「早い」「安い」というと、ファーストフード店のキャッチコピーのようですが、多くの人がスマホプランに望むのも「速い」「安い」ですよね。毎月の支払は安い方が良いのですが、実際の利用で通信速度が遅くてイライラするようでは、コスパは決して良いとは言えません。
安いスマホプランというと思い浮かぶのは「格安SIM」(MVNO)ですが、格安SIMは通信キャリア(MNO ドコモ・KDDI・ソフトバンク・楽天モバイルを指します)から、回線の一部を借り受けて運用がされているため、一般的には格安SIMの通信速度の方が遅くなると言われています。
一口に格安SIMと言っても、現在は2,000社近くの事業者から様々なプランが提供されていて、月額料金も通信速度もそれぞれ大きく異なっています。
とにかく安くて速い「格安SIM」はどこなのか?両取りできるおいしい格安SIMを、人気の8社をピックアップしてランキング形式で比較して探ります。
エントリーしている「格安SIM」8社のご紹介

エントリーされる格安SIM(MVNO)の8社をご紹介しましょう。あくまで格安SIM(MVNO)のみで、安価な月額料金で提供されていても通信キャリア(MNO)が提供しているプランは、今回エントリーしていません。
また、指定の光回線を併用するなどして適用される「セット割」などの割引なども一切考慮せず、シンプルに基本的な料金で考えます。
月額料金だけでは容量の違いもあり他社と比較がしにくいため、従来の料金表の一番右に1MBあたりの単価を計算して入れてあります。
「HISモバイル」
(出典:HISモバイル)
安価な格安SIMとして定評のある「HISモバイル」です。100MBはプランとして存在しているのではなく、1GBを契約したユーザーが1ヵ月間に100MB未満の利用だった場合に適用される料金です。そのため、今回の計算には入れていません。
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容量 |
料金 |
1MB当り単価 |
|
100MB |
280円 |
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1GB |
550円 |
0.55円 |
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3GB |
770円 |
0.256667円 |
|
7GB |
990円 |
0.141429円 |
|
10GB |
1,340円 |
0.134円 |
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20GB |
2,090円 |
0.1045円 |
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30GB |
2,970円 |
0.099円 |
「BB.exciteモバイル」
(出典:BB.exciteモバイル)
格安SIM「BB.exciteモバイル」には、従量制の「Fitプラン」と容量が決められている「Flatプラン」の2タイプがありますが、今回はコスパの良い「Fitプラン」をエントリーします。
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容量 |
料金 |
1MB当り単価 |
|
3GB |
690円 |
0.23円 |
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7GB |
1,190円 |
0.17円 |
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12GB |
1,890円 |
0.1575円 |
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17GB |
2,750円 |
0.161765円 |
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25GB |
2,990円 |
0.1196円 |
「LIBMO」
格安SIM「LIBMO」には、一般的な「なっとくプラン」と国内無料電話通話をセットにした「ゴーゴープラン」がありますが、今回エントリーするのは「なっとくプラン」です。
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容量 |
料金 |
1MB当り単価 |
|
3GB |
980円 |
0.326667円 |
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8GB |
1,518円 |
0.18975円 |
|
20GB |
1,991円 |
0.09955円 |
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30GB |
2,728円 |
0.090933円 |
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60GB |
3,960円 |
0.066円 |
「NUROモバイル」
(出典:NUROモバイル)
格安SIM「NUROモバイル」には、通話定額プランと高品質な大容量プラン(NEOプラン)と一般的なプラン(バリュープラス)がありますが、今回は一般的なプランと大容量プランをエントリーします。
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容量 |
料金 |
1MB当り単価 |
|
3GB |
792円 |
0.264円 |
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5GB |
990円 |
0.198円 |
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10GB |
1,485円 |
0.1485円 |
|
15GB |
1,790円 |
0.119333円 |
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35GB |
2,699円 |
0.077114円 |
|
55GB |
3,980円 |
0.072364円 |
「mineo」
格安SIM「mineo」は、一般的なスマホプラン「マイピタ」と、通信速度や接続する時間帯などの制限を受ける無制限利用が可能な「マイそく」があります。今回は「マイピタ」をエントリーします。
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容量 |
料金 |
1MB当り単価 |
|
3GB |
1,298円 |
0.432667円 |
|
7GB |
1,518円 |
0.216857円 |
|
15GB |
1,958円 |
0.130533円 |
|
30GB |
2,178円 |
0.0726円 |
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50GB |
2,948円 |
0.05896円 |
「IIJmio」
格安SIM「IIJmio」は、老舗MVNOとして多くのユーザーがいます。
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容量 |
料金 |
1MB当り単価 |
|
2GB |
850円 |
0.425円 |
|
5GB |
950円 |
0.19円 |
|
10GB |
1,400円 |
0.14円 |
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15GB |
1,600円 |
0.106667円 |
|
25GB |
2,000円 |
0.08円 |
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35GB |
2,400円 |
0.068571円 |
|
45GB |
3,300円 |
0.073333円 |
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55GB |
3,900円 |
0.070909円 |
「J:COM MOBILE」
格安SIM「J:COM MOBILE」は、全国で多くのユーザーを抱えるケーブルテレビ「J:COM 」が運営している格安SIMです。
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容量 |
料金 |
1MB当り単価 |
|
1GB |
1,078円 |
1.078円 |
|
5GB |
1,628円 |
0.3256円 |
|
10GB |
2,178円 |
0.2178円 |
|
20GB |
2,728円 |
0.1364円 |
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50GB |
3,828円 |
0.07656円 |
「y.u mobile」
(出典:y.u mobile)
格安SIM「y.u mobile」は、動画サブスクU-NEXTと大手家電量販店が運営しています。それもあって動画視聴に前提にしたプラン展開で、最低のプラン容量が10GBからのスタートになり、20GBと40GBのプランはU-NEXTの月額料金も込みになっています。
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容量 |
料金 |
1MB当り単価 |
|
10GB |
1,070円 |
0.107円 |
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20GB |
2,970円 |
0.1485円 |
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40GB |
4,170円 |
0.10425円 |
どこが最も「安い」? 容量あたりの単価ランキング

スマホプランの容量別単価では、容量が大きいほど一般的には割安になっています。スマホプランを提供している事業者によって小容量プランに特化しているパターンと、大容量まで用意しているパターン、大容量に特化しているなど様々なケースがあります。1MBあたりの単価を各社で比較する場合、少しでもフラットに見るため次のように容量を区切って比較します。
- 小容量-3GB未満程度まで
- 中容量-3GB以上10GB未満まで
- 大容量-10GB以上
ギガ容量によって、どこが一番「安い」のか?早速見ていきましょう。
小容量プラン 1MBあたりの単価ランキング 1位「BB.exciteモバイル」
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小容量3GB未満 |
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1位 |
0.23円 |
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2位 |
0.264円 |
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3位 |
0.326667円 |
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4位 |
0.403333円 |
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|
5位 |
0.425円 |
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6位 |
0.432667円 |
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|
7位 |
1.078円 |
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スマホユーザーの半数以上は月に3GB未満の利用
容量別のユーザー数では、この括りが最も多くなります。

MM総研の「携帯電話の月額利用料金とサービス利用実態」(2025年1月調査)では、スマホプランのギガ消費量において、最も多いのは1GB未満であり、3GBまでの利用者が半数を超えていることを発表しています。
インターネットの別回線が自宅で利用できる環境があるスマホユーザーは、大半が3GB程度の小容量プランで賄うことができるということです。
「BB.exciteモバイル」
(出典:BB.exciteモバイル)
3GB未満で最も1MBあたりの単価が安い1位は「BB.exciteモバイル」です。使った容量分だけ支払う従量制で、ユーザーの多い小容量プランの安さにこだわっています。
小容量利用では数多くある格安SIMでも最安値級ですが、初期費用がかからないなど、余分なユーザー負担を強いないところも魅力があり、指定された光回線と併用して利用すれば、さらにコスパ良く安価に利用することができます。
話題の高速10ギガの光回線を利用しても、驚くようなコスパを実現できます。
中容量プラン 1MBあたりの単価ランキング 1位「y.u mobile」
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中容量3GB-10GB |
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1位 |
0.107円 |
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2位 |
0.137714円 |
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3位 |
0.165円 |
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4位 |
0.17円 |
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|
5位 |
0.17325円 |
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6位 |
0.18975円 |
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7位 |
0.216857円 |
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8位 |
0.2717円 |
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先の容量別グラフを見ても解りますが、スマホユーザーの4人に3人は10GB未満です。この容量で、多くのユーザーは1ヵ月に必要なギガを確保できます。
「y.u mobile」
(出典:y.u mobile)
この容量帯で最も1MBあたりの単価が安い1位は「y.u mobile」です。先の容量帯プランは存在しておらず、独自の立ち位置である動画視聴に特化した面目躍如と言えます。
大きめのギガ容量プラン利用で気になるのは、余ったギガ容量についてです。翌月までギガを持ち越すことができるスマホプランはありますが、あくまで持ち越せるのは次の月までで、それでも余る場合は消滅してしまいます。しかし「y.u mobile」では、ギガ容量を無制限繰り越しすることができます。
先に少々触れましたが、20GB以上のプランでは動画サブスクU-NEXTが標準装備になっていて、別途契約するよりも大幅にお得です。
加えて、スマホ修理費用保険が無料で付いてきます。身近にある修理屋さんに依頼することができて、年間に2回30,000円までの保証を受けることができます。
大容量プラン 1MBあたりの単価ランキング 1位「IIJmio」
| 大容量10GB以上 単価ランキング |
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| 1位 | IIJmio | 0.079896円 |
| 2位 | LIBMO | 0.085494円 |
| 3位 | mineo | 0.087364円 |
| 4位 | nuro mobile | 0.089604円 |
| 5位 | HISモバイル | 0.10175円 |
| 6位 | J:COM MOBILE | 0.10648円 |
| 7位 | y.u mobile | 0.126375円 |
| 8位 | BB.exciteモバイル | 0.146288円 |
以前は格安SIMでは苦手だった10GB以上の容量についても、選択肢が数多く登場しています。主に動画視聴をする習慣がある方で、自宅にWi-Fiが利用できる環境をお持ちでないケースが多くなっています。
小さな容量でストレスを毎月溜めたり、追加のギガを度々購入していたりするなら、この容量帯のプランにすることで快適になり、コスパも良くなります。
自宅でスマホを利用する機会が多いのなら、Wi-Fiが利用できる回線の導入も検討の余地があり、快適さが大幅に向上しますし、家族利用するならコスパも良く通信費トータル費用の節約に繋がります。
「IIJmio」
この容量帯のプランで、最も1MBあたりの単価が安い1位は「IIJmio」です。
IIJmioは老舗格安SIMとして最も多くのユーザーを有しており、高い技術力を持つだけでなく、小容量プランから大容量までニーズに幅広く応える対応力があります。
どこが最も「速い」? 容量あたりの単価ランキング

格安SIMは事業者ごとに調達環境が異なり、同じ電波を利用している場合でも通信速度は異なります。一般的なインターネット利用では、概ね3Mbps程度の通信速度があれば問題ありませんが、動画視聴などをサクサク利用したい、いつでも快適に利用したいのなら通信速度は速いことに越したことはありません。
もっとも通信速度は利用する場所や環境、使っているスマートフォンのスペックなどによっても大きく異なるため、実際に利用することができる通信速度は個々で大きく異なります。
相対的な通信速度を比較するには、実際に利用しているユーザーが計測している「みんなのネット回線速度」のデータが参考になります。サクサク利用に最も影響のあるダウンロード速度で、直近3ヵ月のデータを比較してみましょう。
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直近3ヵ月ダウンロード速度 ランキング |
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1位 |
112.9Mbps |
|
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2位 |
86.87Mbps |
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3位 |
74.24Mbps |
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4位 |
49.57Mbps |
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|
5位 |
43.24Mbps |
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6位 |
34.75Mbps |
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7位 |
9.77Mbps |
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8位 |
0.27Mbps |
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通信速度ランキング1位 「HISモバイル」
(出典:HISモバイル)
通信速度で1位になったのは、他の格安SIMを大きく引き離し唯一100Mbpsの大台を超えている、112.9Mbpsを叩き出した「HISモバイル」です。遙かに高額の月額料金が設定されている、通信キャリア(MNO)が提供している「UQモバイル」の直近3ヵ月のダウンロード速度は107.35Mbpsですので、HISモバイルの通信速度は、格安SIMとしては驚異的な「速い」だと言えます。
どこが最も「安く」て「速い」? 総合ランキング

どこが最も「安く」て「速い」のか?総合ランキングで結論を見ていきましょう。
ランキングは、安さと速さで1位なら1ポイントのように順位をポイント化して、その合計ポイント数の最も少ない格安SIMが1位になります。
小容量プラン 総合ランキング 1位「HISモバイル」
|
総合順位 |
スマホプラン |
小容量3GB未満 |
直近3ヵ月 |
ポイント |
|
1位 |
HISモバイル |
4位 |
1位 |
5.pt |
|
2位 |
BB.exciteモバイル |
1位 |
5位 |
6.pt |
|
3位 |
nuro mobile |
2位 |
6位 |
8.pt |
|
3位 |
IIJmio |
5位 |
3位 |
8.pt |
|
3位 |
mineo |
6位 |
2位 |
8.pt |
|
6位 |
LIBMO |
3位 |
7位 |
10.pt |
|
7位 |
J:COM MOBILE |
7位 |
8位 |
15.pt |
|
1MB単価順位をポイント換算+ダウンロード速度順位をポイント換算した総合順位 |
||||
「HISモバイル」
(出典:HISモバイル)
最もユーザーの多い小容量プランの括りでは、最も「安く」て「速い」のは「HISモバイル」になりました。
特に1GB未満利用のユーザーには、安価に提供されていて通信速度も速く、100MB未満の利用なら月額280円でスマートフォンを維持できます。
電話通話メインで利用中なら、かけ放題も安価にコスパ良く利用できます。
| 容量 | 料金 | 6分かけ放題 |
| 100MB | 280円 | 500円 |
| 1GB | 550円 | 500円 |
| 3GB | 770円 | 500円 |
| 7GB | 990円 | 500円 |
| 10GB | 1,340円 | 500円 |
| 20GB | 2,090円 | 6分かけ放題込み |
| 30GB | 2,970円 |
中容量プラン 総合ランキング 1位「HISモバイル」
| 総合順位 | スマホプラン | 中容量 3GB-10GB |
直近3ヵ月 ダウンロード速度 |
ポイント |
| 1位 | HISモバイル | 2位 | 1位 | 3.pt |
| 2位 | y.u mobile | 1位 | 4位 | 5.pt |
| 3位 | IIJmio | 3位 | 3位 | 6.pt |
| 4位 | BB.exciteモバイル | 4位 | 5位 | 9.pt |
| 4位 | mineo | 7位 | 2位 | 9.pt |
| 6位 | nuro mobile | 5位 | 6位 | 11.pt |
| 7位 | LIBMO | 6位 | 7位 | 13.pt |
| 8位 | J:COM MOBILE | 8位 | 8位 | 16.pt |
| 1MB単価順位をポイント換算+ダウンロード速度順位をポイント換算した総合順位 | ||||
「HISモバイル」
(出典:HISモバイル)
10GBまでの中容量でも、総合1位は「HISモバイル」になりました。小容量に強みがあるという認識以上に、中容量ではコスパの良さでランキング順位を上げていて、圧倒的な通信速度の速さとの合わせ技で盤石な1位と言えます。
| 容量 | 料金 |
| 100MB | 280円 |
| 1GB | 550円 |
| 3GB | 770円 |
| 7GB | 990円 |
| 10GB | 1,340円 |
| 20GB | 2,090円 |
| 30GB | 2,970円 |
2026年4月6日10:00まで「春の半額祭り」キャンペーン開催中
〇はじめてのスマホキャンペーン
18歳未満の方の初回事務手数料が半額(3,300円 → 1,650円)
〇友達・家族紹介割キャンペーン
HISモバイルを紹介した方はAmazonギフト券1,000円分
HISモバイルを紹介された方は契約事務手数料が半額(3,300円 → 1,650円)
〇パカパカ携帯プレゼントキャンペーン
「自由自在2.0プラン+完全通話かけ放題」の契約で
(出典:HISモバイル)
AQUOS SH-01Jリユース品(通常価格11,000円)をプレゼント
「自由自在2.0プラン+端末」の契約で
(出典:HISモバイル)
DIGNO ケータイ2 701KC 未使用品(通常価格7,700円)が半額
「安心」「高品質」「安い」中古スマホ
(出典:HISモバイル)
程度の良い保証付き中古スマホも取り扱っています。
大容量プラン 総合ランキング 1位「IIJmio」
|
総合順位 |
スマホプラン |
大容量 |
直近3ヵ月 |
ポイント |
|
1位 |
1位 |
3位 |
4.pt |
|
|
2位 |
3位 |
2位 |
5.pt |
|
|
3位 |
5位 |
1位 |
6.pt |
|
|
4位 |
2位 |
7位 |
9.pt |
|
|
4位 |
4位 |
6位 |
10.pt |
|
|
6位 |
7位 |
4位 |
11.pt |
|
|
7位 |
8位 |
5位 |
13.pt |
|
|
8位 |
6位 |
8位 |
14.pt |
|
|
1MB単価順位をポイント換算+ダウンロード速度順位をポイント換算した総合順位 |
||||
「IIJmio」
10GB以上の格安SIMで、「安さ」と「速さ」で総合1位になったのは「IIJmio」です。
老舗らしいバランスの良さで、コスパ良く大きなギガ容量を利用できます。
家族で2回線以上を利用すれば、安価な月額料金からさらに「家族割」として100円が引かれます。
|
容量 |
料金 |
2回線以上 |
|
2GB |
850円 |
750円 |
|
5GB |
950円 |
850円 |
|
10GB |
1,400円 |
1,300円 |
|
15GB |
1,600円 |
1,500円 |
|
25GB |
2,000円 |
1,900円 |
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35GB |
2,400円 |
2,300円 |
|
45GB |
3,300円 |
3,200円 |
|
55GB |
3,900円 |
3,800円 |
IIJmioでは豊富なスマホ本体も販売されていて、お得に購入できます。
現在使っている電話番号は乗り換え後も「MNP」で利用できます

新しいスマホプランに乗り換えても「MNP」の制度を利用することで、現在使っている電話番号が乗り換え先でも利用することができます。
MNPとは?その利用方法とは?

(出典:総務省)
「MNP」はMobile Number Portabilityの頭文字を省略した表記で、利用している通信会社から別の通信会社に乗り換えても、現在利用している電話番号を継続してりようできる制度です。
基本的なMNPの利用方法としては、現在契約している通信会社に対して「MNP予約番号」を請求して、乗り換え先の通信会社に入手したMNP予約番号を伝えて契約することで、乗り換え先のスマホプランでも同じ電話番号が利用できます。
現在利用している通信会社に解約手続きは必要が無く、新しい通信会社の開通手続きをすれば回線が切り替わり、自動的に使っていた通信会社は解約されます。
「MNP予約番号を請求するということは解約するということだから、請求したら引き留められたりするのかなぁ?」という懸念をお持ちの方、心配ご無用です。通信会社にとっては大事なユーザーが流出するわけですから、引き留め工作を講じるケースが無いとは言えません。しかし、ユーザーからMNP予約番号が請求されたら、通信事業者は拒んではいけないルールになっています。
MNP予約番号の入手先
現在契約している通信会社に請求するだけで、簡単にMNP予約番号は入手できます。一例として、通信キャリア(MNP)4社のMNP予約番号の入手先を以下に記します。
ドコモでMNP予約番号収得
| MNP予約受付窓口 | 受付時間 | |
| 携帯電話 | [ドコモの携帯電話から] 151(無料) | 9:00~20:00 |
| 一般電話 | 0120-800-000 | 9:00~20:00 |
| Web | My docomo → 契約内容・手続き → よく利用される項目 → ドコモオンライン手続き | 9:00~21:30 |
| 店頭 | ドコモショップ | 店舗によって異なる |
auでMNP予約番号収得
| MNP予約受付窓口 | 受付時間 | |
| 携帯電話・一般電話 | 0077-75470(無料) | 9:00~20:00 |
| Web | ■携帯電話 | 9:00~20:00 |
| Ezweb TOP → auお客様サポート → 申し込む/変更する → 携帯電話番号ポータビリティ(MNP) | ||
| ■スマートフォン・パソコン | 9:00~20:00 | |
| My au TOP → スマートフォン・携帯電話 → ご契約内容/手続き → お問い合わせ/お手続き → MNPご予約 | ||
| 店頭 | auショップ / トヨタ au取扱店(一部除く) | 店舗によって異なる |
ソフトバンクでMNP予約番号収得
| MNP予約受付窓口 | 受付時間 | |
| 携帯電話 | *5533 | 9:00~20:00 |
| 一般電話 | 0800-100-5533 | 9:00~20:00 |
| Yahoo!ケータイ | TOP → My Softbank → 各種変更手続き → MNP予約関連手続き | 9:00~20:00 |
| Web | My Softbank → モバイル → サポート → 料金・ご契約関連 → ご契約内容の確認・変更 | 9:00~20:00 |
| 店頭 | ソフトバンクショップ | 店舗によって異なる |
楽天モバイルでMNP予約番号収得
| MNP予約受付窓口 | 受付時間 | |
| Web | my 楽天モバイル→ 契約プラン → その他のお手続き → 各種手続きへ進む → 他社へのお乗り換え → MNP予約番号を発行する | 24時間 |
MNPの注意点
MNPを行う場合に、注意しておきたい点を簡単にまとめます。
有効期限
MNP予約番号は10桁の数字で、15日間の有効期限があり、乗り換え先の通信会社によって、契約時に必要な有効期限が残っている必要があります。概ね7日から10日以上は有効期限があるうちに、乗り換え先の通信会社に提示してください。
有効期限が経過したMNP予約番号は、自動的に無効になります。有効期限が経過した場合や、新しい乗り換え先の通信会社で残り有効期限が足らないと言われたら、再度使っていた通信会社にMNP予約番号を請求してください。再度の請求をしても費用はかかりません。
異なる名義でMNPはできない
MNPをする場合は、乗り換え先での契約名義と元の通信会社の契約名義は同一になります。たとえば、親が契約して子が使っていたスマホプランをMNPで子どもの契約にすることはできず、現在の親契約のスマホプランを子ども契約に名義変更を行ってから、MNPを行う必要があります。
元の通信会社で使用していたメールアドレスは原則利用できない
通信会社で利用していたメールアドレス(×××@docomo.ne.jpなど)は、MNPで乗り換え後には原則として利用ができなくなります。「キャリアメール持ち運びサービス」を利用すれば、乗り換え後も使っていたメールアドレスの利用はできますが、毎月330円程度の支払いをする必要がありコストがかかります。事前に利用していた通信会社のメールアドレスを、gmailなどのフリーメールに変更しておく作業を進めておけば、今後さらに乗り換える機会が生じても問題ありません。
ワンストップならさらに簡単乗り換えが可能

(出典:総務省)
電話番号を乗り換え後も利用する「MNP」は、原則としてここまで見てきたように、利用していた通信会社にMNP予約番号を請求した後に、新たな通信会社に提示して申し込む手順が必要でしたが、2023年5月から新たに「ワンストップ」方式がスタートして、さらに簡単にMNPが利用できるようになりました。
ワンストップ方式MNPとは?
ワンストップ方式のMNPとは、事前にMNP予約番号を利用している通信会社から取得する必要が無く、新たに乗り換える通信会社にMNPで乗り換える契約をするだけで、同じ場電話番号が乗り換え先でも利用ができるものです。
ワンストップ方式でMNPができるのはオンラインのみ
ワンストップ方式のMNPは、店頭の対面方式での契約はできません。オンラインのみの対応になっています。
元の通信会社と乗り換え先がワンストップ方式に対応している必要がある
ワンストップ方式のMNPが利用できるのは、利用していた通信会社と乗り換え先の通信会社の両方が、ワンストップ方式に対応している必要があります。どちらか一方でも対応していない場合は、先述のMNP予約番号を取得して行う必要があります。通信キャリア4社は全てワンストップ方式に対応しています。1,700社以上ある格安SIMでは、対応している事業者は限られているのが現状です。
| 2026年3月時点でワンストップ方式に対応している通信会社 | |
| サービス名 | 備考 |
| 通信キャリア(MNO) | |
| NTTドコモ | eximo・irumoなど含む |
| ahamo | |
| au | |
| UQ mobile | |
| povo | |
| ソフトバンク | |
| ワイモバイル | |
| LINEMO | |
| 楽天モバイル | 楽天最強プラン |
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