が提供しているプランの中には、1Mbps程度を提供しているものもあります。
この使い切った後の通信速度制限についてもmineoのマイピタプランは独特で、以前からデータ容量を超過した場合に、最大1.5Mbpsで利用することができるオプション「パケット放題 Plus」(月額385円)が用意されていて、マイピタで10GB以上の契約者はオプション利用料金も無料になっていました。
今回の改定では電話音声通話ができるデュアルタイプで、7GB以下のプラン契約ユーザーは最大1Mbpsで利用することができる「パケット放題 1Mbps」が、申し込みをすれば無料で利用できるようになりました。(3GBデータ通信のみプランを除く)また、月額385円で「パケット放題 3Mbps」を利用できます。(2026年6月3日までは割引キャンペーンが実施されていて最大9ヵ月間110円割引)15GB以上のプラン契約では、「パケット放題 3Mbps」が申し込みをすれば無料でオプション利用できます。
(出典:mineo)
3日間で10GB以上の利用時には通信速度制限があります。
パケット放題サービスの通信速度と通常速度の切り替えは、mineoスイッチから切り替え可能
最大1Mbpsでできること
新容量の3GB・7GBのユーザーが契約容量を超過した場合に使える、1Mbpsという通信速度でいったい何ができるのか?結論から申し上げると、通常に利用する多くのことができると言えます。
メールやLINEのやり取りはもちろん、Apple Musicなどの音楽ストリーミング再生も問題ありません。QR決済やバーコード決済・おサイフケータイなどのFeliCa決済にも対応できますし、IP電話はもちろん音声通話にも支障はでません。
3日間で10GBまでの制限はありますが、普段の利用にはmineoスイッチをONにすると最大1Mbpsの通信制限はかかりますが、契約しているギガ容量を消費しなくても済みます。動画視聴などの通信速度が必要な時だけ、mineoスイッチをOFFにして本来の通信速度を利用することで、本来のギガ容量よりも大幅にコスパ良く効率的にネット利用をすることができます。
最大3Mbpsでできること
最大通信速度が3Mbpsになると、1Mbpsでできたことはもちろん、それに加えて動画視聴も可能になってきます。高画質で視聴することは難しいですが、標準画質なら十分実用的に利用することができます。
mineoスイッチを効率的に使う事で、事実上の無制限に近い感覚での利用が可能になります。そう考えれば、「mineo」のコスパの良さがさらに光りますね。
(出典:mineo)
1Mbpsの通信速度で全く問題が無いなら「マイそく」もお得!?
「mineo」にはここまでご紹介してきたマイピタ以外に、「マイそく」プランがあります。
「マイそく」はギガ容量プランではなく、平日のお昼休み時間(12時から13時)に最大32kbpsに大きく制限されて、通常時間帯でも最大通信速度が常に制限のある代わりに、無制限のデータ容量を安価に利用することができるプランです。
「マイそく」のスタンダードでは通信速度が最大1.5Mbpsに制限されますが、月額990円という破格のコスパで利用することができます。通信速度がさほど必要がなく、お昼休みにもWi-Fiが利用できる環境があるなら、マイピタよりも安価に利用することができます。
繰り越し可能「パスケット」
(出典:mineo)
契約しているプランのギガ容量が使い切れなかった場合、翌月に繰り越して利用ができるプランは他事業者にもあり「mineo」も基本的にはそうなのですが、繰り越した月に使い切れなかった分のギガ容量は消滅してしまいます。
しかし、「パスケット」オプションに申し込むことで、余った容量は繰り越した月以降も消滅すること無く、ずっと利用できるギガ容量としてキープすることができます。(50GBプランはずっとパスケットオプション料金が無料です)毎月のギガ容量が変動するユーザーには、とても利用価値のあるmineoの個性です。
以前から存在している「mineo」の個性と魅力
(出典:mineo)
ここまでは、2025年11月に発表された改定について見てきましたが、「mineo」の魅力はこれだけでなく以前から数多く存在しています。
「マイそく」
(出典:mineo)
先にも一部をご紹介しましたが、mineoには今回改定のあった「マイピタ」以外に「マイそく」というプランがあります。「マイそく」は一般的なスマホプランとは大きく異なり、ギガ容量の概念が無いプランです。
通信速度の制限値はプランごとに異なりますが、どれもインターネットの使い放題ができます。安価に提供されているポイントは、多くのユーザーが利用する時間帯にさらに通信制限がかかり、 月曜~金曜の12時台は最大32kbps(プレミアムのみ最大200kbps)になります。また、3日間で10GBを越える利用で制限があります。
| プラン | 最大通信速度 | 月額料金 |
| プレミアム | 5Mbps | 2,200円 |
| スタンダード | 1.5Mbps | 990円 |
| ライト | 300kbps | 660円 |
| スーパーライト | 32kbps | 250円 |
ご自身の使い方にマッチする場合は、非常にコスパの良いプランになります。通常の通信速度が必要になった場合には、24時間の間は通信制限を解除できるオプションも利用できます。(198円/1回)
フリータンク
(出典:mineo)
mineoの「マイピタ」ユーザー全員の持っているギガ容量の全体を、大きなタンクのようなものと捉えることで、使わない分をタンクに入れて誰かに使ってもらったり、自分が不足した時に引き出して利用させてもらったりすることができる、互助会のような仕組みです。
自然災害などで、災害救助法の適用もしくは特別警報が発表された地域のユーザーは、災害支援としてフリータンクは解放されます。いざという時にこれもありがたいですよね。
パケットギフト
(出典:mineo)
使い切れなかった余ったギガ容量を、他のmineoユーザーに送ったり、逆に送ってもらったりすることができます。
同一ID内の家族間でギガ容量を融通し合うのは他の事業者でもありますが、友人や知人のmineoユーザーともギガ容量のやり取りができます。これも「mineo」らしい個性です。
パケットシェア
(出典:mineo)
当月中に使い切れなかった基本データ容量やパケットチャージ容量等を翌月に繰り越して、そのパケットを分け合って利用ができる、最大10回線までの家族や友人とグループを組むことができます。
先のパケットギフトのメンバーを固定して、さらに使いやすくしたと言えます。
夜間フリー
(出典:mineo)
月額990円のオプション「夜間フリー」は、毎日夜22時30分から朝7時30分まで、通信制限無く契約しているギガ容量の消費をすることなく利用することができます。「マイピタ」でも「マイそく」でも利用することができるオプションで、50GBユーザーは無料で利用することができます。(申し込みは必要)
深夜に動画視聴などの利用をするのがメインなら、極めてコスパ良く無制限利用をすることができます。
余談ですが・・・20世紀のインターネット接続は、固定電話回線を使ったダイヤルアップ接続でプロバイダに繋ぐのが一般的な使い方で、使った時間分の電話料金がかかる利用形態でした。その救世主となったのが1995年にスタートしたテレホーダイで、夜23時から朝8時まで定額料金(月額4,830円)になり、当時のインターネットユーザーは驚喜しました。良い時代になりましたよね・・・。
広告フリー
(出典:mineo)
「マイピタ」では、オプション料金無料で「広告フリー」に申し込むことができます。
スマホでWebサイトを閲覧時に表示される広告は、通信料の約4割にも上っているというデータがあります。広告をブロックするブラウザ等もありますが、mineoではスマホで様々なサービスを無料で利用できるのはデジタル広告があるからこそ、という考え方に基づいて、広告をブロックするのではなく広告表示分のデータ利用では、契約しているギガを消費しないというオプションを用意しています。
関西エリア戸建て限定ですが「eo光シンプルプラン」なら10ギガの光回線が激安で利用可能
関西エリアの戸建て限定ですが、mineoを運営しているオプテージでは、一般的な光回線の通信速度1ギガを大きく凌駕する、話題の10ギガ光回線「eo光シンプルプラン」が、10ギガ光回線最安値級の月額5,500円で提供されています。
さらに「mineo」と併用することで、月額330円の割引が適用されて5,170円で利用することができます。
提供エリアが広い
(出典:eo光)
eo光を運営しているオプテージは関西電力のグループ会社で、既存の電力供給の電柱などを利用しているので、関西電力管内で広く利用することができるのが大きな特徴です。10ギガの光回線サービスはまだまだ発展途上であり、利用ができる提供エリアは広くありませんが、eo光の10ギガ「シンプルプラン」は、eo光の提供エリアの99%で利用が可能になっています。
広く普及しているNTT東西の10ギガ光回線フレッツ光クロス(ドコモ光10ギガやソフトバンク光10ギガなど)が利用できないお住まいでも、「eo光シンプルプラン」が利用できる可能性が大いにあります。
キャンペーン特典
eo光シンプルプランスタートキャンペーン
月額料金を最大12ヵ月間5,000円割引します。
(*対象はeo光シンプルプラン 10ギガコース・eo光シンプルプラン 10ギガコース Netflixパック)
eoアプリ登録が条件であり、eoアプリにログインを行った後にキャンペーン登録をする必要があります。
eo光シンプルプラン最大6ヵ月間500円割引特典
月額料金を最大6ヵ月間500円割引します。
(*対象はeo光シンプルプラン 10ギガコース・eo光シンプルプラン 10ギガコース Netflixパック)
eo光シンプルプラン3,000円プレゼントキャンペーン
3,000円のキャッシュバックキャンペーンが行われています。
(*対象はeo光シンプルプラン 10ギガコース・eo光シンプルプラン 10ギガコース Netflixパック)
キャンペーン特典は併用可能
これらのキャンペーンは併用が可能で、eo光シンプルプラン 10ギガコースの月額料金は5,500円のため、5,000円×12ヵ月(割引特典)+500円×6ヵ月(割引特典)+3,000円(キャッシュバック)=66,000円になります。そのため、計算上は最大で1年間eo光シンプルプラン 10ギガコースを無料で利用できることになります。
工事費実質無料
標準工事費(29,700円)は24回の分割払いで、分割費用の同額を毎月割り引かれるキャンペーンが行われているため、実質費用負担は無料です。
乗り換えで生じる違約金や工事費残債の費用負担が受けられる
現在利用中の光回線サービスから、eo光に魅力を感じて乗り換えを検討する場合、ネックになるのが解約に伴う違約金と工事費残債です。
ドコモ光・ソフトバンク光などの光回線サービスの多くは2年契約になっていて、契約期間を経過すると発生する3ヵ月間の解約月の後は、再度同じ契約が繰り返されるシステムになっています。2年契約を経過すると解放されるのではなく、たとえば契約後に3年経過した場合は契約期間中で、解約すると違約金が発生します。
違約金は契約時期や光回線サービスによって異なりますが、場合によっては数万円単位になることもあります。
また、現在使っている光回線の工事費を分割払にして、毎月同額の割引を適用している場合、工事費の支払い残があれば、解約する場合には一括清算をする必要があります。
他社の光回線サービスから「eo光」に乗り換える場合、使っていた光回線の解約による違約金や回線の撤去費用に加えて工事費の分割費用残債まで、かかる費用を最大6万円まで負担してもらえます。
















